こんにちは、パファです。
もしあなたが昇進を目指して管理職になりたいのなら、注意してください。
なんのために管理職になりたいのですか。
目的が無いと管理職がゴールとなり、能力の低い人材が出来上がります。
行く末は降格して社員に戻る。
そうならないための全4回の1回目です。
パート、アルバイト、一般社員、若手管理職、若手社長へ私の経験を踏まえてお伝えします。
あなたの努力が1歩でも成功につながる事を応援しています。
そして日本の企業が技術でまた世界一と言われる日を目指すブログです。
昇進までの努力
私は現在40代半ばですが、約20年前はほとんどの社員が昇進や昇給を望んでいました。
しかし現代の若い世代の方々はそれほど昇進に惹かれず、割とドライなんですよね。
まぁ、その中にでも昇進を目指している人はいるので、そんな方々にお伝えします。
私も20代の頃は早く管理職になりたかった。
今考えるとなぜ管理職になりたかったか、なったら何をしたかったかが無かった。
だから昇進がゴールで、能力が同期よりも上だと実感したかった。それだけの昇進でしかなかった。
そして昇進して管理職になったらやる気が落ちていくんですよ。目標が達成しちゃったから。
管理職になるためには社員から昇進しないとできません。
その社員の時に、どんな理由で管理職になりたいか考えておきましょう。
すでに管理職になっている人なら、何をするために昇進したのか考えて下さい。
目的が管理職になる事なら、部下は頼りにならないとあなたを思っています。
理由は席に座るのが目標で、仕事でチームを引っ張っる事では無い。
守りに入るんですよ。今の席を明け渡したくないという気持ちが芽生えるんです。
ちなみに、給料を上げたいのも管理職になりたい理由の1つにはなりますが、それでもチームは引っ張れない。
なぜならお金を得たいのは個人的な理由だから、チームは関係ない。
あなたの行動はチームとは関係ない行動をしてしまう。
例えば自分の評価を上げるために、チームの業績を上げる。
業績が上がれば全て自分の手柄で、逆にチームで何か起こってもチーム員の責任にして、我関せず。
失敗した責任は部下に取らせないと、自分の評価が落ちるから。
昇進が目的の管理職の行く末
この章の結論です。
昇進して満足している人は、必ず降格します。
昇進がゴールだからもう達成しているんですよ。
よって後は落ちるしかない。
昇進してからさらに新しい目標が見つけられれば、また伸びるでしょう。
しかし昇進がゴールなら、終わりです。
もしあなたの上司が昇進したと同時に仕事を手を抜くようになり、部下を叱って自分は椅子に座ってクルクル回っている。
社員の時は一生懸命外回りして売上を上げるために足を使っていたのに、椅子に座る立場になったら満足して行動しなくなった。
人は裏切られた方が相手を信頼出来なくなります。
だから社員の時に一生懸命仕事をしたとしても、昇進して仕事をしなくなったら信頼を落とすんです。
裏切られたと感じて。
そして部下の信頼を落とすと次に待っているのは上司からの叱責です。
あなたの努力が認めて昇進させたのに、立場が上がった途端に椅子でクルクル回ってチームを引っ張ろうとしなくなった。
チーム内に不満が溜まって売上が落ちていく。
日々仕事をしていると、部下の1人が失敗してしまうことはよくあります。
悪い上司は、責任を部下のせいにしてそのままさらに上の上司へ報告する。
あなたは部下に責任を押し付けて、私には原因が無いと主張する。
あなたの上司から見るとそれを正せないあなたに責任があるんですけどね。
成長は止まる
管理職がゴールになると停滞することはまだあります。
あなたの成長が止まるんです。
私も起業した際に、起業する事が1つの夢だった。
だから会社を起こしてからどうするかを考えていなかったんです。
つまり最初の商品しか考えていなかったから、第2段、第3段の商品を手掛けるのがあまりに遅すぎた。
社長という立場に満足し、最初に考えていた商品がそれなりに売れた。
そこからは羽を失ったヘリコプターのようにグルングルン回って地面に激突しました。
管理職や社長になることは、何かを成し遂げるために判断しやすい立場にいるだけ。
立場に就く事が目標となれば、私のように取り返しのつかない大失態を犯します。
だから責任がある立場になったら、何がしたいのか。
それが無い人は昇進しても必ず戦果は残せないし、部下からの信頼は得られません。
全ては自分の戦果のため
最悪な管理職が、部下の戦果を全て自分の手柄にしてしまう事。
あまり詳しくは言えませんが、店長が売上を社員に分配出来る業種があります。
小売店です。
店舗の店長にはお客さんが勝手に寄って来て、店長から商品を買う人は多いです。
だから店長が店の売上の多くを稼いでいるんです。
もちろん実力で販売も出来るから店長になれています。
これは当たり前の話しで私も20代で店長になった時、何もしなくてもお客さんから呼ばれて売上を上げまくった記憶があります。
良い店長は自分で接客して売り上げた金額以外は、部下のやる気を起こす事に使うべき。
例えば明らかに接客を努力したのに、思ったより当月の販売金額が伸びず落ち込んでいる社員とか。
または全員に均等して販売金額を割って付加するとか。
たまにいるんです。
お気に入りの異性の気を引こうとして店長の売上をおすそ分けしたり、お局様へ分けたり、自分を慕っている部下に分配したり。
だから店長に気に入ってもらえた人の売上が上がるんです。
こういう店長も少なくないです。いや多いです。
売上の上位はいつも同じ人達。
それほど努力しているのかと思いきや、店長に気に入られただけ。
誰がこんな店長を信頼しますか。
全国に店を構えている企業から、地元の中小企業まで。
本当によく聞く話しです。
こんな店はいずれ衰退します。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。