こんにちは、パファです。
このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。
少しでも参考になれば幸いです。
私の役職付きの部下が見るに堪えない状態だったので、今日はそれについて深堀します。部下がいる人へ警告します。
上層部は勉強しないとバカになりやすい
私を含めて上層部は仕事が忙しく、勉強している暇がとれないのはわかります。しかし、時間は作るもの。上層部は時間を操作できるはずなので、1日30分でも1時間でも作りましょう。
未勉強は会社にも自分にも不幸しか招きません。
社会人になってからの勉強とは、知識を学び手段を増やし目的に到達するための物だと思っています。
例えば「道」で説明します。
未勉強であれば道は1つしかありません。上司から教えられた道です。しかし時代は変わります。いつまでも1つの道であるはずがありません。
もしかしたら途中に新しくできた道があるかもしれないし、入り口が隠れている道、修復したら使える道もあるかもしれません。
上層部はその道を知るための情報が多く入ってくるのだから、勉強して道を増やす努力をしなきゃならない。
道が増えると最短で結果を出す道、遠回りなるけど登った事がない山頂に辿り着ける道、人に会いに行ける道も出てくる。
上層部は時代に沿った道を常にアンテナを張って探す努力をするべきだ。
社員は多くの人が若い世代だと思う。若い世代はいつでも情報の取得が早い。だから仮に社員が新しい道を発見したとしても、上層部が未勉強ならその社員からの折角の提案が通らないこともある。そんな道は無いと。
もし通ったとしても、社員が別の社員に一人ひとりに新しい道を伝えるのは時間がかかって非効率でしかない。上層部であれば全員を集めて、1回の指示で全員に浸透させられる。
今日お伝えするのは
①無知は害悪
②未勉強では先手を取れない
③上司が勉強しなきゃ、部下も勉強しない
④上層部でも無職になる時代。未勉強なら転職先が無くなる。
⑤勉強方法
を順を追って説明していきます。
①無知は害悪
今は少なくなりましたが私が若い頃、パソコンの使えない上司が多かったと感じています。
いちいち紙で時間をかけなくても、パソコンに慣れれば時間を省き分かりやすく説明ができる。それなのに一昔前の一部の上層部は、頑なにパソコンを使用しなかった。
だから私は若い頃、絶対時代に流される人にはならないと決めた。むしろテクノロジーは、役立つために開発された物だから使える側になる、と今でも思って行動しています。
先ほども伝えましたが、上層部は忙しいです。ですが忙しい仕事に明け暮れていれば、外の情報を遮断してしまいやすい。
最初にやるべき事は、時間を作るための行動を取るべきです。そのためには、部下を育てて仕事を与える事んです。
自分の地位を確保していたいがために、部下を育てないアホもいます。その部下全員私に預けろと言いたくなる、部署の違うアホ上司がいました。本当に部下が不幸です。
役職がついた人に、もう一度会社のあり方を考えさせる時間が必要なのかもしれません。
会社の役割を考えます。
お客の役に立ち、株主に利益を還元し、従業員に給料を支払い、税金を収め、従業員を育てるためにあります。
この中で従業員を社員を育てられない上司が多く存在するように感じます。少なくとも私の狭いこれまでの経験では、多く感じられました。
私ももっと勉強しなきゃならないのですが。
話しを戻します。
社長は会社を保つために必死です。毎年制度も変わったりするので、勉強して当然ですね。雇われ社長で無い限りは。
しかし問題は社長以外の上層部です。
企業という家の中にいるために、ぬくぬくしています。その居心地の良さからお山の大将のように、威張り散らすバカもいます。
私は一度事業で失敗しているので、危機感ありまくりです。だから今いるこの会社をいつ辞める事態になっても驚きませんし、常に準備しています。
上層部は居心地いいですよね。わかります。しかしそれに胡座をかいていたら、必ず痛いしっぺ返しは起こります。
そのしっぺ返しとは、部下が追い抜くかもしれない。同業他社が良い結果を上げ、自社が業績悪化で停滞するかもしれない。そんな事態を回避させたければ、勉強するしかないんです。
危機感をいつも社内、社外において持ちましょう。
②未勉強では先手を取れない
