pafa’s 研究所

仕事上での悩みや人間関係、モチベーションの保ち方、社員教育等、職場での見識を深めるブログ

管理職ですぐ過ちを認め、謝れる人は人徳者。出来る人は少ない

こんにちはパファです。

 

 

 

今日は管理職の方へお伝えします。

部下が失敗すると、怒って覚えさせる改善・教育の仕方を取る人が多いです。

逆に、あなたが失敗して部下にミスをした場合、あなたは迷惑をかけた部下へも謝罪出来ますか。

 

頭では理解していても、普段の疲れや精神的な追い込まれ方から謝る気持ちになれなくないですか。

 

今日はストレスの塊である管理職が、謝罪する話しをします。

 

 

 

 

 

 

パート、アルバイト、一般社員、若手管理職、若手社長へ私の経験を踏まえてお伝えします。

あなたの努力が1歩でも成功につながる事を応援しています。

そして日本の企業が世界一と言われる日を目指すブログです。

 

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直ちに過ちを認められる器の大きさ

管理職が謝るのはハードルが高いですよね。

社員だった時代は上司に仕事を教わっていたから、間違えば謝るしかなかった。

ですが管理職となり、部下やチームの責任はあなたがとらないとならない。

 

謝るとは、非を認めるということ。

つまり自分(チームや部下の責任を取る)が失敗しました。と公言することです。

すると責任を負う事になる。

すると自分の評価が下がる。

 

毎日残業をして部下のミスを拭って教育し、社長からは圧力をかけられ、愚痴をこぼせる相手がいない。

孤独。

 

家に帰るのはいつも深夜で、温かいごはんを食べる事がない。

奥さんからも家の家事を手伝え、育児をしろと責められ、ゆっくり休む暇もない。

たまに飲みに行っても、多くは接待のような形でゆっくり楽しむ酒なんて飲む暇もない。

 

「これだけ頑張っているのに俺が謝るなんておかしいだろ!」

 

 

だから職場で部下が失敗しようものなら、どうしても日頃の溜まっている鬱憤を放出してしまう。

出したくなくてもつい感情的になってしまう。

 

そんな日々を送っていませんか。

 

それでも休むわけにも行かず、下手したらサービス残業や休日出勤、夜中に呼び出されるなんて日もあるかもしれない。

 

ゆっくり休める日がなく、いつも部下からの失敗や突き上げの小言、社長からの圧力にさらされて息苦しくなる。

やる気も起きなくなりますよね。

辞めたくなりますよね。

 

分かります。

僕も職場では誰よりも早く出勤し、1番最後まで残っています。

(最近はずいぶん減りましたが)

部下がやらかすと、僕が社長に謝罪して怒られる。

どういう教え方をしたんだと。

時には降格や降給処分を僕から部下へ伝える時もある。

 

まぁ、管理職とは心をすり減らす立場ですよね。

 

 

日々そんな状態にある管理職が、失敗したからと部下から責められる。

内心は「いつも俺がフォローしてやっているだろう。それくらい自分たちでなんとかしろよ!」

と怒鳴りたくもなります。

 

部下のフォローは管理職。

管理職のフォローは自分。

だからといって給料はそれほど社員と変わらない。

「バカくさ」

ってなります。

 

 

つまり管理職は常に追い込まれている状態で、心に余裕がない。

その時に失敗したからと責められるとキレたくもなります。

 

だから心の余裕を持つ方法を会得しましょう。

 

 

 

気持ちに余裕がないと謝れない

精神的に追い詰められていると、キレやすくなる話をしました。

僕はかなり温厚な性格です。

怒る時は、意図して叱ります。

「キレる」というのは、もう何十年も経験していません。

 

もともとの性格から怒らないのと、キレる前に自分で落ち着ける術を持っているからです。

 

相手がキレる状態をこれまで何十回、何百回と対応してきました。

こっちが冷静に対応すると相手はバカにされたように思いさらに激昂するか、惨めな気分になって落ち着くかのどちらかです。

どっちに転んでも感情的になった方の負けです。

意図して怒る人は手強いですが。

 

 

基本的にどんな状況でも冷静になること。

それが最善の方法を選択する1つの重要な状態です。

 

