pafa’s 研究所

仕事上での悩みや人間関係、モチベーションの保ち方、社員教育等、職場での見識を深めるブログ

何のための昇進か。目標に近づく努力をする【あなたがバカな管理職にならないために4】

こんにちは、パファです。

 

 

 

バカな管理職にならないための第4回目です。

昇進の先にある未来を考えましょう。

 

もしお金のためだったり、人を見下すためだったり、能力を他人へ示すためだったりしたら最悪です。

こんな理由であればあっさり後輩に抜かれ、降格させられるでしょう。

昇進する理由が自分の利益のため、なら誰も協力しないし簡単に不満が募って挫折します。

 

今日のブログを読んで頂いて、より明確に重席に座る理由を考えてください。

それがあなたの成長につながります。

 

 

 

 

 

 

パート、アルバイト、一般社員、若手管理職、若手社長へ私の経験を踏まえてお伝えします。

あなたの努力が1歩でも成功につながる事を応援しています。

そして日本の企業が技術でまた世界一と言われる日を目指すブログです。

 

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昇進がゴールだとバカ管理職になる

私は20代の頃、店長になるのが1つの目標でした。

自分で努力した結果が店長になれれば、それまでの行動は正しかったと言える。さらに給料も上がるし、同期より先に昇進出来るという思いから。

つまり自分のため。

やっとの思いで店長になって本当に嬉しかったものの、店長になってからの売上を伸ばせなかった。ほぼ前年と同じ売上で、私が就任して飛びぬけて変化した実績を上げられなかった。

私はその理由を次のように後日考えました。

店長になってからの夢や目標が無かったから、店長になったら成長が止まってしまった。

今思うととても残念です。

 

 

この章の結論です。私のように昇進がゴールだとバカ管理職になります。私自身過去に経験して確実にそうでした。

自分では昇進するまでも店長になってからも一生懸命なんですが、周囲から見ると大した管理職ではない器なのが分かるんですよね。

人の気持ちの考え方で、こうも行動に差が出るというのはこの時思い知りました。

 

 

何も考えず昇進がゴールになって達成すると、日々の仕事やトラブルに力が入らなくなります。

もちろん手抜きをしているわけではありません。自分でも意識しないで、力が抜けているんですよね。

 

昇進間際の「絶対昇進してやる」って貪欲さが無くなる。

いわゆる燃え尽き症候群のような状態で、やる気が低くなるんです。

何度も言います。昇進という目標を達成しましたから。

 

大学受験で、希望校に進学できたら勉強しなくなったような状態です。

その学校に入ってからが本番なのに、学校に入学して終了。

その先が無いんです。

 

ぜひこのような状態にならずに、管理職の先にあるあなたの理想像を作ってください。

 

 

 

昇給がゴールだとそれ以上昇進しない

管理職になる理由が自身の給料アップのためであっても、それ以上望ましい人材にはなりません。そこで昇進もストップします。

 

お金にシビアなのは良い事です。

しかし自分の得るお金だけを増やそうとする考え方は望ましくない。

なぜならあなたの給料を上げるためだったら、同僚や部下でさえ自身のために利用しますから。

そんな人も多くいます。

もしあなたがそのタイプなら知っておいて欲しい事があります。相手はあなたがお金に固執している性格なのを知っていますよ。

隠せないものです。

 

 

一方、会社全体の業績を上げるためであれば、望ましい考え方です。

なぜなら自分のためだけではなく、相手のためでもあるから人の為なんです。

人の為に行動出来る人が、望ましい性格に育ちますし、努力が努力ではなくなる。

例えば子どもです。

多くは語りませんが、子どもに見返りを求める親はいません。

 

繰り返しますが、自身の給料を上げるためであれば自己中心的な行動を必ず取ります。

あなたの回りにもお金に固執している人はいませんか。

自分の不利益は一切考えられず、少しでも自分の手元にお金が入るように仕組む人。

このタイプの人はお金で人とトラブルになりやすく、1円も自分が損しないように他人を欺く事さえ平気で行います。

 

部下の気持ちよりも自分に入るお金を選ぶような管理職では、部下は働く気力さえ失います。

だからこのタイプの管理力へは協力者が少ないからこの人のために努力しようと思えず、戦果も伸びない。

 

下記3つがよくあるダメ管理者のとらわれている欲です。

・色欲

・お金

・権威

 

もし自分の給料を上げる事しか考えられないんなら、改めましょう。

 

 

 

昇進の先にある未来の見つけ方

 毎日仕事をしていると、今の仕事の延長線上に自分の未来を求めがちです。

例えば今係長に昇進して、次に課長、部長と順番に昇進する自分を想像する。

 

もちろんそれでも構いませんが、出来るのならもっと想像力を高めて考えてみましょう。

その未来が叶うか叶わないかは後から考える事です。

仮にいきなり社長になったらどんな商品やサービスを企画してお客さんに喜んで頂くのかとか。

 

