こんにちは、パファです。
職場で無意識に同僚を混乱させている方への対処法です。
本人は無意識なので、直そうと周囲の人が努力してもほとんど無駄です。
その理由と、それでも一緒に働くための方法をお伝えします。
無意識の悪意がある人は自覚していないから困っていません。
困っているのは周囲の人たちです。
パート、アルバイト、一般社員、若手管理職、若手社長へ私の経験を踏まえてお伝えする教育ブログです。
あなたの努力が1歩でも成功につながる事を応援しています。
本人と周囲の人では思っている事は違う
この章の結論です。
無意識の方は、自覚していません。
だから混乱させている事も、迷惑をかけている事も理解していません。できません。
困っているのは周囲の人ですから、本人は全く困っていないんです。
解決しようと行動するだけ無駄です。
これが無意識の悪意です。
自覚がないから直せません。
むしろ意図的に悪意ある行動をしている人の方がまだ直しようがあります。
例えば反社会的勢力は故意に犯罪を犯しているから、逮捕されて刑務所に入ると反省して更生の余地がある。
もちろん養護しているわけではありません。
無意識の人に怒った所で糠に釘です。悪いと思っていないのでまったく効き目がありません。
だから反省もしないし、更生も無い。
むしろキレます。
あなたがこの記事を読んでいるという事は、このような人をどうにかしたいと思ってご覧頂いているのでしょう。
残念ながらあなたの思いとは裏腹に、本人はその気持がないからいつまでも届きません。
それでも仕事が円滑に進むように、本人に気付いてほしいと思っている方。
どうなるか次の章へ進みます。
周囲の人の取ってしまう行動
会社のため、本人のために場を混乱させる人へ気を遣ってアドバイスをしたとしましょう。
本人はなぜそれを自分が言われたのか理解できません。
例えば場を混乱させる人として、
1つの仕事が終わっていないのに、次々新しい仕事を放り込んで来る人。
本人は職場を良くしようという思いだけど、1つも解決していないのに仕事ばかり増える。
そして本人は解決出来ないから、増やすだけ増やして後は上司や同僚任せ。
自分は改善した気になっている。
そんな人は場を乱している事に全く気付かない。
そこに場を乱しているから自分で解決するか、せめて解決に向けた提案だけでもするように伝えても理解できずに怒る。
自分の気持ちを蔑ろにされたという思いで。
仮にこの人を改善させようと思うのなら、問題点をあれこれ上げてくる理由を考えないとならない。
このタイプが取る多くの理由は、問題を見つけられるという「能力」のアピールです。
そんな時は本人の努力を褒めながら、一緒に問題を解決するように教育していくのが望ましいです。
私はこの方法で部下を教育してきましたが、私が昇進して部署を離れた事で結局元に戻ったようだけど。
教えてあげようと思う気持ちの多くは無駄に終わる
無意識に職場を混乱させる人の望ましい対応方法は、褒める事です。
すると調子に乗ってさらにあれこれ問題を探してきます。
さらに褒めて解決してほしい事を頼むと、解決に向けて勝手に行動します。
逆にこっちが教えようというスタンスで行動すると、相手はもっと場を乱してきます。
自分のほうが能力が上だという訴えを表す行動です。
この方法ですとどっちも意地になって、引き下がれない状態になるので無駄な時間になります。
分かります。
出来ない事だから教えて出来るようになってほしいという気持ちですよね。
でも十人十色というように、仕事を覚えていく過程も人それぞれ違います。
あなたが人を使う側になりたいのであれば、その人にあった方法で行動させましょう。
今回の場を混乱させる無意識の悪魔は、褒めると勝手に問題を見つけて解決します。
試してみて下さい。
褒めるほど良い行動をとるから、むしろ楽しいですよ。
最終的に周囲の人が離れるか辞める
私の提案した「褒める」以外で場を無意識で混乱させる人に教えようとすると、ほぼ必ず対立します。
相手は自分が悪いと思っていないので、引きませんよ。
ねじ伏せて言うことを聞かせようとした場合、相手は根に持っているのでいずれ反発してきます。
しかも自分は悪くないから、周囲の人達も巻き込んであなたを悪者にしてきます。
それもたちが悪い。自分の言い分の良い部分しか言わない。
例えば取引先からクレーム電話が来て、その場を乱す人が応対したとします。
すると電話を切った後クレームを自分が解決した事と、クレームの原因を作った人を最大限悪者にして言いふらします。
自分の能力アピールのために。
悪意無く言いふらすから、クレームの原因を作った人はかなり落ち込むでしょう。
そして取引先の人が言いたかったのはそこまで大きなクレームではなく、注意してくださいねというアドバイス程度だったりします。
私も何度もそういう場面にあい、がっかりした時があります。
もちろんクレームに近いから、原因を作った人へは正確に説明して正してもらいます。
このように無意識の悪意ある人は諦めなかったり、自分の都合の良いように話しを広げるからいずれあなたが疲弊していきます。
するとその相手から離れるか、会社を辞める選択肢しか残らなくなる。
まともに対応して教えようではなく、「褒めて」みてください。
「押してダメなら引いてみな」です。
頑張って下さい。
関連ブログです。
場を乱す同僚や部下に不満があっても、冷静に行動する方法。
無意識の悪意の人は根も葉もない噂も広げる。その時に取れる行動。
無意識の悪意ある人は仕事も遅い。この人の仕事に対応する方法。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。