こんにちは、パファです。
失敗は誰でも嫌ですよね。
ですが失敗には成功に必要な大きなヒントが沢山埋まっています。
そのヒントを探し当てられる人がより成功に近づき、探さない人はいつまでも成功の反対にいます。
今日は失敗から成功へつながるヒントの探し方をお伝えします。
パート、アルバイト、一般社員、若手管理職、若手社長へ私の経験を踏まえてお伝えする教育ブログです。
あなたの努力が1歩でも成功につながる事を応援しています。
失敗を振り返る
大きな失敗をすると落ち込んで目を背けたくなります。
私も会社を倒産させて、倒産の原因を振り返られるようになるまで3年近くかかった記憶があります。
私の場合は失敗の規模が大き過ぎます。
しかし一般に働いていても大きな失敗から立ち直るまで、数週間から数ヶ月かかる場合もあるでしょう。
その時の心境の多くは自分か他人を責めていると思います。
そうではなく、次同じミスを無くし成功に近づけるためには今回の失敗は必要だったんです。
つまり学ぶべき事があったから失敗したんです。
それを振り返って学ばないとまた同じ失敗の繰り返しになります。
私の部下は会議で失敗について議題を持ち込みますが、ほとんど糧にできていません。
だから同じ失敗を繰り返す。
ダメだったらなぜダメだったのかの検証が出来ていないんです。
例えば数学であれば正解があるから、何度でもその答えになるまで手段を変更したらいい。
ですが仕事の場合、正解が無い事がほとんどです。
だから検証が途中で終わってしまうんです。
例えば山の麓から山頂を目指すとします。
元々その山を登頂した人はいません。
初めて登頂を目指したが、1本の道がダメで検証せずそれで終わった。
もしくは検証しても中途半端で、途中で途絶えている道をもう2本見つけて終わり。
それであの山へは登った人もいないし、登れないと決めつけるんです。
検証しなかったり、検証の方法が正しいのか考えないとこのような結果になります。
いつまでたってもこの人は登頂できないでしょう。
さらに失敗から学ぶためには、感情や先入観が入ると偏ります。
例えば先の登山で言うと、
あの山は誰も登頂したことが無いからきっと登れない。
そして検証したけど3本の道しかなく、すべて途中で途絶えていた。
だから麓からあの山頂へ続く道はない。
麓から山へ通じる道を漏れなく探す方法。
途絶えている道も含めて全てに道がどこにつながっているか、または途絶えているか。
もし登頂できれば誰も見たことのない花や景色が見れて、先行者利益(初めて踏み入れた人が多くのメリットを獲得できる)が得られるかもしれません。
ヒントを流してはダメ
失敗の中には成功につながるヒントが転がっています。
少なくとも今回の失敗は成功でなかったという事実も学べます。学べる事はあるのだから、自分を責めて落ち込む必要はありませんよ。
落ち込むべき人は学ばない人です。
学ばない人とは、今回と同じ方法で再度挑戦する人です。
例えばダイヤル式の自転車の鍵があったとします。
ダイヤルが0000で開かずに違うって言ってるのに、何度も0000で開けようとする。
どう思いますか。
今は分かりやすくダイヤル式の鍵で例えましたが、管理職から見ると部下の多くはこんな事をやっているんです。
「違うって」と思いながら、いつ学ぶか見ています。
本来鍵の番号を先に探すのが当たり前ですが、番号が見つからないと0001、0002と変えていかなくちゃならない。
いつまでも0000でチェーンの引っ張り方を変えたり、何度も0000に合わせてチェーンを引っ張っても同じです。
学びましょう。
さらに失敗には原因があります。
成功しなかったら、せめて失敗の原因を改善して新たに挑戦しましょう。
その原因は1つなのか複数なのか分かりません。
よく見られるのは1つだけ改善してやり直す人です。
もし複数なら再度失敗しなくちゃならない。
基本は時間がかかったとしても1回で完璧に終わらせるんです。
例えば国家試験や受験では問題を何度も見直ししますよね。
時間内で名前の確認から受験番号、問題とマークシートと間違っていないか。
国家試験だから受験だからではなく、複数の失敗が隠れていないか探しましょう。
全て見直すと大概ミスは複数個所見つかるものです。
もしそれでも自信がないなら、同僚や上司に見直しをお願いします。
そこで改善箇所が見つかったら、なぜ気付けなかったのかを考えましょう。
繰り返しますが、同じミスを繰り返す人は信用されません。
だから時間や手間がかかっても完璧な仕事を目指しましょう。
カバーする方法を学ぶ
カバーとは見直しです。
私は以前、見直しを疎かにしていました。
だから私の仕事の出来栄えはまぁひどい。
あちこちに大きなミスや小さなミスが散りばめられて、まるで「ミスの宝石箱やぁ」でした。
いや、笑えませんけどね。
その時に散々叱られて学びました。
私は見直しする力が弱いと。
当時の私は仕事が溜まっていると気持ちが焦ってしまい、見直ししているとなぜか浮足立って手につかなくなるんです。
今考えると大学のレポートもほとんど見直しせず提出して、真っ赤な状態や再提出で返ってきていました。
そんな人いますかね。
とにかく見直しをしないとひどい出来具合を他人に見せる事になり、見せられた人は幻滅します。それがあなたの評価につながります。
必ず見直しましょう。
見直す方法は資料作りで言えば、左上から右下まで順にです。
私のように抜けや漏れがある人はパソコンの画面に指を添えて、指でなぞって確認します。
私のこのブログも、1度打ち終わってから加筆修正し、さらに最後にもう一度見返して終了です。
たまに時間がなくて最後の見返しが出来ない場合もありますが、基本的には必ず見返します。
もし後から記事を見て、文字を間違っていたり漢字が間違っているとさらに手間なので、1度で終わらせる事を心がけています。
カバーが失敗を減らして、あなたの評価を些細なミスが出ない人と信用されるようになります。
失敗の蓄積は成功への道
ここまで失敗は嫌な事だと伝えてきました。
しかし長い目で見るとあなたの成長のためには必ず必要です。
理由は失敗からノウハウを学べるからです。
ありえませんが、仮に1回も失敗なく成功したとします。
なぜ成功したのか理解が出来ません。
苦労せず成功を手にしてしまったら後から必ず天狗になってしくじります。
何も困難なく成功はありえませんけどね。
失敗は成功の元とも言うように、最終的な大きな成功のためには必ず必要です。
そこでしかノウハウを蓄積できませんから。
ですから失敗はノウハウを蓄積している段階です。
最初左に進んで失敗し、まっすぐ進んだら成功に近づいた。
それを繰り返して目標へ近づくんです。
しかし注意してください。
意味のない失敗はいくら繰り返してもノウハウは蓄積されません。
上述したダイヤル式の鍵のようにいくら0000で何百回合わせたところで、何のノウハウも学べません。
少なくとも数字を回す事でチェーンの引っ張り具合に多少抵抗があったり、ダイヤルを回した時の音が違ったりとか小さな変化を気付けるのがノウハウとなります。
失敗を嘆くと前に進めません。
そうではなく、失敗から何かを学びましょう。
それがいずれあなたの大きなチャンスをいかす手段になります。
失敗は落ち込まずに、学びを得るチャンスが来たと思考を切り替えましょう。
関連ブログです。
大きな失敗から立ち直るシリーズ1です。
大きな失敗から立ち直るシリーズ2です。
失敗は終わりではなく軌道修正するための過程です。修正を諦めた時点で失敗です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。