pafa’s 研究所

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人へ物の頼むと嫌な顔をされる。正しく頼むと信頼を築ける

こんにちは、パファです。

 

このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。

少しでも参考になれば幸いです。

 

若い社員やパートさんにお伝えしたい内容です。

物を頼むのって気が引けますよね。それが自分で解決できない件であれば、言いにくいと思います。

まれに仕事の遅い人が他人に依存しまくって、自分の仕事の多くを人にやってもらいまう。そして仕事を終わらせるツワモノもいます。もちろんそんな人は嫌われますし、頼まれる仕事は減っていきます。

正しく仕事を頼むとあなたの評価は上がり、相手も嫌がること無く引き受けてくれすので、学びましょう。

 

人に嫌われる頼み方と、信頼が上がる頼み方

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 人に頼むのは悪いことではありません。しかし相手の状況を鑑みないで一方的に頼むと、嫌われます。

今回は上手に頼む方法をすることで、あなたの信頼も上げる方法をお伝えいます。

 

目次

①頼むのは頼む側の都合。相手の時間に合わせるのがマナー

②相手の表情や忙しさを見ながら、声をかけるタイミングを図る。

③上手に頼める人は、あなたの信頼を上げる。

 説明していきます。

 

 

①頼むのは頼む側の都合。相手の時間に合わせるのがマナー

当たり前の話ですが、相手に頼むのは相手の時間を奪うことになる。当然その間の仕事は相手はできなくなります。これを理解していない人がとても多い。

「一瞬だけ手伝って」、「技術的に私の方が早く終わるから頼む」、「トラブルが合ったせいで時間までに終われないから手伝って」等。

すべて頼む側の都合で、こっちとしては関係ない話しです。勝手にどうぞというレベルなのに、当たり前のように頼んで来る人。

そして断わると嫌味を言うような人、私は余程の大事でない限りは二度と手伝いません。

成長してもらいたいですからね。

 

相手に頼むと相手の仕事が止まり、その人もどこかでカバーしなければならない。頼んできた人のせいで。人に仕事を頼む場合は、そこを認識しましょう。

 

日々仕事をしていると、毎日多くの事が起こります。それでも時間内に終わらせるために、スケジュールを立て突発的な問題へも素早い対応をします。

つまり、人に頼む前に出来ることは自分でやりましょう。自助努力もしないで、仕事を頼まれても助けたくありません。

もし緊急性が高いトラブルであれば、別です。上司がどんな状況でも報告しましょう。報告しないほうが後々怒られます。

しかし突発的なトラブルは説明も求められ、怒られる事もあります。それが嫌で、報告しない人もそれなりにいますが。

 

緊急性が低い場合に次に優先されるのは、頼まれる人の時間的都合です。

だから「今お時間良いですか」「時間があれば、頼みごとがあります。いつ話しをさせてもらえますか」等。相手の状況に伺いを立てるのが、お願いする側の最低限のマナーです。

 

伺いを立てて確認する内容は2つ。

◯今話しかけていいか。

◯頼みたい仕事があるが、いつその話しをしていいか。

です。相手の時間を使ってもらうわけですから、最低でも伺いを立てるのが礼儀です。

 

そして仮に引き受けてくれたら、相手は「困っているあなたを助けたくて、引き受けてくれました」当然引き受けてくれた時点で、お礼は伝えるべきです。

「忙しいのに手間を取らせてしまい、すみません。引き受けてくれた気持ちに感謝します」。

相手の時間を使わせる事と、引き受けてくれた気持ちに感謝しましょう。

ただ「ありがとう」だと、相手は何に感謝されているのか分からないから、具体的に何に感謝しているのかはっきりと伝えます。

 

 

②相手の表情や忙しさを見ながら、声をかけるタイミングを図る。

①で頼み事はあなたの都合だとお伝えしました。

②では、あなたの都合を間違えて伝えると、自己中と思われて引き受けてもらえない可能性があることを説明していきます。

 

テンパる人に多く見られるのが、問題が起きると周囲のことが全く見えなくなる場合です。

自分に起きたトラブルやミスを解消するためだけに社内の多くの人間を巻き込んで、解決に向かいます。

私が遭遇した実例です。

外部の企業への営業で、資料とサンプルを忘れました。パニックになり、社内に残っている人を使って資料とサンプルを届けさせます。さらに追加で忘れ物をしてしまい、第二弾で社内の人間を使って届けさせます。これ、私の身近であった実話です。

この方はちょっと特殊ですが、自己中になると周囲が全く見えなくなるで気をつけましょう。

 

そうならないためにも、頼む方の仕事の状況を先ずは把握しましょう。

例えば私は午前中は外部とのやり取りだったり、打ち合わせだったり、前日の集計だったりで忙しいです。社内の人は概ね私の状況は理解しているので、緊急性がない限りは午前中は来ません。

自己中の人は、相手が忙しいとか関係なく「自分のトラブルが最優先」ですから、きますね。

こういう人こそ、トラブルが解決すると安堵し「自分のトラブルが解決した」で終わります。こっちは協力したお陰で遅れているのに。

そしてお礼にも来ない。お礼をほしいわけではありませんが、頼んでおいて終わったのに、お礼もない「人として未熟な方」へは二度と手伝いません。

 

 

③上手に頼める人は、あなたの信頼を上げる。

頼む内容が簡単な事であればお礼だけでもいいですが、もし多くの時間や明らかに面倒な仕事である場合は、気持ちとしてお菓子でも後日渡すのが礼儀です。

 

人へ上手く頼む方法は、相手の状況を把握して正確な言葉を伝えられる人です。

先ほども伝えましたが「(忙しくなくても)忙しいのに時間を取らせて申し訳ない」「トラブルが起きてしまい、今の私の技術では復旧までにまだ時間がかかる。あなたの助けがあれば今日中に終われるから、あなたに助けてほしい。あとで1杯奢る」

というと、相手はいい気分が勝ちます。

理由は、「あなたでなければ今日中に終わらない=あなたじゃないとダメ」と、相手の力量を褒めているからです。

人は人の役に立てて褒められると、存在価値が認められてかなり嬉しくなるものです。

 

逆に誰でも出来る仕事をあなたに振ってきた人がいたとします。理由を聞いたら「暇そうだから」イラッとしませんか。

もしその理由が「あなたでなければできない」という言葉であれば、「しょうーがねーなー」って言って手伝うでしょう。

 

結局は頼む方も、頼まれる方も人なんです。人は人の気持ちを汲むと気持ちが揺れます。そこをどうやって言葉で表すかなんです。

 

相手のご機嫌を損ねて面白くない雰囲気にするのも、お互いに楽しい気持ちで仕事をするのも、頼む側の配慮と選ぶ言葉で大きく変わります。

 

あなたがどんなに困っている状況でも、頼まれる人の気持ちになって言葉を選びましょう。

 

関連ブログです。

 ただのお願いではなく、言い難い事を伝える際の方法。

pafa.hatenablog.com

 

 頼み方を間違えて喧嘩になったら、仲直りして再度頼もう。

pafa.hatenablog.com

 

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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