どんなに忙しくて社長や部下に仕事を増やされても、奥さんに冷たい態度を取られても、子供の反抗期で蹴られたりしても。

 

イライラがつのると、すぐに周囲にその感情が伝わります。

すると修正できるはずの事でも、悪い雰囲気が修正を出来なくさせます。

 

感情に任せて暴れた後は、言い過ぎたと凹みながら反省するしかありません。

そして周囲の人は非難し始めます。

「あの人はキレるんだ」

「部下の言い分も聞いてくれない人なんだね。話しにくい人だね」

「キレられるのが嫌だから関わりたくない」

となって話は膨らんでいき、部下の心は離れていきます。

たった1回キレるだけでです。

 

だからキレないように心の余裕が必要なんです。

 

忘れるという言葉があります。

「心」を「亡くす」とかいて忘れる。

 

余裕を作るには嫌な気持ちを忘れる行動を取れば良いんです。

 

 

 

心の余裕の作り方

忘れるとは、心を亡くすと書くことをお伝えしました。

 

常に冷静であり続けるためには、瞬間に湧き上がる感情を亡くす必要があります。

しかし人間ですから感情を抑える事はできません。

だから湧き上がった感情を忘れる努力が必要なんです。

 

余裕のない精神状態の時に、イラッとする出来事に見舞われる。

この余裕のない精神状態で受けるとイラッとするのは回避出来ません。

 

それ以前の、余裕のない精神状態を変えていく必要があります。

気持ちに余裕があると感情的になってもすぐに切り替えられるからです。

 

特に真面目な人ほど一生懸命働きそれが精神を疲弊させ、余裕のない精神状態を作り上げてしまいます。

 

 

では心の余裕の作り方です。

いくつかありますが、そのうちの1つ。

責任は負いますが、仕事を丸投げしてしまえば良いんです。

 

例えば部下に与えた仕事。

もう管理せず、すべて任せる。

失敗したら失敗したあとの対応も任せる。

ただ全責任は管理者であるあなたが取る。

 

例えば自宅でもそう。

家の事は奥さんに全部任せる。

家事の仕方はあなたと奥さんでは違う所もあるでしょう。

だから不満も持ってしまう。

だがそれでも任せる。

 

ポイントは、部下にしろ奥さんにしろはっきりと「責任は取るが、任せる」

と伝える事が重要です。

 

「任せる」とは、信頼している証拠です。

部下は仕事に責任感を持ち、やる気が芽生えます。

奥さんはあなたに手伝ってもらえないイライラが軽減します。

なぜなら家事を任せて、必要ならば奥さんの指示に従う事も合わせて伝えるからです。

それが「任せる」つまりあなたの事もうまく使ってほしいという意味です。

 

部下や奥さんに「信頼しているから好きなようにやって」と伝えるんです。

 

すると一生懸命やってくれます。

そしてあなたは本当に任せて、報告だけ受けて管理します。

部下がちゃんと仕事を終えるか不安が強いと思いますが、それが信頼です。

 

「問題が起きたら相談して」とだけ伝えて、あとは勇気を持って任せる。

するとあなたに時間が出来ます。

その出来た時間で、もし部下が失敗したらどう責任を取るか決めましょう。

 

そして時間が出来るということは、あらゆる事を想定したり方向性を決められます。

方向性や対応を事前に決めておくことは不安が減っていきます。

それが心の余裕につながっていきます。

 

日々仕事に忙殺され、忙しさのあまり確認を怠りミスをする。

そんな疲弊する日々を送るくらいだったら、部下が努力して出来る仕事は任せる。

すると目配せと気配せの範囲が広がる。

 

 

心の余裕は自分で作る事ができます。

自分で仕事を増やして余裕のない状態を作るより、人に任せるものは任せる。

出来た時間で自分の心のケア(不安を消していく)に時間を当てるのが望ましいです。

 

社長に言われたままに仕事を増やすよりも、部下に仕事を任せて減らす行動にも目を向けましょう。

それがあなたのためです。

 

 

僕も管理職です。

会社は違いますが、管理職の業務を一緒に頑張りましょう。

応援しています。

 

 

 

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今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

あなたの明日が今日よりも素敵で、より多くのチャンスに恵まれた1日になるように。

また明日。

 

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