pafa’s 研究所

仕事上での悩みや人間関係、モチベーションの保ち方、社員教育等、職場での見識を深めるブログ

管理職の抱える問題は重複化する。増えるストレスとどう戦うか。

こんにちはパファです。

 

 

 

今日は管理職の方で仕事が多過ぎて、精神的に辛くなってきた方に向けてお伝えします。

 

例えば、単純な1桁の足し算でも、5人同時に教えてほしいと言われれば順番をつけないと出来ません。

 

それに加えて、その5人が「自分が先だ」と言い合い、最後には「あなたに順番を決めて欲しい」と言われたら問題は足し算だけではなくなります。

 

そんな管理職の重複化する仕事の乗り越え方についてお話ししていきます。

 

 

 

 

 

 

パート、アルバイト、一般社員、若手管理職、若手社長へ私の経験を踏まえてお伝えします。

あなたの努力が1歩でも成功につながる事を応援しています。

そして日本の企業が世界一と言われる日を目指すブログです。

 

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人が少ないから仕事が増える

現代では働く人が少なくて、例え経営が黒字でも倒産せざるを得ない企業はあります。

 

例えば僕の家のすぐ近くにあった回転寿司店もそうでした。

美味しくて人気があったんです。

僕の両親も好きで、同じ町内の近所の人がパートで働いていました。

 

人気があるゆえにお客さんが多いからこそ、人手不足で回らない。

店を開ければ開ける時間だけ、店員が休み無く苦しむだけだったそうです。

近所のパートさんが言っていました。

 

すると少ない店員さんたちで多くの仕事を受け持つ事になり、働く時間も長くなる。

 

 

これは管理職の方がとてもよく分かる現実だと思います。

管理職は管理をするのも仕事の1つですが、現場も人が少なくて管理と現場の両方をこなす人も多いでしょう。

 

管理の仕事も疎かになっているのに、現場の問題が起きて対応に追われる。

するとさらに上司とか社長から、仕事が遅れている事について叱責を受ける。

 

「人出不足で」なんて言い訳をしようものなら、雇わないお前が悪いと言われる。

募集しても来ないからこそ悩んでいるのに。

 

 

冒頭でお伝えしたような一瞬で解ける1桁の足し算ですら、現場の仕事をしていると出来ません。

それを咎められて余計ストレスが溜まる。

 

そんな方が今とても増えています。

実は僕もそうです。

 

 

 

ストレスの1つは問題が重複する事で生まれる

仕事が重複する事で生まれる問題は大きく3つあります。

 

1つ目は、物理的に無理な時です。

2つ目は、問題が問題を生みます。

3つ目は、整合性が取れていない事です。

 

それぞれについて、2店のお店を持つマネージャーを例に解説します。

 

物理的に無理になる時。

A店とB店の両方でスタッフが足りなく、両店ともに忙しくなりあなたに応援を頼まれた。

しかし同時に1人の人が2箇所に行けるはずがありません。

 

 

問題が問題を生む。

あなたが2箇所同時に行けないと、どちらかに優先順位をつけます。

つまりどちらか一方には「行けない」事を伝えないとなりません。

 

すると期待していたその現場の人たちは、不満です。

不満だけならまだ何とかなりますが、そもそも忙しい時間帯なのに人が少ないとさらにお客さんに迷惑をかけることになります。

すると売上にも影響してきます。

 

 

整合性が取れない。

整合性とは物事に矛盾がなく整っている事です。

 

そもそも人が足りないのに、店を複数持っている時点で矛盾しています。

もしかしたら最初はスタッフの数は満たさせていて、途中から辞めたのかもしれません。

 

しかし現在整合性が取れていないのは事実です。

その矛盾を抱えたまま、仕事に向き合うのがストレスになります。

 

なぜならマネージャーですから、現場の仕事だけではありません。

お金の管理や人材の募集と面接、スタッフ教育、商品の開発や既存商品の修正等。

やる事は多岐に溢れています。

 

 

ストレスを重複して抱えると、全然関係のないことにまで影響します。

すると自己否定をするか、社長批判が始まります。

 

 

 

複雑化する問題

問題が起きてそれを解決出来ないままにしておくと、ストレスの膨らみ方は2乗になっていきます。

問題が1つだったのに、2つになり、4つになって、16になる。

 

職場での問題は必ず人が関わります。

だから感情が入るので、数字の計算のように割り切って終われません。

あっちを立てればこっちが立たず、みたいに関連していきます。

 

するとみるみる解決するにはしがらみが絡んでいき、解決するには誰かしらを怒らせないと解決できなくなります。

 

その良い例(良いのか?)が、政府の決定事項です。

国民が全員政府の決定に賛成が反対の一色になるはずがありません。

一部の人は不利益を被る可能性もあるし、一部の人は利益を得るかもしれません。

 

 

だからこそスピードが大切です。

管理職は即断即決が自分や会社をも助けます。

 

先に例えた2店のマネージャーです。

現実に働く人がいないなら、早く1店舗を閉めないと2店とも閉める可能性が高まります。

もしくは誰かが倒れるかもしれません。

どちらにせよそのままでは、両方の店を閉める事になるでしょう。

 

 

 

先延ばしにせず終わらせる

問題を増やさないために必要なのは、解決させる事です。

それが例え望ましくない解決だったとしても、先延ばしにする方がよっぽど複雑化した問題が生まれます。

 

だから今できる最善で、自分が出来る範囲のギリギリまで終わらせる。

それが必要です。

 

 

しかし日々仕事をしていると、問題が複数同時多発的に起こるのは当たり前ですよね。

そんな時も1つずつ終わらせる。

それが1番最短です。

 

もしそれでも解決より問題が起きるほうのスピードが速いなら、何かを切り捨てましょう。

先ほど例えた1店舗を閉店させるとかしましょう。

 

 

 

行動しない時は考えない

複数の問題が重なるとストレスが2乗になっていく話しをしました。

 

日々起こる問題よりも実はこの問題が問題を生むのが1番ストレスです。

あなたが管理職になったのならば、仕事の解決も出来る方でしょう。

 

しかし管理職は自分が関与していない仕事でも問題が起きて、それが重複化する。

管理職ですから、解決しないとならない。

 

そんな時は、別の問題を考えないようにしましょう。

Aの問題がまだ未解決なのにBの問題が起きた。

どっちも頭に留めていると、ごっちゃになります。

するとストレスだけを感じて、解決方法は見えなくなります。

 

だからA問題を完全に思考から切り離す。

そのためには紙に書いたほうが分かりやすいです。

B問題を書いて、改善策を考える。

それを実行する。

 

それからA問題に取り掛かる。

 

思考内を整理しましょう。

 

 

 

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今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

あなたの明日は今日よりも苦難が減り、より多くのチャンスと幸福に恵まれた1日になるように。

また明日。

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