pafa’s 研究所

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中年の引き篭もりが前向きに行動出来る方法。一歩ずつ解決していく

こんにちは、パファです。

 

 

今日は若い時から引き篭もってしまい、中年になっても働けない方向けです。

 

長く引き篭もってしまうとその生活に慣れてしまい、働く事が怖くなるでしょう。

階段は一歩ずつ上ります。

 

解説します。

 

 

 

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引き篭もり生活は、自分の望んでいる事か

 

長く引き篭もった生活を続けると、現状を変えるには多くの困難があると思います。

過去の恐怖経験や現在の頭の中で膨らみ続ける不安。

 

強い恐怖や不安は行動を抑止します。

僕も一時期引き篭もっていました。

 

引き篭もると言うのは、大多数は家族と同居で食べさせてもらっているかと思います。

 

当たり前ですが両親の方が先に亡くなってしまいます。

だからいずれお金が無くなります。

 

いつかその流れを断ち切らないと、本当に食べていけない日が来る事に目を向けましょう。

そしてその生活を本当に望んでいるのか。

両親に苦労をかけ、心配させ、自分が亡くなった後のあなたの生活まで心配させる生活で良いのでしょうか。

 

だから始めは苦痛と向き合ってください。

苦痛がいずれ行動するエネルギーに変わります。

そしてその苦痛は解決出来ると自分に対して唱えましょう。

 

しかし苦痛と向き合うだけでは、負けます。

また心が折れます。

 

だから自分が働いて得たお金で堂々と好きな生活をしている姿を想像してみましょう。

楽しい事をイメージするんです。

それが第一歩です。

 

 

本心では変えたい気持ちがあるなら、行動に変えられる

 

「このままじゃダメだというのは分かっている」

と思えているのなら、自立へ一歩進んでいます。

 

ですが多くの事が恐怖と不安で、見えない不安に押しつぶされそうなのでしょう。

だから引き篭もって逃げたくなる。

 

少し僕の話しをします。

僕は中小企業で人事をしており、面接も担当しています。

 

僕は無職の期間があったので、そこで面接希望者の差別をしたくないと考えています。 

僕の考え方の一つに「面接希望者のチャンスは平等にあるべき」と決めています。

 

書類選考で落ちて面接すらさせてもらえず、悔しい思いを何度も経験しています。

せめて面接で言い分を聞いてもらった上で落とされたのなら、納得が出来るというのが僕の経験からの持論です。

 

だからどんな方でも面接希望者は、書類選考で落としません。

もれなく全員面接をさせてもらっています。

 

 すると病気で仕事が出来ず長く現場から離れている人や、前職からずいぶん期間の開いている人も面接にきます。

 

おそらくその人にとっては面接に来るのも辛い状況だと僕の経験から推測します。

 

面接に来れる人はほんの一握りで、多くは面接にすら来れない状況かもしれません。

ですが一歩進める人は応援したくなります。

 

ここで一つ引き篭もりの方への面接のポイントです。

 

引き篭もりの期間が長いと話す機会が少ないので、自分の事ばかり優先した考え方になっています。

自分ではなく相手(企業)にとって、自分は何が出来るのかを考えた面接をしましょう。

 

例えば清潔感です。

出来ればスーツが望ましいですが、スーツだから何でも良いというわけでもありません。

清潔感を見せて欲しいんです。

 

つまりフケやシワの入ったスーツでは清潔感は感じません。

むしろスーツではなく、普段着で正装している方が望ましいかもしれません。

 

もしスーツ以外の服で面接に挑むなら、面接開始とともに説明します。

「今日はスーツではありません。申し訳ありませんが、持っていません。その代わり持っている服の中で一番望ましいと思った服で伺いました」

 

会社側はなぜスーツではないのかと必ず疑問に思います。

それを質問される前に伝えるんです。

 

それが相手の気持ちに配慮した行動となります。

スーツでなくても評価は上がります。

 

僕は何人もスーツ以外の服を着た人の面接を受け持った経験があります。

その中でも事前の説明が出来る人は、相手の気持ちを考えられる人だと評価します。 

 

話しを戻します。

 

もし現状ではダメだと感じているのなら、一歩外に出てみましょう。

 

働くと言う意味ではなく、本当に一歩です。

しかも夜中の人がいない時間帯からで大丈夫です。

 

 

行動は小さな一歩から

 

長く引き篭もっていると人と接するのが嫌だと思います。

なので人が少ない時間帯の夜中や早朝に外へ一歩出てみましょう。

 

