こんにちはパファです。
今日は伝わった意味が意図した事ではなく、人とトラブルになってしまった方向けです。
誰でも生きていたら、「そういうつもりはない」という言葉を発した事があるでしょう。
全然そういうつもりはなかったのに、裏切られたと言われた。
時間はかかりますが、回復できます。
パート、アルバイト、一般社員、若手管理職、若手社長へ私の経験を踏まえてお伝えします。
あなたの努力が1歩でも成功につながる事を応援しています。
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裏切られたと思っているのは相手。相手の気持ちを優先
前提の話しです。
相手から「裏切られた」と言われたり思われた事に対して、関係を修復させたい人への内容となります。
そのまま関係を終わらせたい方であれば、今日のブログは参考にはなりません。
今日の内容を理解して頂くと、関係を修復するのが面倒くさいと理解できます。
だから意図せず「裏切った」状態にならないよう思考するようにもなれます。
では面倒くさい修復方をお伝えしていきます。
絶対許してもらえると思うな
僕は以前起業した時、友人を誘って始めました。
始める前は夢や希望を多く語りましたが、現実は甘くなくその友人に給料を支払えませんでした(倒産させてから数年かけて支払いました)。
当時の友人からは「裏切られた」と何度も何度も数え切れない程激昂され、物を投げられたり暴言暴力までされましたが、何も言えず罪悪感しかありませんでした。
僕は意図的ではないにしろ裏切ったと言われて初めて「裏切り行為」だったんだと理解しましした。
言いたいことはあったけど、一切言わずとにかく謝罪しまくった。
謝罪した理由は僕がいくら言い訳しても結果的に「給料をほとんど払えなかったのは事実」だから。
そしていくら謝罪しても事態が回復しないと、相手からしたら怒りは収まりません。
事態が回復しない私の行動は、行動していない事になります。
つまり結果が伴わない苦労は相手にしたら知ったことではない。
とにかく結果がほしいだけ。
これも倒産させて初めて相手がこう感じると理解できました。
私のように裏切ろうとした意図はなくても相手から「裏切り」と言われたら、まずは認めましょう。
そこで言い訳したり、反論したらお互い感情的になります。
仮に相手の認識が間違っていて訂正するとしても、最初は謝罪しないと聞く耳を持ってくれません。
相手が聞いてくれるまでムキになって言い訳して相手が折れると、あなたからは友達が少なくとも1人減ることになります。
何に謝るのか。
不快な気持ちにさせた事に対して、先に謝罪しましょう。
その上で、事実を伝えます。
あなたが裏切りと思っていなくても相手がそう感じているのなら、そうなんです。
最近よく耳にするパワハラも同様。
上司は教育の一環で教えていた「つもり」が、部下からするとパワハラ。
今の時代は捉える側がそう感じたら、そうなんです。
だから自分基準の視点しか持っていなければ、相手から裏切りやパワハラと言われる可能性はあります。
セクハラも同様です。
女性部下とのコミュニケーションの「つもり」が、セクハラと捉えられる。
言い訳するな謝罪しろ
僕が起業したのは30代でしたが、いくらか社会経験を積んでから挑戦しました。
そこで学んだのが「失敗に言い訳をする人は評価されない」ことです。
もし相手が認識している事と、事実に相違があるなら訂正しなければなりません。
しかし感情的になっている相手をコントロールしてこそ、あなたの器の大きさが出ます。
一緒になって言い合っていたら、あなたも器の小さい人です。
会話の最中でも同様です。
もし相手が激昂し始めたら一旦こちらからの主張を抑えて、相手が言いたいことを言い尽くさせて落ち着いてからです。
そして訂正するにしても、どこが間違っているのか明確にしましょう。
曖昧な言葉はさらに相手を激昂させます。
どこの部分がどう違うのか。
なぜ違って伝わったのか、推測でもいいから説明しましょう。
僕も経験してきましたが、10代や20代の頃が1番相手を勘違いさせる言葉を発言してしまいます。
理由は自分本位だから。
1つの発言で相手がどう感じるのかが、まだ経験が浅くて分かりません。
だから相手がイラッとする言葉を平気で言ったりしやすいです。
僕も経験があります。
初対面の相手に対して、自分よりも立場が下だと思った相手に年上でもタメ口を使っていました。
さらに10代20代では相手の怒りを許容できず、自分の怒りを抑えきれず怒鳴り返したりしてしまう。
そういう行動もダメです。
相手からの信用は無くなります。
繰り返します。
言い分があるのなら、相手を落ち着けてから伝えましょう。
今はとにかく謝罪して、「今後の行動」で見返しましょう。
信頼回復には時間がかかる
1度信頼を失うと回復するまでにとても時間がかかります。
「裏切られた」まで言われると1年くらいは普通にかかりますし、もしかしたら距離を置かれたままになる事もあります。
なぜ1年なのかというと、裏切られてから2~3ヶ月は会話もしてくれない。
次に挨拶程度するようになり、やっと半年くらいからまた話し始めますが、信頼はしていません。
さらに半年経過することで、やっと僅かな信用が溜まっている程度です。
私の経験と、これまで見てきた私の部下たちの状況からの経験則です。
もしそれよりも短く信頼回復が出来たとしたら、相手の器の大きさと考えましょう。
決して「自分の努力の結果」と思わないように。
結局何も学んでいません。
自分が取った行動で、結果的に相手を怒らせてしまう。
相手を責めた所で回復はしない。
回復させるためには口ではなく行動で回復させなければならない。
なぜなら行動で失敗したのなら、行動で解決するしかない。
相手に信用してもらう行動とは、相手の利益になる行動です。
利益とはお金だけではなく、相手が困っていて解決したい問題等です。
これをあなたから率先して解決できると、相手からの信用は少し上がります。
僕が以前困っている人に対してこんな行動を取りました。
僕の知人から、
「友人で困っている人がいる。どうしても◯月◯日に◯市(私の住む市の隣の市)でポスティングをしたいけど人がいない」と相談されました。
僕はその日の午前中であれば時間があったので、見ず知らずの知人の友人のために隣の市へ行きました。
その後、その知人の友人は起業したての出版社の社長だと聞き、それからずっと「あの時の事は忘れません」と感謝されています。
そして僕が起業したときに事業を応援してくださり、ポスティングで使った時間の何十倍、何百倍も後からビジネスで返して頂けました。
僕はたまたま時間があって、近くに困っている人がいたから手伝った程度です。
その時は見返りも一切求めていませんでした。
それが後から生きた話しです。
お笑い芸人キングコングの西野さんも著書「新世界」で仰っていました。
信用を稼ぐのが、お金を稼ぐよりもお金になる、貯信時代だと。
参考文献
私が信用を稼いだ経験を、西野さんが言葉で明確に納得させてくれた。
たまたま僕は信用を先に出したから、その後も僕への信用は減らなかった。
そして信用を得ると人は恩義を感じてくれるのを初めて体験できました。
裏切ってしまった相手へは、見返りはもちろん求めずに信用を稼ぎまくりましょう。
そこから復活できたら強い絆になります。
ですがこの面倒くさい行動を取るのは身も心も疲れるので、裏切られたと言われない行動を取りましょう。
関連ブログです。
もし恩を受けたら必ず忘れずに返す。恩を返せない人は、人が離れる。
意図的でもなく裏切ったと言われたら謝る。謝れない人へは人は離れる。
言ったから伝わったはイコールではない。伝わったか確認しないと、トラブルになる。
今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました。
あなたの明日は今日よりも苦難が減り、より多くのチャンスと幸福に恵まれた1日になるように。
また明日。