pafa’s 研究所

仕事上での悩みや人間関係、モチベーションの保ち方、社員教育等、職場での見識を深めるブログ

会社の同僚と喧嘩した時に仲直りする方法。その場を支配しよう

こんにちは、パファです。

 

 

このブログは私が大学の心理学で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験や実体験を元に記載しています。

どの方にも合うというわけではないですが、少しでも参考になれば幸いです。

 

部下のスタッフ同士が意見の対立から、喧嘩に発展していた。私が間に入るともつれた糸をほぐすことはできるが(関係が修復するかは別問題)、本人たちに成長してほしいためにほっといた。

案の定、双方とも感情でぶつかり合っていた。今日は喧嘩した際に仲直りするために踏む段階を書いていきます。

 

 

その場の空気を作る人(作れる人)が、主導権を握れる。

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仲直りする際は主導権がどっちにあるのかを気にしてください。

仲直りするのが相手任せでは、修復できるかできないかを委ねるしかありません。あなたから関係を修復させるための主導権を握る、というイメージを持ってください。なぜなら、仲直りした後でも相手に主導権があると、常にご機嫌を伺うようになってしまうからです。

そんな面倒くさい思いをしてまで仕事をしてたら、気が滅入ることばかりです。仕事が全然楽しくないと思います。

 

喧嘩の原因は様々あります。しかし多くは些細なことから始まって、意思の疎通がうまくできずにズレ大きくなって喧嘩別れになることが見られます。

私も10代、20代では何度もありました。そこから学習できることも多くあるので、全く喧嘩しないというのももったいない気もします。

今回は仲直りする方法でお伝えしますね。

 

仲直りするまでの踏む順番。

①主導権を握る。

②相手の怒りを沈め、なぜ怒ったのかを聞いて理解する。

③あなたがなぜ怒ったのかを相手に納得してもらうように話す。

④お互いが相手の立場と理由を理解できたら、折衷案を提案する。

⑤それでも同僚の怒りが静まらない時のあなたの行動方法。

⑥全て試しても改善が見られなかったら、退職を選択肢に入れて行動する。

 

それぞれもう少し細かく伝えていきます。

 

①主導権を握る。

先にも述べましたがその場の主導権を握るというのは、物事を判断する決定権があなたに多くあるということです。

間違ってはならないのが、強制して決定すると相手は「やらされた」感で反発しか生みません。しかもその空気は広がり、下手をしたら孤立する可能性も高いのでやめましょう。

あくまで相手の意見も取り入れるけど、決定するのは私だよっていうスタンスです。

主導権を握るために行う事は、全て先に行動するんです。後手は1つもあってはなりません。

先に喧嘩になったことを謝罪する(喧嘩の原因は別問題。喧嘩を謝るんです)。

そして今も怒っているか聞く。今も怒っているか聞くと、怒りながらも「落ち着いた」という人が多いです。その上で会話を進めていきましょう。

 

なぜ先手を打つのか。それは誠意です。誠意を見せて周囲にもあなたが関係を修復したいという気持ちを行動で示します。

この誠意は後手では効き目がありません。先に同僚から謝罪されて、後から「私も謝ろうと思っていた」と言っても、後からは何とでも言えます。嘘だっていくらでも言えます。

だから誠意を見せるには先に行動するしかないんです。

 

②相手の怒りを沈め、なぜ怒ったのかを聞いて理解する。

今も怒っているかを聞いてから、今回気分を害した理由を聞いてください。

多くは意思の疎通が足りないことからのズレが多いです。だらか話しをすると理解できる部分もあります。

「これくらいなら言わなくても相手は分かるだろ」みたいに考えて端折って伝える。相手の意見をちゃんと把握できずに曲がって理解していた等。

もしあなたが間違って理解していた部分があれば、その部分だけを正確に抜き取って謝罪しましょう。アバウトに謝罪すると全部あなたが悪かったと思われます。

先に謝罪できる人は強いですよ。器が小さかったり、プライドが高いとできません。

主導権を握るためにあなたは謝罪できますか?

 

③あなたがなぜ怒ったのか、相手に納得できるように話す。

次にあなたが怒った理由を、淡々と伝えてください。語気を強めて言ってもまた再燃です。言いながら怒りが湧いても抑える。

それと順番を間違えないでください。先に同僚の意見を聞いてからあなたの意見ですからね。

自分の意見を先に言うと誠意がありませんし、自分ばっかりな奴と見下されるでしょう。

 

④お互いが相手の立場と理由を理解できたら、折衷案を提案する。

同僚の意見、あなたの意見を並べて、喧嘩の原因となったズレを解消する案をあなたから伝えてください。

ここでも先手です。先手の言う事がベースとなり、概ね落ち着きます。後手に回ると相手の主導権となります。

何も考えてないと折衷案も出てこないので、常に考えておいてくださいね。相手にまだ不満が残っていると、ここでも食って掛かってくる可能性は高いです。

相手の言い分をしっかり聞いていれば、そこまで怒りません。ちゃんと相手とあなたの意見を組み込んでください。

 

⑤それでも同僚の怒りが静まらない時のあなたの行動方法。

仮に同僚が暴言、嫌がらせ、パワハラ等、理不尽な行動をとってきたら、全て日付入りで記録に詳細を残しておいてください。あとで言った言わないの対策と、最悪もめた時の切り札です。

 

仕事を疎かにしないで下さい。喧嘩した上に仕事まで遅れると本末転倒で、上司や先輩が救いの手を差し伸べれません。だから仕事は必ず遅れることなく、きっちり完成させてください。

その上で上司や先輩に現状を相談しましょう。自分で試行錯誤せずにすぐ相談すると嫌われます。

頼りになる上司が入れば望ましいですが、いない場合も多いでしょう。

相談した人と内容を日付入りで記録しておいてください。

 

もう一つ。もし嫌がらせを受けてなくただ空気が悪いだけなら、同僚と付かず離れずで仲直りを諦めるのも一つです。

いつまでもそんな状態を気にかけていても、時間とあなたの精神状態が勿体無いです。

だからあなたに攻撃してこないなら、スルーするのも手段です。

大人として最低限のマナーと挨拶だけしてください。それもできないのは、マナー違反です。周囲からあなたの品格が問われます。

 

⑥全て試しても改善が見られなかったら、退職を選択肢に入れて行動する。

 ここが最終です。

自分でやれることはやった。上司に相談しても仲裁に入ってくれない。

そんな会社にあなたの大切な人生の長い時間をおいておけますか。

あっちこっちで喧嘩が多発する職場では、今後も神経をすり減らす可能性は高いですよ。

 

 

あなたの人生です。

いつでも主導権と言うボールがどっちにあるか雰囲気で察し、あなたの思いに近い道を歩きましょう。

 

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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