pafa’s 研究所

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職場での会話、不満があっても相手に興味を持て【相手が話しを理解してくれないと感じた人へ2】

こんにちは、パファです。

 

 

 

今日は相手と話しをしていて、話しが理解してもらえない時の伝え方です。

自分の言いたい事を言いっぱなしでは、相手に対して失礼です。

どこまで理解しれくれたか、反応を見たり問いかけたりして会話を成立させしましょう。

その方法をお伝えします。

 

 

 

 

 

 

パート、アルバイト、一般社員、若手管理職、若手社長へ私の経験を踏まえてお伝えします。

あなたの努力が1歩でも成功につながる事を応援しています。

そして日本の企業が技術でまた世界一と言われる日を目指すブログです。

 

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相手に興味を持つということ

話しをしていて感じます。

相手に興味が無い人は、自分の話しだけを言い続けます。

だから相手がだるそうにしても、嫌がっていても、終えたくても感じることが出来ない。

こんな人は男性に多いように感じます。

(少なくとも私の周辺では)

 

職場の部下でも数名います。

自分が不満に思っていることや、改善してほしい要望ばかり。

仮に自分の意見が蔑ろにされると腹を立てる。

 

この状態では会話になっていません。

相手の話しを聞く興味を持っていない。

あなたは同僚の話しも、部下の話しも、聞いていますか。

 

上司の話しは聞かざるを得ないでしょう。

そうではなく不満を言える同僚や部下に対してです。

 

話しを聞くとは、話しを振ればいいだけですので出来るでしょう。

例えば、

今日何していたの?

仕事忙しかった?

とかです。

 

この程度であれば考える必要もないので、今まで自分の話ししかしていなかった人はここから始めてください。

 

出来れば自分の話しと相手の話しの割合は5:5が望ましいです。

10分話したら5分があなたで5分が相手という感じです。

それが相手も話を聞いてもらっているという気持ちになります。

 

 

そして話しを聞く事に慣れてきたら次の段階です。

気持ちを聞いてください。

例えば、

Q:今日の仕事は忙しかった?

A:とても忙しかったよ。休憩も取れなかった。

Q:休憩が取れないほどなら、その分給料に上乗せしてくれたり後から休憩させてほしいよね。

A:そうなんだよ。うちの会社は忙しい時にこき使って、見返りはなにもない。

Q:それは辛いね。

A:だから辞めたくなるんだよね。

Q:その気持はわかる。

 

気持ちにそって会話が出来ると、相手は共感してもらえたと感じて楽しく話しを出来ます。

それが会話をするという事です。

 

 

 

話しを組み立てていく

言ったことが伝わらない人の脳内に、1つ重大で直しにくい回路があります。

それは聞かれた事に対する返答です。

聞かれた事を自分の脳内で組み立てて、その結果を言葉にして出します。

聞いていた人は途中が無いから、全く理解出来ません。

 

例えば、

Q:先週末の休みにどこかへ出かけた?

A:(親に急に呼び出されて、実家に戻ってから買い物に付き合わされたなぁ)◯◯というホームセンターに行ったよ。

Q:なぜ隣市のホームセンターに行ったの?

A:親に言われて。

Q:親に頼まれて行ってきたの?

A:いや、一緒に行ってきた。

Q:じゃあ実家に帰って、親と一緒にホームセンターに行ったってこと?

A:そうなんだよ。せっかくの休みなのに実家に帰って大した用事でないのに、買い物を付き合わされて面倒だった。

Q:(イライラ)

 

こんな無駄なやり取りが多い人は、1日中誰とでもこんなやり取りします。

もしこの会話を見て、何も思わないならあなたも重症です。

私はこんな会話はしたくありません。時間の無駄です。

 

最初の質問で「先週末の休みにどこかへ出かけた?」

ということは、相手はあなたの先週末の行動を知りたがっています。

それは分かりますよね。

それに対して

「◯◯というホームセンターに行った」

いや、そりゃ行ったのでしょう。

そこで会話が終わるわけがなく、続けてなぜ行ったか知りたくなります。

だから

・質問に答える。(この場合は行った場所)

・その理由(行った理由)

・そこでの出来事

・感じた事があれば付け加える

ここまで1回で話しすと、相手は聞き返さずに済む。

 

望ましい会話は、

Q:先週末の休みにどこか出かけた?