実はこのワクワクを見つけるのが難しいんです。

生活費に困って満足に食事が摂れなかったり、仕事で上司から常に叱られていたり、毎日が同じ行動の繰り返しでストレスが溢れて怒りやすくなっていたり、年齢を重ねて体力が無くなって人生を諦めたり。

するとワクワクする未来はなかなか考えられないものです。

 

私も自分で起こした会社を倒産させる前後の5年~6年はまったくワクワクするような心境ではなかった。

楽しいとか楽しみとかの気持ちも一切持てませんでした。

 

つまり心から望む未来を探すには、気持ちの余裕が必要なんです。

何かに追い詰められていると、精神的な負荷によって思考力が落ちます。

そのためには気持ちに余裕を持たせる努力をしなくちゃならない。

 

人は誰しもが何かしらのプレッシャーやストレスを抱えています。

全てを排除するのは無理な話し。

だからプレッシャーやストレスを感じていても、気持ちに余裕を持たせる訓練をして想像力を落とさないようにするんです。

 

 

では会社で叱られても、お金が無くて生活に困窮していても気持ちに余裕を持たせるにはどうするのか。

1番望ましいのは瞑想することです。

多くの経営者やスポーツ選手が勧めて実践している。

無論お坊さんは修行のために訓練を積んでいる。瞑想のプロです。

私も瞑想は短時間ですが毎日行っています。

詳しくは下記リンクをご覧下さい。

 

 

そういった1流の方々が推奨し、影響は多大にあると述べているのに、一般人の私たちがやらない理由は無い。

むしろ瞑想を拒否するなら、日々のストレスやプレッシャーに押しつぶされて望ましい行動が出来なくなるでしょう。

 

 

 

冷静に自己評価する

仮にあなたが今、感情の起伏が激しい管理職の部下だとします。

伝えたとおりに行動しないとキレ、結果が出ないとキレ、反論したらキレる。

 

そんな起伏が激しい人を有能な管理職だと思えますか。

さらに仕事も毎年売上が伸びていけそうな部署だと言えますか。

 

意図的に感情の起伏を表す人もいます。

意図的であれば問題ありません。

無意識で自分の感情をコントロール出来ない人が問題です。

 

 管理職になると、上司となる人数が減ります。

社員の頃は主任、係長、課長、部長、専務、取締役、社長。

それが課長になれば、部長と専務と取締役と社長となる(一例ですが)。

 

すると上司の目を盗んで自分のやりたいように行動を取ることも可能になってきます。

1日の仕事の量も自分のさじ加減なんです。

1ヶ月で帳尻が合っていたら、途中はある程度力の配分を考えられる。

 

このさじ加減を自分の良いように使い、部下にやらせるだけやらせて自分は遊ぶ。

そんなリーダーが遊んでいてチームが良い実績を上げられるわけがない。

 

だから自分の行動は自分で律する力を持たないとダメなんです。

そのためには自分の都合の良いように解釈したらダメです。

自分で1度立てたスケジュールは期日も含めて必ず守ること。

チームの中で誰よりも1番働いて実績を残すこと。

リーダーが実績を残せないチームは、バラバラになっていきます。

 

 

そして重要なのが、自分の行動を振り返る事。

部下への言動、スケジュールの進捗、トラブルへの対応、成功への固執

自分で自分の行動を振り返る場合、小さな事を言い訳にする場面が多い。

自分にこそ言い訳を一切禁止するルールを立ててください。

そうでないと売上は上がりませんし、部下もあなたを見て言い訳するように育ちます。

 

 

自分に甘い判断をくださない

管理職は上司が少なくなるので、自分を管理する人が少なくなります。

だから自分で管理する必要が出てきます。

しかし人間は自分に甘くしてしまう生き物です。

 

人には厳しいのに自分には甘くなる。

自分にも他人にも厳しいと嫌われ、チームが崩壊する可能性もある。

自分にも他人にも甘いと組織がいい加減になり崩壊する。

 

バランスが大事で、全体を俯瞰して冷静に見れる力がある人が望ましい。

チームを束ねる存在となったら、常にこのバランスを見て調整する力が必要となる。

例えば、

社長からの指示通りに部下へ命令すると、数字至上主義になってチームが崩壊しかねない。

逆にチームの要望ばかり聞いていたらどんどん怠けるほうに傾いていく。

 

だから会社から人材が辞めないように、それでいてやりたい放題のチームにならないようにしていく。

 

管理職が社長と現場をつなぐクッション材なのだから、一番負荷がかかる。そしてチームと会社が良好な関係であるためには重要なポストです。

だから本来自分が取ると決めた行動は、必ず遂行してください。

そうでないと現場と社長とに溝が出来て、管理職はそのポジションから落とされます。

 

自分の決めた行動を取るために悩んでください。

それが管理職としての器量アップにもつながります。

 

 

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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