社長の能力が低くても、部下から強い信頼を得られる管理職になる。
こんにちはパファです。
上司のあり方として、人を批判してばかりの管理職は部下から嫌がられます。
人の批判よりもチームや部下のために行動をしてほしいからです。
批判の対象が例え社長でも同じです。
今日は管理職なのに、手よりも口が先に動く人へお伝えします。
管理職こそ愚痴ではなく、部下のためにも行動をしましょう。
パート、アルバイト、一般社員、若手管理職、若手社長へ私の経験を踏まえてお伝えします。
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人を批判して得られる事
他人を批判する人って多いですよね。
特に管理職。
社長や部下に対して「アホ」だの「バカ」だの言う。
自分がどう見られているか考えた方がいいです。
他人に対してアホだのバカだの言い続けて、業績は上がりますか。
周囲の部下は気付いています。
どんなに優れた計画があって能力がある上司でも、口だけ動かして行動しない管理職には価値がないという事を。
尊敬すらしません。
そんな残念な管理職は職場で社長や部下、他社の人を批判する事で次のような事が生まれています。
それは、
- 悪口ばかりの自己満足で、周囲は引いている
- 他人との軋轢
- 同僚や部下からの嫌悪感と批判
- チームの重たい空気
- 部下からの失った信頼
- 器の小ささの露呈
です。
他人を批判して良い事は何も生まれません。
と言っても、まったく良い事がないわけでもないでしょう。
人によっては、批判されて行動を改める部下もいます。
しかしその場合は改めた人が自分を振り返られる能力がある人です。
批判ばかりする管理職は自分を振り返られないため、逆に器が小さい。
器とは、世間が決める対象者の人格や能力の評価のことです。
人の事を批判する人よりも、常に学びを持って自分を戒められる人の方が人は能力や人格を高く感じます。
しかし批判がすべて悪いわけではありません。
時には必要な場合もあるでしょう。
例えば、部下に必要があって電話やLINEをしてもすぐに返信をしない人。
または、連絡せず遅刻する社員。
さらに、支払いが遅れる事が分かっても事前に相手へ連絡をしない取引先。
等。
言われて当然の人もいますが、だからと言って強く批判ばかりをしていたら結局自分の損です。
一時ムカッとして怒ったとしても、それをいつまでも引きずっていても事態は改善しません。
批判するのではなく、現状をもっと良くするための行動を部下たちに示すのが望ましい管理職の姿です。
部下を引っ張れる管理職とは
部下に不快感を与える管理職はダメです。
もちろん部下がミスをして叱る場合は別です。
教育のためにあえて不快にさせる場合もあるでしょう。
それは必要です。
そうではなくチーム全体の雰囲気を悪くするのは、管理職にとっては愚策です。
管理職はチームや部下に
「しょうがない、俺の力を貸してやるか」
と部下に思わせ、行動に移させるのが仕事です。
力ずくでやらせるのは、部下を怯えさせて創造性や意欲を欠かせます。
その場は良くても次の日に
「会社に行きたくない(上司に会いたくない)」
と思うようになります。
やる気に働きかける行動が部下が率先して動かす事につながります。
そして大切な事がもう一つ。
部下を行動に移すために必要なのは、例え社長の能力が低くて文句があっても社長の責任にしない事です。
管理職が社長に強い不満があると、苛立ちが日々増幅します。
すると部下と接する時もその態度がにじみ出ます。
それが上記で伝えた部下の不満につながります。
だから管理職は社長に不満があろうとも、部下の前ではそれを出さない事がチームで良い成績を残す1つのポイントです。
社長への不満を我慢するのではなく、部下の前では出さないようにするだけです。
つまり社長への不満は部下がいない場面で解消しましょう。
そして部下へはあなたを通して会社がどういう方向性に考えているか示してあげましょう。
社員に「売上を上げろ」だけ指示しても、意欲は上がりません。
やる気が出ません。
そんな時に重要なのが、「売上を上げたらどうなるか」です。
言い難いと思いますが、例えば管理職の給料です。
主任の大体の金額。
課長の大体の金額。
部長の大体の金額。
もし金額が言い難い場合は、どれくらいの生活が出来るかを伝えてもいいです。
自分が使っている時計やスーツの金額、靴や車、それらを買っても困らない状況にあると想像させます。
具体的な金額を言わなくても、おおよその金額は想像できるので「生活が変わる」事をエサ(笑)にやる気に変えます。
それが部下の火をつけ、モチベーションの維持につながります。
そして責任を持つことも大切です。
- 売上目標に達成しなかった場合
- 部下が大きな失態を犯した場合
- チームが崩壊した場合
- 損失を出した場合
- 部下が成長しなかった場合
等。
責任逃れは部下から真っ先に信頼を失います。
責任をしっかり負うために必要なのは、事前に覚悟を決めておくこと。
責任を負う事態になってからどうしようか悩むと、人の気持ちは弱いものです。
逃げる場合があります。
逃げないためには、部下へ事前にすべての責任を負うと宣言しておくことです。
すると逃げられなくなりますからね。
社長が遊び呆けたり、人の気持ちよりも金に執着したり、圧力で独裁会社で支配したり、様々な社長の姿があるでしょう。
もしあなたがその会社の管理職なら、部下を社長から守るのも1つの仕事です。
必要であれば部下を守るために辞めさせる事もあります。
すべて自分の責任で部下を守っていきましょう。
部下は家族ではなく他人ですが、あなたの影響を受けた大切な部下です。
それくらい上司ならば部下のために動くのが筋です。
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今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました。
あなたの明日が今日よりも素敵で、より多くのチャンスに恵まれた1日になるように。
また明日。