仮に自社に関わる制度が2年後に変わるとします。それにともなって、その後の企画は変更を余儀なくされます。しかしその情報を得たのが、1年後だとします。バカ上司は制度の変更を愚痴ったり、情報が来なかった事をぼやきます。アホです。
情報はくるものではなく、取りに行くものです。それでこそ先手を打てますから。
私も何度か経験しました。次世代に訪れるテクノロジーを数年後に見越して、今から打てる手段を確保しましょうと社長に提案しました。
その時は社長自体が勉強不足だったんでしょう。あっさり断られましたが、数カ月後にさも自分の意見のように「新しい取り組みをします」と言ってきました。「それ、俺の提案ですよね」と心のなかで叫びました。ま、私の目的は果たせたから結果オーライとしました。理不尽だったら突っ込みますけどね。
そんなわけで私が所属する会社は、現在新しい方向転換を今している最中です。社長がものすごく頑張っています。頑張れー。笑
余談ですが、私の立ち位置です。ある種、例えるなら官房長官のような立場をとっています。
・社長の方針にのっとって環境を作る。
・会社の運営費をある程度握っている。
・社内全員への通達権利を担っている。
です。中小企業なので、そんなに大きな企業ではありませんが。
あ、それと既存のサービスを抱えている部署をどうするか、社長と議論中です。数年後に時代に合わなくなります。サービス内容を変更するか、撤退するかで議論中です。
撤退した場合の部署内の人はどうするかとか。その売上をどう別で確保するかとか。
③上司が勉強しなきゃ、部下も勉強しない
上司の行動は必ず部下が見ています。悪い事はすぐ真似するけど、良い行動は必ずしも真似しません。
だから一切の悪い行動は慎み、勉強する姿勢を続ける事で信頼されます。
上司が勉強しないのに、部下へ勉強しろと怒っても誰も言うこと聞きません。それ以上に影でバカ呼ばわりされるのが関の山でしょう。
ことわざにもあります。親の背を見て子は育つ。
上司の適当な行動は、部下もその道をたどります。
あなたの未勉強を棚に上げ、部下に勉強しろと指示する姿を社長に見せれますか。社長はそれで納得すると思いますか。
④上層部でも無職になる時代。未勉強なら転職先が無くなる。
終身雇用の時代であれば、社内で通用する言語やスキルで良かったでしょう。しかし今は倒産がいつ起きるか誰もわからない時代です。
上層部にいるからと、安心していてはダメなんです。仮に突然倒産したら、行くとこないから喚き散らすしかないでしょう。
だからいつ倒産してもいいように、勉強するしかないんです。倒産してからだと遅すぎます。失業保険で‥とか、20代か!って突っ込みたくなります。
今無職になったらを常に想定して行動しましょう。
自分を振り返るのは良い棚卸しになります。どう生きてきたか、何が強みで何が必要とされているか。
思わず得意な分野が隠れている場合もあるので、自分と向き合ってみましょう。
例えば私であれば、心理学の勉強と、起業倒産、社長代理の経験をかけ合わせると、キャリアコンサルタント(国家資格)を狙えるかとか。取れるかどうかは別として。
このように棚卸しは、新たな自分を発見するきっかけになります。ぜひ、新しいあなたを見つけるために向き合ってみてください。得はあっても損はありませんから。
⑤勉強方法
上記でも少し触りましたが、いきなり知識を増やす勉強よりも自分の棚卸しが先です。自分のやりたい事とは別で、これまで経験してきた強みを確認してください。どの分野で自分のこれまでの経験が生きるのか。
繰り返しますが、私であればキャリアコンサルタントです。すると今までの経験も生きますし、これまでの歩みの延長線上になります。だから仮にその国家資格を取れたとしても、納得ができる流れになります。
このようにこれまでの流れに勉強を足すと、新しい道が作れます。よって自分自身と向き合う所から始めるのが望ましいでしょう。
あなたの勉強が、会社に新しい事業をもたらせてくれるんです。役職がついているなら、それくらいの志を持って部下の手本となってください。
こちらも読んで頂けると、もっと上司としての姿がわかりやすいです。
役職付きはストレスの行きどころがないですよね。わかります。
部下を信用できない上司は、あなたも信用されない話し。
リーダーとしての力量を知る。
私も同じ立場です。
会社のため自分のため、もっと勉強してお互い頑張りましょう。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。