疲れた。という理由で逃げて無思考に陥ると、いつまでも辛い状態から抜けられません。
(心身ともに健康状態にある方)
もう一度いいます。疲れた。は逃げです。
行動しか改善はしません。
どうやったら疲れずに済むのか。
今日は入社間もない新人が、仕事を覚えられず辛い思いをしている方向けです。
これまで僕は正社員とパート、アルバイト含めて何十人も採用してきました。
新人が仕事を覚えるまでの差についてお伝えします。
振り返りが気付きを作る
結論です。
その日どんな仕事を学んだか、仕事後に振り返られる人ほど早く覚える傾向にあります。
アナログですが、そのためにはメモをとっておく。
新人は覚える事が多過ぎて、さらに緊張状態は覚えられない。
だから仕事後に頭を整理するためにメモを取る。
仕事中は先輩からあれもこれも教えられて、頭に入りにくいと思います。
ある程度身体が覚えるまでは、緊張と量が多過ぎて覚えられないと仮定しておくと気持ちが楽になります。
つまり
仕事は仕事後に覚える
仕事中は自分の気持ちを楽にさせる
出勤する前の準備と心構えが、覚える期間を短くする傾向にあります。
学びが遅い人の共通点
ここでの結論です。
メモも取らず、終わってから反省もしない。
勉強で言うところの復習です。
仕事が終わったら遊びに行ったり、不平不満を並べて終わる人。
その日に仕事で何を教わったのか、何をしたのか、なぜしたのか、明日はなにをするのか、無策なまま次の日も出勤します。
覚えていないので、また同じ繰り返し。
最悪なのは教わっているのにメモをとっていないので、「教えてもらっていません」と、言い切る事。
失格の烙印を押されます。
覚えが悪いと先輩方に思われて、雰囲気が悪くなる。居づらい…
退勤する時間になって、やっと終わった!解放された!と浮かれる人は残念な人です。
仕事は教わり、自分でも覚えようと努力してこそ、歯車が噛み合ってより早く覚えられます。
一目置かれる人は、帰宅してからでも今日やった事を振り返る行動です。
そしてその行動が先輩や上司は、可愛い姿に見えて味方になってくれます。
自助努力をせず、受け身で教わる新人は期待されず、可愛がってももらえず、放置されて居場所が無くなりやすいです。
疲れに負ける人ほど仕事が覚えられず疲れる
新人は緊張して、精神的に疲れがたまりやすいでしょう。
当然僕も何度か転職してきているので、経験しています。だから気持ちはわかる。
入社した当日は異常な疲れだと思うので、静養するのが正しいと個人的には思います。
しかし入社して3日も経つと、疲れた、は逃げに変わる。
逃げは楽です。
他人や仕事のせいにして、自分は悪くないという無思考で気持ちが楽になりますから。
覚えようと一生懸命な人は2日目以降、疲れの中にも覚えようと眼差しが変わります。
それは自分の不安を解消しようと、覚えるために考えているからです。
不安よりも、疲れの感情が強い人は、注意が必要です。
不安がない人は同僚や先輩が何とかしてくれる。という甘えもあります。
楽になりたければ逃げるな
困難から逃げると、いつまでも克服できないので苦しいままです。
覚えられないなら、覚えるために向き合う。
僕が伝えたメモを取るのは一つの手段で、他にあなたなりにやり方があるかもしれない。
メモを取っても覚えられないなら、それを先輩に相談してもいいと思います。
メモを取っているけど、まだ覚えられない。
覚えるまで教えてほしいという姿勢。
積極的に言葉や行動にできる人は、可愛がられやすいです。
つまり
- 行動する
- 振り返る
- 相談する
- 振り返る(何が原因で、どう改善するか)
を繰り返せる人が望ましい育ち方をしていました。
失敗を恐れず、改善できる人になれ
結論です。
新人だからこそ、失敗できる強みを存分に使え!です。
成長するには行動が必要です。
例えば引き篭もっていると、行動していないので成長できません。
行動には必ず失敗がつきまといます。
日々同じ業務をしても、ミスする事があるように。
行動は失敗のリスクを高めますが、その分行動した結果を得られます。
それが給料に反映されます。
新人のうちは失敗しても、それほど怒られないはずです。
だからどんどん失敗して、間違った行動を変える。
その繰り返しが正しい行動に近づきます。
そして失敗に慣れると、新しい事にも挑戦したくなります。
なぜなら自分の成長を感じられるから。
失敗を恐れず、成長を経験できる人になってください。
どこに入社しても戦力になり、必要とされます。
頑張って!