コンビニでもいいですし、ただ一歩からでも良いです。

外に出る行動から自分が変わっていけます。

 

そして慣れるまで継続してみましょう。

一歩から二歩、三歩から散歩。

 

もし人の目が怖いなら怪しすぎない程度で帽子をかぶったり、なるべく肌を出さない格好が望ましいです。

 

 

行動を変えていく

 

もし夜間や早朝の散歩に慣れてきたら、日中出かけてみましょう。

同様に一歩からでも良いです。

 

そして散歩まで継続してみます。

ここまで来るのにも長い時間がかかるかもしれません。

 

理由は、すぐには人の気持ちは変わりません。

おそらくとても辛く苦しい思いをするでしょう。

 

しかし理解して欲しい事があります。

社会に出ると、全員例外なく嫌な思いを誰もがします。

 

それを今から経験して慣れてください。

その苦しい経験が、今後働いた時の耐える力に結びついています。

 

 

自信をつけて社会復帰が目的

 

毎日散歩する事は苦痛でしょう。

しかし次に散歩を楽しくする目標を持ちましょう。

 

いや散歩は楽しくするが目標です。

 

嫌な事へは一切関わらない。

楽しいと感じた場所に行きましょう。

 

例えば美女(イケメン)を見に町を歩くとか、好きな食べ物を食べに行くとか、楽しむ事を目標にします。

 

これも働いた時に活かされます。

毎日楽しくもなく働くのは苦痛です。

その苦痛の職場で、自分なりの楽しみを見つけるんです。

 

これは人それぞれ違います。

異性を見つける人や、昇進や昇給を目指す人、プライベートを充実させるために無心で働く人とか。

 

最初は自分が楽しい事をするために働くんです。

だから散歩の中から、自分の楽しみを探して行動を楽しくさせてみましょう。

 

 

働くのは短時間のアルバイトから

 

もしこのまま順調に外に出る事に抵抗が無くなったら、次は働きます。

いきなり働くのはとても強い緊張と苦痛、抵抗感や嫌悪感が伴うでしょう。

 

だから短時間から始めます。

例えば2時間くらいの仕事です。

 

僕も引き篭もって、社会復帰する際に一番最初はニトリでの3時間のバイトでした。

おっかなびっくりで面接し、たった半年で自給が200円以上上がったので自信を取り戻しました。

 

 

周囲の評価に耳を傾けない

 

現実的に無職の期間が長ければ、企業側は採用に至らない事もあるでしょう。

だからバイトからという意味もあります。

社員では無理でもバイトなら、採用してくれやすくなります。

 

バイトを申し込む時に大切な事があります。

自分の無職の時代を自分で否定しないでください。

 

自信を持って「無職でしたが?何か悪いですか?」

ここまで強気でなくても良いですが、自分を否定する必要はありません。

 

相手の評価を気にして自分を否定する。

自分を大切に出来ないと、また引き篭もるきっかけになりえます。

 

相手の評価より自分の過去を否定せず、自信を持って伝えましょう。

落ちたら、それで良かったんです。

いずれ自分に相応しい会社にめぐり合うための、選別です。

 

俺を落としたのは後悔するよ。

くらいの姿勢でいきましょう。

 

 

出来ないものは出来ないそれで良い

 

やっと就職まで漕ぎ着けたとしましょう。

そこでも重要な事があります。

 

無職の期間が長いと、簡単には周囲の人と溶け込めなかったり仕事が覚えられません。

覚えれないのは仕方ありません。

 

だから変えられない過去を後悔したり、自分を責めたりするのではなく、前向きにいきましょう。

 

出来ない事は無理せず出来ないと言う。

何を言われても出来ないものは出来ない。

 

しかし出来ない事を放置してはダメです。

現状のままだと解雇されてしまうかもしれません。

 

つまり「今はできませんが、これから努力して覚えます」。

が望ましい答えです。

 

もし働いた時に年下上司や先輩に言われたら、とても悔しいでしょう。

嫌な思いをします。

ですが、そこから這い上がるだけの話です。

 

苦痛を感じながら散歩が出来た成功体験を思い出しましょう。

自分には出来ると信じるんです。

 

僕は30代の時、対人恐怖症とうつ病を発症させました。

いつまた発症するか分かりません。

すると引き篭もる可能性もあります。

 

引きこもりは誰もがなり得ます。

一歩ずつ目の前の事を全力で楽しんで、解決していきましょう。

 

 

今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

あなたの明日は今日よりも苦難が減り、より多くのチャンスと幸福に恵まれた1日になるように。

また明日。

 

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