pafa’s 研究所

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伝えたつもりが伝わらないのは自分本位な言い方【相手が理解してくれないと感じた人1】

こんにちは、パファです。

 

 

 

私の年上の部下で、説明が不十分で伝えた言葉が理解されにくい人がいます。

だから何度も会話をして、やっと言いたい事が相手に伝わります。

私だけがそう感じているわけではなく、どの人に対しても何度も意味を聞かれたり「分からない」と言われたりしています。

 

今回は、人から「分からない」と言われた人に対する回です。

その理由と、理解される言い方をお伝えします。

 

 

 

 

 

 

パート、アルバイト、一般社員、若手管理職、若手社長へ私の経験を踏まえてお伝えします。

あなたの努力が1歩でも成功につながる事を応援しています。

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 自分の感情が強過ぎる

 

私は30過ぎた頃、1人の人に言われたことがあります。

「相手に興味を持っていない。だから誰に対しても同じ言い方で、相手の理解度を無視している」と。

例えば極端に言うと、私の仕事を説明する言い方が初めて会う人に話す内容と、一緒に行動している同僚に伝える言い方も同じだと。

という事を言われた経験があります。

今思うととても理解できて、まったくその通りでした。

 

私は自分の言う事に一生懸命で、相手の理解度は考えていませんでした。

だから頭の中は一方的にあれこれと自分が言いたい事ばかり。

 

一度このような思考になるとなかなか直りません。

なぜ私はちゃんと伝えているのに相手は理解出来ないんだろう。

と、相手の責任にしてしまう。

せめて自分の言い方を振り返えられる人ならば、可能性はありますが。

 

繰り返しますが、冒頭にお伝えした私の部下です。

自分の伝えたい気持ちが強すぎて、言っている事が相手に伝えられない人がいます。

その部下は聞き返されると「なぜ理解出来ない」「なぜ分からない」という返答。

そこから何度もやり取りしてやっと全体像を把握できる感じです。

伝えられない人は、その無駄なやり取りも時間がもったいないと理解するべきです。

 

もしあなたが言ったのに相手が理解してくれない事が繰り返されるなら、自分の言った言葉と相手の言葉をつなぎ合わせてみましょう。

間違いなくつながっていません。

 

 

 

言ったら伝わったと思うな

繰り返しますが自分の感情が強すぎる人は、言ったら伝わったと思う人が多い。

自分の言いたい事ばかり脳内で発展し、相手に言ったら伝わってその通りに動いてくれるだろうと、全て自分の事ばかり。

自分の事ばかりしか考えられない人は、周囲から距離を置かれます。

理由は人の話しを聞けず、自己中だから。

 

 

例えば人と喧嘩して言い争いになったとします。

感情的になっているので、このときは自分の感情が爆発しています。

だから相手の言い分や気持ちなんて理解出来ない。

自分の言い分しか考えられない人はそんな感じになっています。

 

 

言ったら伝わったではなく、伝わっているかどうかの確認が必要なんです。

理解できたか出来なかったかは相手に聞いたり反応を見ないと分かりません。

だから自分の言いたい事ではなく、相手の反応を気にしてください。

理解してなさそうなら、言い直してみたり、違う言い方にしてみたり、書いて伝えたり。

 

会話は相手とのキャッチボールです。

あなたが一方通行の大砲とは違います。

自分が言ったら、相手の反応を見る。卓球のラリーのように返ってきた球を見て適切に打ち返しましょう。

相手の反応を見て理解していたら次に進むなり、相手からの言葉を待ったり「会話」をします。

自分ばかり話している人は人に対しての思いやりがありません。

相手の気持ちを優先させる気持ちを持ちましょう。

 

 

 

伝えたい事を要約する

会話をしていて相手に伝わらないと感じた人ほど、伝えたい事を整理しましょう。

頭が回る人は言いながら整理しながら伝えられる。

しかし全員がそうではない。

 

言っても伝わらない人は、相手が理解しやすいように要約して言いましょう。

それが相手のためでもあり、自分のためでもあります。

自分の思った事を何も考えず、大砲のようにバンバンぶっ放しても当たりません。

出来ないのなら準備をしましょう。

すると自分の伝えたい事はまとめられて、伝わりやすくなる。

それが相手に対する配慮です。

 

さらに伝え方が下手な人は要約も下手です。

私の部下の中にも何を言いたいのかわかりにくい人がいて、「つまり」と言うと答えられなくなります。

だから自分の考えた事に自分で「つまり」と聞き返す事で言葉が磨かれて分かりやすい言葉になります。

 

私に限らず上司への報告では要約が必要となります。

時間が無い人に対して回りくどくあれこれ言っているとイライラさせて叱られます。

だから上司への報告は要約して伝えるように、同僚や家族、自分へも要約して言う訓練するのが望ましいです。

 

 

 

伝え方にバリエーションを持つ

上記では相手の反応を見たり、聞いたりして理解度を知ることをお伝えしました。

もし相手が理解出来ていないなら、言い方を変えましょう。

同じ事を2度伝えても意味はありませんよ。

私は20代の頃、相手が理解しなかったとき同じ事を同じ様に言っていました。

もちろん相手は理解出来るはずもありません。

 

そうではなく、角度を変えるんです。

例えば近くのユニクロまでの道を聞かれたとします。

あなたが知っている国道を使った1番近い順路で伝えても理解されなかった。

でしたら次は少し遠回りになったとしても県道を使った道順を伝えましょう。

それでも理解出来ないなら市道

それでもダメならスマホを使って、立っている場所からユニクロまでの道をナビします。

さらにダメなら相手のスマホを借りてナビを設定します。

 

つまり手段を次々に変えて、相手が理解出来るところまで自分から降りていく感じです。

いつまでも国道を使った道路を伝えていても意味はありません。

相手は理解出来ないのがわかった時点で次の手段に取るべきです。

この切り替えの早さも相手の理解を早めるために必要です。

国道を何度も伝えて理解出来ない。

県道を何度も伝えて理解できない。

一般的にこの時点で「もういい」と聞くのを諦めます。

 

相手が理解出来ない場合は、自分が伝えられなかったと肝に銘じましょう。

相手が理解できなかったと相手の責任にした時点で、学びはなくなります。

伝えられない人が増えると、それだけ人のせいにして周囲からあなたの評価は下がります。

「あの人の言っている事はいつも理解出来ない」という噂が広がります。

 

だから伝わらなければ自分の伝え方に責任があったと認め、次に伝えるとしたらどう伝えたらいいか考えましょう。

その時は要約した言い方がベストです。

 

 

関連ブログです。

 

 

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

また明日。

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