こんにちは、パファです。
このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。
少しでも参考になれば幸いです。
先日私はミスをしてしまいました。一部のお客様に不快な思いをさせてしまいました。今回私は自分でミスを処理できましたが、一般社員であれば上司に報告しないとなりません。
その時になるべく波風立たないようにする、私なりの方法をお伝えします。
怒られるのは嫌ですよね。怒られるのにも向き合うと信用が上がります
私は20代の頃、私が悪くて怒られても上司にイラ立っていました。今思うと若かった。というか、わからなかったと思います。そのイライラをどこにぶつけたら良いのか、そう解決したらいいのか分からなかった。だから怒ってきた上司を怒っていたと思います。
今日このブログでお伝えするのは
①怒られに行く前の気持ちの持ち方と、怒られている最中の態度。
②怒られるにはミスの他に原因がある理由。
③怒られる原因を減らす方法。
を順を追って説明していきます。
①怒られに行く前の気持ちの持ち方と、怒られる最中の態度
前提の話しです。
怒る人が理不尽な扱いをしていない、一般的な方を想定した対策です。ブラック企業とか、パワハラをする人へは今日の対策では足りません。その上で進めます。
絶対守ってください。
・嘘をつかない。
・隠さない。
これ絶対条件です。仕事のミスはそこから学べばいくらでも改善はできます。しかし、「嘘」と「隠す」をやられてしまうと、そもそもあなたの行動全てを否定してしまいます。
嘘や隠した場合の、最悪な想定できることとして
・嘘をついた。
・全ての行動が信用されない。
・過去の終わった仕事を掘り出して確認される。
・新しい仕事は当分こない。
・周囲から人がいなくなる。
・居づらくて退職。
です。
嘘をついた人にとっては、たかが一度の「嘘」や「隠し」かもしれません。しかし周囲の人は1回目なのか複数回なのかわかりません。その前に「嘘を付く人」というレッテルをはられます。これがまずいんです。信用がなくなりますから。
ミスは人であれば必ずあります。上司でも社長でも、首相でも必ず失敗はあります。それが人です。
だから反省と改善は必要ですが、自分を責める必要はありません。
怒られるのは嫌だと思いますが。
ミスが発覚したら、できるだけその場で上司に報告。
ポイントは自分の主観を入れないでください。気持ちは分かりますが、言い訳を入れられると全体が分からなくなります。やり取りの時間がかかるとそれだけ解決できません。
だから起きた事態を主観なしで、そのまま事実だけを伝えてください。焦ったり緊張しているとままならないと思いますが、最速で収束させるためには主観は入りません。その場で収束させるために上司が判断しますし、収束してから改めて報告します。
この初動速度が本当に重要なんです。
嘘や隠しで保身に走った場合、ミスが表に出るまで時間がかかります。それが事態を大きく悪化させます。
さらに怒られている最中は、へこんで申し訳ないという気持ちで下を向くと思います。
しかしこれも違います。やりたくてミスをしたわけではないですから、下を向く必要はありません。だからといって仰け反るのも違いますが。
とにかく初動の目的は早期事態の収束です。だからへこんでいても、上司がイライラするだけです。事態の収束に最善を尽くしましょう。
この初期に謝罪する理由も、ミスをしてしまい上司の力を借りることへの謝罪です。闇雲に何度も謝罪されても、この時点では鬱陶しいでしかありません。気持ちはわかりますが。
②怒られるにはミスの他に原因がある理由。
初動対応で事態が収束してから、原因を説明する段階になります。
改めて上司に今回のミスを全容を細かく伝えます。それについて、なぜミスをする行動をとったのかも説明します。
ここで始めて上司が間違った行動について怒ると思います。もし自分なりに解決していても、そこはしっかりと話しを聞いて受け止めましょう。
その時の態度ですが、下を向く必要はありません。じっと上司の目を見て、話しを聞いている態度をとります。下を向くと、話しを聞いているのかいないのかがわかりません。すると上司はまたイライラし、話しが長くなる可能性があります。さっさと終わらせるためにも、ちゃんと上司の目を見て話しを聞きましょう。
それと怒られる内容です。もしミスした失敗だけを怒られるなら心配ありませんが、普段の行動まで怒られる場合があります。その際は普段の仕事への向き合い方を、見直しましょう。
上司からすると普段から一生懸命仕事に向き合い、積極的に会社のために行動している人と、スマホをいじったり手より口が動いたり、上司の指示を普段から適当に聞いていたりする人。どちらが上司がカバーしたいでしょうか。
私は間違いなく、普段から一生懸命仕事に向き合っている人です。仮にその人が大きな損失、例えば高額な弁償だったり会社の信用を落としても、助けて上げたいと思います。
一方、適当に働いている人が例え小さいミスだったとしても、助けてあげたいと思えません。怒る側も普段の行動も指摘してしまいます。
だから普段の仕事への向き合い方を、誰からも言われないように向き合いましょう。
③怒られる原因を減らす方法。
ミスをして初動解決したとします。
次の段階でミスの全容と、あなたの行動を伝えました。
最終です。
改めて今回のミスした行動とその誤った行動への謝罪を正確に言葉にし、今後の改善する行動を具体的に伝えて終了です。
ここでポイントなのは、「すみませんでした」で終わることです。何度もすみませんでしたを聞かされると、何に対して謝っているのか聞きたくなります。要はイラッとします。
だから正確に誤った行動とその謝罪、改めた行動内容を伝えるんです。
具体的であればあるほど、上司はあなたが理解していると判断してそれで終わります。理解がズレていると、そこからまた説教が始まりますが。
謝罪を適当に行わないことが大切です。
さらに②の後半で伝えた行動も改めましょう。
理由は上記で述べました。
・スマホを手に届く範囲に置いておかない。
・裏で不平不満を言っている人は、大概上司はそういう人だと感じます。それが上司の仕事でもありますから。最低でも上司を味方につける行動を取りましょう。困れば上司が味方になってくれます。
・会社や上司からの頼み事へは、できる限り答えてください。お金にならないからと協力してくれない人へは、あなたが困った時会社も協力的にはなりません。つまり信用作りをしてください。
合わせて読んで頂ければ、なお改善できると思います。
連続してミスした場合の考え方。
モチベーションの上げ方。
もう一度伝えます。
人は誰でもミスをします。それをいかに早くカバーするかと、ミスしてもなるべく小規模になるように事前対策が重要です。
下向かなくていいですよ。少なくとも未来は下にはありませんから。
辛くても苦しくても前を見ていたら、なんとかなります。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。