A:実家の両親から突然電話来てさ、棚が壊れて修理するための物が分からないから一緒に行ってほしいと言われた。面倒だったけど、実家の近くのホームセンターに行って選んできたよ。

Q:そうなんだ。折角の休み、大変だったね。

 

これだけで終わる会話です。

そして次の会話へ移れます。

その早いやり取りが不要な時間を使わず、少しの時間で情報の交換が出来る。

 

つまり相手の思考内を組み立てていくのです。

自分の脳内にある伝えたい事はどうでもいい。

相手の脳内の中で、自分の言葉で伝えたい事を組み立てて形にするんです。

もし難しい事を伝えるには、途中で相手の反応を見ないと出来ません。

 

 

 

反応で察する

上記で相手の脳内で伝えたい事を組み立てると言いました。

そのためには相手にも協力してもらわないと出来ません。

つまり会話とは言いっぱなしのぶつけ合いではなく、相手と自分の言い分で組み立てるものです。

 

例えば分かりやすく言うと、物を買う時に値下げを要求するとします。

店頭の売価が5,000円。

私が値下げ交渉した金額が3,000円。

店員が4,500円。

私が3,500円。

話し合いの落とし所として4,000円で双方納得して私が購入。

という流れです。

これは相手と交渉もしていますし、会話もしています。

今は分かりやすくするために、商品を買う流れでお伝えしました。

 

会話も同様です。

相手の言った言葉に対して、あなたが反応する。

逆もしかり。

あなたの言った言葉に対して、相手が反応する。

反応や返答を伺いながら、相手の脳内で自分の言った言葉がどの程度組みたっているかを把握します。

そういうやり取りで会話を成り立たせましょう。

家族で訓練してみてください。

 

交渉が上手な人は相手の考えを先読みしますが、それはまた別の機会にお伝えします。

 

相手の脳内で組み立て、反応や返答でどのていど組み立ったかを見ると言いました。

しかし仮に相手が言葉足らずの人なら、表情や仕草を重点に相手がどう感じているか察します。

相手の脳内で会話を組み立てられる人はその場の会話を支配出来ます。

会話の主導権を握って、流れを誘導出来るからです。

話しが上手い人とは、たった一言で強烈な言いたい事を植え付けられる人です。

だから話しがすっと胸のうちに入って、感情でも理解、共感できる。

するとテンポのある会話となって聞き手も飽きずに話しを聞いていられる。

言葉をプロにしている方々です。

 

 

言いっぱなしの人は主導権を握れません。

相手が何を感じて望んでいるか分かりませんから。だから主導権を握られて、いいように言いくるめられます。

 

相手の言った言葉、表情や声質、それらの情報をフル活用して相手の脳内で組み立てられる人になりましょう。

 

 

 

会話の途中で理解出来たか問う

 相手と会話をして、どの程度理解しているか簡単に確認する方法です。

 聞きましょう。

「ここまでの話しを理解出来た?」

これだけで良いです。

 

もし勘違いしていたり、間違っていればそこで修正が出来ます。

最後まで話し終わってから、また途中から言い直すのは相手にとっても自分にとっても時間の無駄です。

さらにもう一度繰り返して言うのが面倒になります。

だから時間を極力抑え、繰り返し言う事態を防ぐために、途中途中で理解出来たか確認するんです。

 

 

会議で実際にある話しです。

1人が問題について取り上げ、言っているうちに興奮してきて話しがそれていきました。

Aという問題を取り上げたのに、Bに行きCに行き。

だから会議に参加していた人たちは何が問題か分からなくなった。

 最後に全員から意見を聞きたいという流れになったが、Aについて答える人やBやCについて答える人もいる。

つまり望ましい考え方は手に入りませんでした。

そして全員の頭には「?」何が言いたかったの?で終わる。

 

自分の発言を1回で納得させられる言い方を持っている人なら、それでいいでしょう。

しかし一般人である私達が、1回で伝えたい事を伝えられるとは考えない方がいい。

だから途中で質問を挟むなり、全員の理解度を同じ様に上げましょう。

そうしないと聞きたい事すら聞けず、的はずれな答えをもらっても何にもならない。

相手に対しても失礼でしかないです。

 

だから伝える側の配慮として相手の理解度を常に把握しましょう。

 

 

 

関連ブログです。

 

pafa.hatenablog.com

 

 

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

また明日。

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