こんにちは、パファです。
このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。
少しでも参考になれば幸いです。
私が所属する会社に、20代女性パートさんで説明が下手すぎる方がいます。
下手なのは今後直す事もできますし、聞く側で修正すれば今は問題ありません。
しかし、自己中や能力不足と感じさせる言い方は問題あります。もしこのブログを見て頂いて、思いある節があれば意識して変えていきましょう。
問題は伝え方より、何が伝わったか。特に自己中は深刻です
結論です。
このブログの私の文章力は壊滅級ですが、ポジティブな感じは伝わっていると思います。私は人に元気とモチベーションを届けたいです。
このように伝え方は残念でも、相手に何を伝えたいかなんです。
タレントの出川さんが外国で言葉が通じなくても、気持ちが伝わる感じですね。
繰り返します。どう伝えるかではありません。どう伝わったかなんです。
例えばAという物事を伝えようとします。いくら伝え方を学んでも、相手がBと捉えたらそれはBなんです。あなたの伝え方がBだったんです。
また、怒っている人がAについて説明しても、受け取る側は「怒っていて怖い」という印象しかなく、何を説明されたかわかりません。結果は何も伝わらないです。
どう伝えるかよりも、相手に「どう伝わったか」を感じ、聞かないとなりません。
あなたが何を学んでどう伝えようとしたかなんて、相手にしたらどうでもいいのです。仮に印象悪く伝わると、あなたにその気がなくても相手はあなたの悪口を言う可能性すらでます。
相手が悪いのではありません。相手を変えることはできないので、どう伝わったかを必ず意識して確認しましょう。自分のためです。
今回の内容。
①あなたの気持ちを相手に感じてもらう
②シンプルに端的に事実だけ伝える
③主観を伝える
④あなたの希望を伝える
この順序で話すと、自己中とも能力が無いとも取られません。
私の経験上、感情的になりやすい人は強く意識しないと怒ってしまうので、相手に伝わりにくいです。
①あなたの気持ちを相手に感じてもらう
友達や同僚と話をする時は、気を遣わずに楽しく会話しますよね。一方、上司に報告する場合は、淡々と伝えます。
このように日常的な会話であれば問題ありませんが、思い通りにならなかった仕事を伝える時は緊張すると思います。さらに仕事で失敗し、確実に怒られる場合も報告はしたくありませんよね。
そんなトラブルが起きた場合の最初の伝え方です。
私の実際体験した話しをします。
私の会社と他社A社が、他社B社によって大きな損害を受けました。私が全て丸く収めた体験です。
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私が所属する会社とA社、B社の3社で一つのプロジェクトを行いました。B社が大きな失態を犯してしまい、プロジェクトが中止となりました。
B社から当然謝罪はありましたが、A社と私の会社は損害を被りました。B社から全額保証までは無理だったので、どこまでお金を補填してもらえるか、私の会社とA社で争う雰囲気が漂いました。
A社の担当もお金が絡んでしまい、かなり怒っています。私も同様ですが、逆にチャンスだと私は捉えました。A社の担当は頭に血が上り、先に進める力はありません。だから主導権を私がとって、次のプロジェクトに進めていこうと決めました。
私からA社の担当に連絡し、まず第一声「揉めるつもりはありません。お互い納得できる落とし所を話し合いましょう」から始まりました。
敵意が無い事を先に伝えたから、最初は興奮気味であったA社の担当も気分が落ち着きます。
敵対しない場合は、伝えたい内容の一つひとつの後に伝わったか確認しましょう。
「私の言っている内容わかりましたか」「わからない部分はありませんか」等、間違いなく伝わっているか聞きましょう。
うんうん頷いていて、実際さっぱり理解していない人なんてザラにいます。私も実は若い頃そうでした。必ずどこまで理解できたか、聞いてください。
さらに先に話しかけるという行動は、相手に誠意を見せるということです。
多くの日本人は「相手からの連絡を待ちます」ここがポイントです。先に行動するのは勇気が入りますし、負けた気持ちになりやすいです。
私にしたらそんな些細な気持ちはどうでもよく、最後に私が指揮して納得できる形に持っていく方がよほど気持ちが良いです。
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話しを戻します。
先にあなたの気持ちを、言葉や態度で正確に示しましょう。
争うつもりがない、嫌い、不快に思っている、信用できない、◯◯さんは信用できるがあなたの会社は信用できない。
これらの言葉は私が実際に言ってきた言葉です。逆に私が言われた事も数え切れない程あります。
はっきり伝えるから相手は私がどう思っているのか、把握してくれます。
言わなくても通じるなんて昭和初期の思想は止めましょう。きちんと自分の言葉であなたの気持ちを伝えるんです。
②シンプルに端的に、事実だけを伝える
