pafa’s 研究所

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自社の商品(サービス)を売りたければ、成り立ちから考える

こんにちは、パファです。

 

 

今日は自社で扱っている商品またはサービスを、消費者に買ってもらうたいと思っている方向けです。

 

仕事している方なら、皆買ってもうために働いているでしょう。

第三次産業に就いている方が多いと思うので、第三次産業について解説します。

 

 

 

 

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販売している商品やサービスはなぜ生まれた?

 

販売している商品やサービスをもっと販売したいと考える際、産業構造から考えるのが望ましいです。

 

原点から考える事で自分の立ち位置がわかり、未来までの過程の中で何をするべきがが見えてくるからです。

 

皆さんがご存知の通り産業構造は、第一次産業第二次産業第三次産業とあります。

そして経済が発展するにつれて第一次から第二次、第三次と進化しています。

 

多くの日本人は今、第三次産業で働いています。

例えばフィットネスジムや福祉、電話やインターネット、運送や配達、銀行や証券、保険、商店や百貨店等です。

第三次産業は人々に必要とされる事が多様化し、それに対応するために生まれました。

 

つまり必要としている人の「不満を解消」するためです。

 

(ちょっとざっくりしていますが)

 

 

 

第三次産業である商品やサービスの立ち位置は

第三次産業にもいくつか分類されています。

商業、運輸、通信、金融、サービス業など。

 

例えば商業です。

第一次産業の生産者が作った物を買って、消費者にそれを販売する商店やスーパーの人たちです。

 

商店やスーパーは農業や漁業の人たちと消費者の間に位置し、販売してくれます。

その方々がいないと多くの物は消費者に届きません。

地産地消が限界です。

 

だから商業の人たちはより多くの生産者を知って物を購入し、その商品を知らない、または必要としている消費者へアピールして買ってもらうのが仕事です。

 

そう考えるとやるべき仕事は、

(大まかですが)生産者の気持ちと作っている物を知り、消費者へ生産者の気持ちと物を届けて買ってもらうこと。

 

作れば売れる時代はとうの昔に過ぎました。

だから消費者の気持ちを伝えるのが重要です。

 

何のために作ったのか。

 

生産者が消費者の(問題解決する)ための物を生産出来れば、商店の方たちは消費者へアピールしやすくなります。

 

そして商店の方たちは生産者へ消費者が何を求めているかを伝え、作ってくれた物をいかに消費者へ知って買ってもらうか、とても重要な役割です。

  

生産者が生産した物をただ消費者に売ろうとしても、簡単には買ってくれない時代です。

だからどんな思いでその物を生産したのかを知らなければ、例え良い商品でも買ってくれません。

 

 

 

商品やサービスを必要としているのはどんな人

 

この項がとても重要です。

 

目で見えて分かりやすい商品やサービスなら、購入もしやすいです。

例えば福祉です。

高齢者や障害者など人の協力が無ければ生活がし難い人たちへは、明確なサービスが届けられます。

 

しかし先ほどの商業のように、消費者が多様化している中で何を目的とするのかで売れ行きは変わります。

 

今の日本では「良い物」は当たり前に作れる技術があります。

その上で、人に必要とされている事は何かを探し出す力が求められています。

 

そして消費者が必要としている事を探すのも成り立ちから考えましょう。

 

例えばペットです。

昔はねこまんまを食べさせていました。

 

人が食べるご飯に鰹節や味噌汁をかけて餌として与えていました。

しかし今は人の食べ物は塩分が高かったり、ペットにとって身体に負担がかかる事が判明されています。

だからペットフードが誕生しました。

 

するとこれまで人のご飯の一部をペットに与えていたのが、ペットはペットの食事。

人は人の食事と分離する事になる。

その事によって問題が大きく2つ出来ました。

・お金が高くつく。

・人のご飯が余る。

 

この問題を課題に変えると、新しい商品やサービスの価値が生まれます。

・ペットフードを安く、または人の食べている物の中からペットに食べさせて良い物とは。

・人の余ったご飯を廃棄するのではなく、次の活かし方にするためには。

 

 

 

買ってくれた人が喜ぶために、出来る事は

 

あなたは売上を上げて会社の業績を上げるために雇用されています。

しかし売っている商品やサービスは、人の役に立っていないと売れません。

 

だから考えるべきは、人の役に立っているか否かです。

 

例えば食器棚を売るとします。

食器棚は食器を入れて保管するための棚ですよね。

 

しかし現代ではいくら形や色を変えても、用途としては棚でしかありません。

そこに新しい価値を付けないと、買いたいという意欲は棚が壊れない限り沸きません。

 

携帯電話にインターネットやカメラが付いたように。

 

例えば、食器棚に食洗機としての機能が付けば、圧倒的に便利です。

食べ終わった皿を洗わずに食器棚にしまう。

後は勝手に食器を洗って保管してくれる。

主婦の多くの手間を省き、時間を作ってくれます。

 

技術的に出来るか出来ないかで商品やサービスを考えるのではなく、消費者の問題を課題に変えて商品化やサービスを提供するんです。

 

これからはもっと多様性が広がります。

問題を課題に変えられる人が、自社製品を開発し求められる物を作れるでしょう。

 

 

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今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

あなたの明日は今日よりも苦難が減り、より多くのチャンスと幸福に恵まれた1日になるように。

また明日。

 

 

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