pafa’s 研究所

仕事上での悩みや人間関係、モチベーションの保ち方、社員教育等、職場での見識を深めるブログ

行動したくない、何も考えたくない、誰とも会いたくない。無職でも安心して良い期間。

こんにちは、パファです。

 

 

モラトリアムという人間の成長過程の話しです。

人によって心の変化がすぐに受け入れられる人と、時間がかかってその間イライラや落ち込むが酷く表れたりする人がいます。

それは人の成長過程で反抗期と同じ様に表れる時期なので、心配せず変化して欲しい話しです。

 

 

 

 

 

このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

モラトリアムの期間は辛く苦しい。だが必ずその期間は終わります

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学生から社会人になり、それに伴った考え方が求められる。その変化を受け入れられないと、社会人になってから1度は就職してもその後引きこもってしまう。

私もそうです。そんな方々へお伝えします。

 

引きこもる時は、自信を持って引きこもりましょう。自信を持って引きこもるって変な言い方かもしれませんが。

大丈夫ですって話しです。

 

 

人の成長途中では何もできない期間がある

モラトリアムとは社会人として馴染むまでの、子供からの成長過程。

これは個人差はありますが、誰もが通る道。

 

なぜ成長過程で社会に馴染むまでに時間がかかるのか、なぜ何もしたく無いほど辛く苦しいのか。

私も成長過程で通過してきたので、どんな感じだったのかお伝えしていきます。

 

 

子供の時は本能が強く欲求や感情が色濃く表れる。だから学生時代に喧嘩したり、いじめが起きたりするのが1つの要因。

 

大人になると自分の欲求や感情を抑える働きが強くなる。その本能と抑える感情とがぶつかり合った結果、個性が表れる。という流れを聞いたことがある人もいるでしょう。

 

まさにそのぶつかり合っている期間が、モラトリアム。

目で見えればいいけど見えないから、周りから見るとただ感情的になっているように見える。

 

モラトリアムの期間が落ち着くまで、両親は子供が間違った道に進まないように教育しなければならない。学校時代は先生もいたが、社会人になると両親だけだから。両親も辛い。

 

その欲求や感情をうまく抑えられるようにならないと、大人になってからも欲求や感情に負ける性格になってしまう。

 

ちなみに余談だけど、高齢期になっても再び欲求や感情が強く表れてくる。

 

 

そして欲求や感情をコントロールする力は年齢や育つ環境、教育で左右され、うまく理解できないと気持ちの処理方法が分からずに、心のなかで反発が起こり引きこもってしまう。

 

この欲求や感情を押さえ付けるす心がすぐに育てばいいが、すんなり受け入れられる人もいれば、時間がかかる人もいる。もし時間がかかっても、誰もが必ず通る道だから安心してほしい。

重要なのは何もしたくない辛い期間が特別ではないし、必ず終わりがくるという事を理解してほしい。

 

上の画像のように、蝶のサナギの期間がモラトリアムです。サナギで苦しんだ後に羽化して蝶になれる。

だから辛く苦しい期間はあるけど必ず終わりがある事を知って、苦しんでほしい。

 

 

 

変化している最中は辛く苦しい

 サナギの期間は、何もしていないように見える。

特に社会人になって働いている最中にこの状況になると、何もかもに不満でやる気が起きない。

そしてやる気がないからミスも多く、怒られてさらにやる気を無くす。つまり悪循環の真っ只中。

 

 

残念なことに大人になるとそれ以上に辛く苦しい事が起こるから、後から振り返ると大した状況でないことを理解できる。

 私は20代半ばで管理職に就いたが、退職した後1年弱ほぼ引きこもりの時期があった。

 

辛く苦しい状況よりも、その時に何を考えていたかが記憶にある。あの1年弱で私は大きく変わった。

私は退職してから数ヶ月間、ゲームばかりしていた。6ヶ月くらいもするととりあえず癒やされ、今後の事を考えるようになった。

初めて管理職になって何を学んだかとか、今後どう生きていきたいかとか、今ある私の土台を少し形成した。

そして10ヶ月経つ頃に母親から社会とあまり離れると戻りにくくなると言われて、納得して県外の通信制大学を通いながら再び働くようになった。

 