これができない人が多いです。
人は感情を持ち合わせていますから、行動にも感情があります。
自分の行動は正当性を持っていますし、相手の行動は理由がわからないから不快感があります。これが基本的な人の感情だと私は思っています。
人の行動の理由は分からないから、自分目線で悪口は打ちっぱなしです。
しかし自分に非があると言い訳のオンパレードです。気持ちは分かりますが、それだと能力無しと判断されます。
なぜなら保身しか相手は感じません。自己中の、自己擁護。一発でアウト!ですね。
多くの人ができない、自分の非を認めて謝罪できると信用が少し回復するのに。残念です。
私は自分に非があると納得できると、すぐに理由を付けて謝罪します。保身している時間が私にはありません。
伝えたいのは、感情を乗せずに事実だけを伝えるべきだといいたいのです。
上記の私の体験談をもう一度活用します。
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私の会社が損害を被った事実を社長に伝えます。当然めちゃくちゃ怒ります。
それについて私の保身をだらだら伝えようものなら、社長の怒りは増すばかりです。そんな話しなんて聞きたくないですから。
だから端的にシンプルに事実を述べました。
B社が大きな失態を犯し、いくつか修正をしたようだがプロジェクトは頓挫。弊社とA社はお金での損害がでました。弊社の損害金額は〇〇円です。A社の損害金額はおおよそ〇〇円です。
頓挫する前、私からも改善案をいくつかB社に伝えましたが、取れる手段はありませんでした。
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というように、主観は挟みません。あくまで生じた事実だけをできるだけシンプルに伝えましょう。
人は冷静な時は簡単だと思いますが、実際怒られる場面に遭遇すると思い通りにはいきません。ほとんど保身(言い訳)に走ります。
覚えておきましょう。
③主観を伝える
さてこの③以降は、時間の無い社長や上司には必要ない場合もあります。
なぜなら主観が入ると保身の言い訳しか出てこないから、いらないんですよね。
主観を伝える内容は保身ではなく、どう結論付けるかを伝えるんです。
時間の無い人に伝える内容と言い方は特に学びましょう。
また私の先ほどの体験を続けます。
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今回のプロジェクトの破綻の原因は、私なりに考えて〇〇と考えられます。理由は〇〇だからです。
私に落ち度があったとすれば、〇〇の部分に原因がありました。
次回は〇〇に変更します。
今回のプロジェクトは破綻しましたが、今後A社と話し合いの上、最低〇〇円は確保したいと考えています。
さらに今回のA社とのやり取りを利用して、売上をあげよと思います。
先に私個人が信頼されるようにします。その上で今回の損失以上の企画を持ち込もうと考えています。
すでに企画は考えてあります。達成できると、弊社は今後A社と信頼ある付き合いをすることができますし、立場が上位になり得ます。
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④あなたの希望を伝える
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先ほどのA社とのやり取りです。
上記のように主観プラス希望も伝えましょう。
先手を取った私は、お金の落とし所も、次のプロジェクトも、私への信頼も全て主導で得ることができました。今でもA社とは個人的にも、良いお付き合いをさせて頂いています。
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多くの人は、怒られるから逃げたくなります。せっかく勇気を出しても、結局怒られてやる気が無くなる。
そこまで言わなければならないなら、上司よりも深く考えているアピールの場にしましょう。
人間は誰しも完璧ではありません。
伝え方だって失敗して当たり前。一度で正確に伝えられたらいいのですが、そんなにいつもうまくいきません。
だからその先が重要です。
落ち込むのか、人のせいにして終わるのか、バネにするのか、踏み台にするのか。
私はできればバネにしたい。びよーんって飛んで、失敗を上回る業績を上げて見返してやりたい。自分のために。
私のブログからは、ネガティブな雰囲気や落ち込むような感じは見られないと思います。
しかし繰り返しますが、ブログの文章力は壊滅級です。
文章力は読んでいただける方の協力を得ながら(本当は甘えちゃだめなんですが)、伝わる雰囲気はポジティブを伝えたいんです。
元気を伝えたい!
以下のブログも読んで頂けると、より理解できます。
納得すると人は指示なくても行動します。
人の気持ちを感じ取り、感謝できる人になろう。
人は失敗の上に成功がある。失敗は気にすんな。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。