こんにちは、パファです。
人は窮地に追い込まれると本性が出ます。
有名人や一般人に関わらず、コロナウィルスによって人の気持ちを考えられない自己中心的な人が今本領発揮しています。
自分もそうならないように振り返り、そしてそんな人間(会社)からは離れましょう。
パート、アルバイト、一般社員、若手管理職、若手社長へ私の経験を踏まえてお伝えします。
あなたの努力が1歩でも成功につながる事を応援しています。
そして日本の企業が世界一と言われる日を目指すブログです。
炙り出された人間性
人は緊急事態になると本性が出ます。
私は自分の会社を倒産させた時に、嫌と言うほど本性を見てきました。
もちろん私も本性を丸出しにしました。
その時に私は緊急事態に助け合えるためにはどうすれば良いか学んだ。
簡単に言うと「信用」です。
日々人に信用される行動を志さないと、異常事態では簡単に自己中心的な思考になります。
例えば、
・国会議員は自分たちの立場や力を守るために、国民を蔑ろ。
・自粛を要請されているのに花見、サーフィン、観光、パチンコ等。
・正義を振りかざして誹謗中傷や風評被害。
・会社を守るという建前で従業員に感染リスクを負わせ働かせる。
・休業中の店舗に空き巣。
等。
国民のごく一部の人たちの行動。
しかしそれがその人の本性でもあります。
繰り返して言います。
緊急事態ほどその人の本性が出ます。
対照的にリーダーシップを発揮する人もいます。
・北海道と大阪府の知事。
・会社の従業員に臨時ボーナスを支払う社長。
・マスクを作って無料配布する個人や企業。
・医療業界に寄付をする人たち。
・医療関係者の状態や感謝を番組にする一部報道社。
等。
しつこいですがもう一度。
緊急事態ほどその人の本性が出ます。
子どもが親の後姿をみて育つように、自分が今どのような環境で働いているかによって学ぶ事は大きく変わります。
自己中心的な社長の会社に勤めたら、従業員も自分たちの主張ばかりします。
それは社長が従業員の立場を尊重しないから、従業員も自分の立場ばかり主張する。
自己中心とは、「他人の気持ちへ考えが及ばない」人です。
北海道や大阪府の知事のように責任をトップ自身が背負って、誰よりも努力している姿はそのように部下も学んでいく。
有能なトップの部下は自分が同じ立場になったら、間違いなく有能なトップとなります。
つまり「自分が」「私が」「俺が」だと、周囲も同じ様に自己主張ばかりで不平不満の集団になります。
私も倒産させる時、お金が必要で自分の立場ばかり主張していました。
他人を思いやる気持ちの余裕が無いから、人は一瞬で離れていきました。
自己中の近くにいても、被害に合うだけですからね。
性格はすぐに変わらない
人の性格は生まれ持ったものと、育った環境によって形成されていきます。
つまりここ数年で出来たのではなく、何十年と繰り返されてきたものが性格です。
だから人に言われた程度で簡単に変わったりしません。
人の性格がもし一瞬で変わるとするならば、2つしか選択肢はない。
・気付き。
・死を覚悟した時。
私は両方を経験出来ました。
後者は絶対にお勧めしませんし、間違うと本当に死ぬリスクがあります。
しかしそれほど人が変わるというのは簡単ではありません。
それなのに、自分が正義で人の間違いを正そうと考える人がとても多い。
私のこのブログや会社での部下への教育は、長い時間をかけて気付きを促すものです。
短期間で人が変わらないのは身をもって知りましたから。
そしてもう一つ。
人を変えるという考え方です。
社会的な立場に上下はあります。
しかし人としての立場に上下はない。
それなのに「教えてやる」的な上目線で社内の人ではない人様に言っている人は、自分の品位が低い事を示しています。
人の性格は怒ろうが、侮辱しようが変えられません。
変えようとする人の方が勉強不足です。
変えるためには気付かせるしかないんです。
言い方を変えたり、分かりやすく例えたりして。
それなのに上目線で言うから相手は感情的になって受け入れられなくなる。
人の考えは簡単には変わりません。
変えるには時間はかかるんです。
ダメ人間の近くにいても疲弊するだけ
緊急事態ほど人の本性が出る話しをしてきました。
そして人の性格は簡単に変わりません。
自己中な人は苦しい状況になるほど本領を発揮します。
するとその人の近くにいても自分が疲弊していくだけです。
相手は変わりませんから。
しかもこの不況は先が見えず、いつまで苦しむのかも分からない。
自己中は苦しくなればなるほど「他人へ思いやる気持ちは無くなります」。
つまり自己中的な思考は強まります。
もし会社の社長が自己中であるならば、早期の退職を検討された方が良いです。
自己中な会社はいずれ化けの皮が剥がれて倒産します。
そんな会社にいるよりなら、もっと社長の従業員への気持ちを大切にする会社に移りましょう。
余談になります。
会社を知るには面接の時に聞けば良いんです。
コロナで不況になっていますが、従業員へは何か対策をされましたか。とか。
自分の人生の時間を使って働くわけですから、自分で自分を守る行動もしましょう。
私は企業で面接を担っています。
面接時に「良いように使われる人」と「自分を守る人」が概ね分かります。
それが求職者がする面接者への質問です。
例えば目安ですが、
給料などのお金の質問をする人は、お金をより必要とする状態にある。
働く時間を質問する人は、より時間に追われている。
全く質問をしない人は、何も考えていない。
等です。
自分はどう見られたいのかで質問内容を変えても良いですし、全部聞いたらしっかりした人だと認識されます。
自分もダメ人間になっていないか
今回のブログで私が一番伝えたいのが、他人ではなく「自分自身が自己中心的になっていないか」を振り返ってほしい事です。
仮に働いている先の社長が自己中でも、国会議員が自己中でも所詮は他人。
自分の人生を楽しくさせられるのは自分だけです。
自分を自己中になっていないかを見る、第三の目が必要です。
それは他人の言葉で自分がどう見られているかを判断基準にする、です。
例えば安倍政権への支持率があります。
2020年4月14日で指示が39%でコロナ禍が発生してから落ちています。
(同年2月時で45%)
一般の人に支持率はありませんが、他人の自分を見る表情や言葉でそれを判断する力です。
よく客観的とか、俯瞰して上からの目で自分を見るという方もいます。
それも必要ですが、それでも結局は自分の目です。
だから他人の目を通して自分を見るんです。
いや、感じ取るんです。
例えば、相手の自分へ対する声の大きさや威圧的な態度、または好意的な距離や話す内容の親密度等。
相手がなぜそういう態度や行動を取るのかを基準にするんです。
それを感じ取れないと自分も自己中心的になっていると考えてもいいです。
本来人は話しをしていると、自分の気持ちを理解してほしいから共感を求めます。
しかしそれだけでは人として望ましい人間として成熟しません。
自分がどう見られているか把握して修正出来る人になりましょう。
そして把握出来ないと、修正出来ません。
しかし把握したら修正をするかしないかは自己判断出来ます。
だから自分の気持ちを共感してもらうよりも、自分がどう見られているか感じ取る練習をしましょう。
この大不況下で人への不平不満よりも、自分が切羽詰った状況で何が出来るか。
最後にもう一度繰り返します。
緊急事態ほどその人の本性が出ます。
それは他人だけではなく、あなたも同じです。
もちろん私もです。
関連ブログです。
今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました。
また明日。