その時に学んだのが、成長するためには自分と向き合う時間が必要で、できればじっくり時間をかけたほうが熟成されていい成長になること。

急げば未成熟のまままた社会に戻ること。

 

これは20代に限らず、現在の40代でも必要。だからたまにじっくり休んで自分と向き合う時間を大切にしている。

たまたまだけど大腸憩室炎で2度入院したから、その時は仕事を気にせずにゆっくり考えさせてもらった。

怪我の功名というやつです。

 

 

モラトリアムはずっとは続かない

私は20代で1年弱引きこもり、大きく変化できた。

もしそのまま引きこもっていたとしても、そんなに長く引きこもりはしなかったと思う。理由は変化がほしかった。つまり飽きです。

 

私はもともと内向的で、人と接するよりも一人で過ごしている方を好む。それでも飽きがきて、変化が欲しかったから働きに出た。 

そしてその期間決めた事があり、自分の人生だから自分の好きなように生きると決めた。

だから買い物に出たり彼女と遊んでいても、楽しいと思える行動を選んで楽しむという生き方ができることを知った。

 

 

もしこのブログを苦しみの中で読んでくれている人がいたとしたら。

先が見えないのも苦しみの一つ。苦しみを軽くするために、自分で決める事を勧めます。

例えば今無職だとしたら、半年は遊んだ後に今後を考えるから今は一切考えずに遊びまくる。とか。

 

何でも自分の行動の先を決めてしまう。すると楽に生きられる。

いつまでが無いといつその行動をするのかと常に考えてしまい、それがプレッシャーとなる。

 

例えば嫌な人からラインきたとする。ずっと既読無視も気にかかってしかたがない。だからまず返すのか返さないのか自分に対して決めて伝える。返すとしたらいつ返すのか。

それでも嫌いな人からのラインは気になるが、後は決めた時間に返す事を自分に言い聞かせる。そして考えない。

余計な負担は背負わないのが、ストレスをためない方法の一つ。

 

 

もう一つ無職中の期間を決めるメリットがある。両親からあれこれうるさいくらい言われるが、そのプレッシャーを跳ね除けるため。

両親もいつまでも引きこもっているのが心配。いつまで無職という期間が分かれば、いくらか納得できる。その期間を伝えて、それまで関わってほしくないと言う。何も言わずに引きこもっているよりも、期間とその理由を伝えればしぶしぶ納得してくれる。それが親だ。

 

両親からのプレッシャーは痛い所を付いてくるから、本当にイラッとする。それを防ぐためにもこっちの行動だけでも伝えるのが、自分を守ることになる。

 

 

注意してほしい事がある。例えば半年間無職で過ごすと決める。

決めた期限の半年が近くなると、働かなければならないかと焦ってくる。それも焦る必要はないです。

例え明日がその期限の半年だったとしても、期限が切れた明日になったら考えたら良い。まだ期限が切れていないうちから、ありもしない未来に不安を持ってもしかたない。

このコントロールも大人になると必要な思考方法です。

 

そして半年が過ぎて、働く期間に入ったら後は自分を信じて行動するだけ。これまでも多くの苦しみや辛さを経験してきている。その都度乗り越えてきているんだから、今回も間違いなく乗り越えられる。

仮にもしまた苦しくなったら休めばいいんです。

 

 

繰り返しますが、苦しみや悲しみに目を向けるのではなく、サナギの後のきれいな蝶になれる自分に目を向けましょう。

紋白蝶かもしれないし、アゲハ蝶かもしれない。どんな蝶でもサナギから成長する姿は感動です。

 

 

そして成長は30代でも50代でも70代でも、サナギに戻ることは出来ないが、休めば成長できると私は経験して学んだ。(今40代だけど)

 

毎日イライラしたり悲しくなったり感情が揺れた時、不安の先には成長が待っています。

 

応援しています!!

 

 

関連ブログです。

 

pafa.hatenablog.com

 

 前に進むためには、やらない事を決める。余計な事は考えない。

pafa.hatenablog.com

 

 私が通信制大学に通った、個人的な話し。需要があれば‥

pafa.hatenablog.com

 

モラトリアムも通過点です。その先にもあなたの人生は続くので、そっちが大切です。pafa.hatenablog.com

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうござました。

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