pafa’s 研究所

仕事上での悩みや人間関係、モチベーションの保ち方、社員教育等、職場での見識を深めるブログ

仕事で一手間のこだわりと面倒臭さが、他人に作れない物を作る

こんにちは、パファです。

 

 

今日は同僚より結果を出せずに困っている方向けです。

 

同僚が出来る事はあなたも出来るのが前提です。

新しい事に取り組むよりも、今やっている仕事をもっとあなたなりに特化させましょう。

 

その方が早く結果に結びつきやすいです。

解説していきます。

 

 

 

 

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電子レンジで暖めるだけなら誰でも出来る

 

1人暮らしの方なら経験した事があると思います。

今の冷凍食品って美味しいですよね。

電子レンジで暖めるだけで、誰でも美味しく食べられる。

 

何せ電子レンジに食品を入れて、ボタンを押すだけで出来るから誰がやっても失敗がありません。

 

仕事も同じです。

例えば上司に資料作りを頼まれた。

言われたとおりに作るだけなら、正直失敗しない人だったら誰でも良いわけです。

 

掃除にしても同じです。

汚れているから掃除する。

汚れている部分だけを綺麗にするなら、時間の余っている人がやれば良い。

 

この状態にある人は、いつまで経っても他人と出来る事がどんぐりの背比べです。

 

結果が出ないから焦って新しい事を生む出そうと思う気持ちは素晴らしい。

しかし仕事を新たに生み出す能力だけでは達成できません。

それ以外にも多くの能力が必要です。

 

だからその前に、今ある仕事をもっと良い状態に変化させましょう。

今ある仕事も出来ないのに、新しい仕事を生み出そうとしても「その前にやる事あるだろう」と思われるのが常識です。

 

 

 

人が出来る事をやった上で、あなたがちょっと手間をかける部分を作る

 

先ほど電子レンジで暖める話しをしました。

そこをもう少し進めます。

 

僕はから揚げが好きです。

電子レンジでチンして出されたから揚げと、それにレモンを足されたから揚げ。

レモンが必要か否かではなく、より美味しく食べてもらおうという気持ちがそこに表れます。

 

レモンでなくても、キャベツの千切りでも、マヨネーズでも、より美味しく食べる手段を増やす行動が美味しさをより増します。

 

仕事も同様です。

上司に指示された仕事をこなすのは、誰でも出来ます。

失敗しないのも当たり前で、その上であなたが手間をかける部分をちょっと増やしましょう。

 

手間をかける部分を増やすと言っても、何に手間を増やすのか。

上司が何のために仕事を指示してきたのか、そこを理解しないとただの邪魔な行動になってしまいます。

 

また、その指示する理由を聞くだけでも、同僚との差別化になります。

 

なぜなら多くの部下は、上司から指示された仕事を面倒臭いと思っているからです。

だから言われた事しかしません。

 

その際、なぜ上司がその仕事をしているのかを理解できれば、次に協力できる仕事が見えてきます。

 

つまり常に何のための行動なのかを考えられると、同僚よりも仕事が出来る人になります。

 

 

 

手間は時間がかかるが、あなたにしか出来ない事になる

 

一手間増やすという事は時間がかかります。

仕事量が多くて増やせる時間が無い場合は、もちろんやるべきではありません。

 

しかし同僚と話しをする時間があるなら、与えられた仕事に手間をかけて指示された以上の結果で提出できたら評価に影響しますし、自分も成長します。

 

例えば掃除を指示されました。

床を掃除する人。

床とテーブルの上を掃除する人。

床とテーブルと玄関を掃除する人。

時間はかかりますが、掃除箇所を増やせる人はあらゆる仕事にその働きが出てきます。

 

以前僕の部下の女性でいました。

外回りに出る前に、玄関の汚れが気になったようです。

 

するとあらゆる所に目がいき、部署の床の汚れも気になった。

外に出る予定の時間は残り10分が限度。

その女性は10分間で、出来る範囲で全部の掃除をしました。

 

もちろん完璧には出来ません。

しかしたった10分でも気付いたから掃除をする。

10分で出来る最善を配分して全体を行う。

誰にでも出来る行動ではありません。

 

この女性はあらゆる場面で、独自の見方で職場や仕事を改善出来る人でした。

 

 

 

小さな行動の積み重ねが大きな結果へつながる

 

もしあなたが入社したての新人なら、まずは自立できるよう仕事を覚えるべきです。

しかしある程度仕事を覚えてきたなら、手間を増やしましょう。

 

どこの部分の手間を増やすのかからあなたの性格が出ます。

 

例えば料理をするとします。

材料選びにこだわるのか、調味料にこだわるのか、調理にこだわるのか。盛り付けにこだわるのか。

全部にこだわるのか。

  

こだわる場所で準備するものも違ってきます。

 

もちろん最終的には全てにこだわるべきです。

それが最終的にあなたにしか出来ない料理が出来上がります。

 

ですが最初から全てにこだわっていたら、いつになって料理が出来るのかわからなくなります。

 

だから最初は「料理をでかす」が目的です。

それができるようになったら「より美味しく料理をでかす」と変わっていきます。

 

自分の今のレベルを把握し、現時点での最善を目指す。

そこからちょっとずつ手間隙をかけて付け加えていきます。

 

 

 

大きな結果までつながると特別な存在となる

 

ちょっとの手間隙をかけるのも簡単ではありません。

なぜなら時間がかかるし、それが正しい方法かも分からないから結果につながるとは限りません。

 

それでも今ある仕事に手間をかける。

 

続けていると思った以上の結果が出てきます。

そして自信が付いたら、また今ある仕事の中から手間を増やす。

 

何度か繰り返して自信が揺ぎ無いものとなったら、まったくの0から新しい事に挑戦してみましょう。

 

しかしほぼ間違いなく失敗します。

そこでめげないための、これまでの手間隙をかけてきた成功体験の積み重ねが生きてきます。

 

必要の無いおしゃべりの時間や、減らせる仕事を増やします。

そして手間をかける仕事を増やす。

 

それがいずれは真似できないあなたなりの仕事力になります。

 

 

 

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今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

あなたの明日は今日よりも苦難が減り、より多くのチャンスと幸福に恵まれた1日になるように。

また明日。

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