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上司が無意識にしている部下への悪い態度を解決する3つの方法【管理職は気をつけろ】

こんにちは、パファです。

 

 

 

昇進したら嬉しいですよね。自分が認められたと感じられるし、給料も上がる。

稀に責任を負うのが嫌で昇進を拒否する人もいますが。

 

もし昇進したら気をつけてほしいことを今日はお伝えします。

部下から嫌われていると感じられた管理職は、参考にして下さい。

 

 

 

 

 

 

パート、アルバイト、一般社員、若手管理職、若手社長へ私の経験を踏まえてお伝えする教育ブログです。

あなたの努力が1歩でも成功につながる事を応援しています。

 

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上司の無意識の悪い態度

 私が20代の頃に初めて管理職になった時がそうでした。

責任が増えて結果を求められて社長から叱責される。

それなのに部下は理解せず、言うことを聞かない。

社員の時とは違う事が求められて、管理職として結果を出せなかった。

だから苛立ちがあらゆる行動に出ていました。

 

 

今日は特に20代で昇進した、若手管理職の方に聞いてほしい内容です。

 

やっと昇進できると、嬉しいですよね。

分かります。

 

しかし仕事は増えて、ため息を付く日も増えるでしょう。

表情や服装を見ると一発で分かります。

 

そしてこれが部下に対して1番やってはならない行動の1つ。

管理職はチームを引っ張る存在で、そのチームの指揮が下がる行動を上司が1番やってはダメ。

 

例えば、

・手柄を上司が取り、失敗は部下になすりつける。

・上司が権力を使って部下をマウントする。

・怒って教育する一択しかない。

・ムチばかりでアメがない。

・褒めれない。

・チームの雰囲気を感じられない。

あげようと思えばいくらでもあります。

行き着く先は同じで、部下の指揮が下がります。

一時的に演技として怒る事ももちろん必要ですが、その後フォローが必要です。

 

 

あなたも社員時代、上司の言動が気になりませんでしたか。

部下が管理職の行動に気を遣うようでは、部下は伸び伸びと能力を出しきれません。

するとチームとして結果を出せないから、引き出せないあなたに責任があります。

 

「やる気を出せ」と言ったって出るわけがない。

そうではなくあなたが引き出す役なんです。給料にその分が含まれています。

 

チーム員がバラバラな方向に向いていたら、先ずは同じ方向を向かせる事からです。

仮に車のハンドル、エンジン、4つのタイヤがそれぞれ独立して動いていたら、まともに走るわけがない。

全員を同期させる。そこから初めましょう。

 

 

 

態度を変える3つの方法

部下が思ったとおりに行動しないのを部下のせいにしたらアウトです。

確かに稀に突飛な行動をして迷惑を掛ける社員もいるのは確かです。

 

その社員も含めてあなたの手腕が試されています。

あなたが学ぶためにその社員が今あなたの部下になっていると考えましょう。

 

 

私が提唱する3つの解決方法は次のとおりです。

・自分が社員時代に上司の嫌だった行動を振り返る

・部下の反応を見て自分の行動を判断する

・上空にもう一人の自分を創り、自分の行動を監視する。

です。

もう少し詳しく伝えます。

 

・自分が社員時代に上司の嫌だった行動を振り返る。

これは同じ過ちを踏みやすくなるから必要です。

人は知らない行動は取れません。

だから知っている行動を取ってしまいがちなんです。

あなたが昇進するまでに何人もの上司がいたでしょう。

初めて昇進したら上司としての行動が分からないから、先輩管理職の行動を見習ってしまう。

それが良い行動なら問題ないですが、悪い行動まで学習しています。

だからあなたが社員の頃に見た上司の嫌な行動を自分がやっていないか振り返りましょう。

 

・部下の反応を見て自分の行動を判断する

自分が正しいと思った行動でも、本当にそれが正しいとは限りません。

数字のように正解があればそれに沿えばいいのでしょうが、人の感じ方はそれぞれ違います。

だからあなたが良いと思った行動でも、部下からしたらパワハラかもしれない。

部下の行動や表情を読める人になってください。

自分の感情よりも部下の表情や声で判断するんです。吐き出す言葉はあなたに追随する言葉のはずです。

だから言葉以外の部分で部下の気持ちを察して下さい。自分の行動は正しいのかと。

 

・上空にもう一人の自分を創り、自分の行動を監視する

人は人が見ていないと思うと悪い行動をします。

あなたもいくつも思い当たる節があるでしょう。私はあります。

その些細な悪い行動も、もしかしたら後から足をすくわれかねません。

例えば芸能人が過去の出来事を暴かれるように。

一度信頼を失った上司は、部下の心を簡単にはつかめません。

だから普段からの行いを正すためにもう一人創って監視させて下さい。

 

この3つは簡単には出来ません。

・他の管理職がやっていたから、私は真似しただけで悪くない。

・部下の表情や声を見ても、行動を正せるわけがない。

・なぜ自分だけ苦しむのか、それは社長の仕事だろう馬鹿臭い。

とか。

 

それでもです。

それでも管理職の責任を背負ったら、自分をより高見へ成長させましょう。

甘えていたら結果を出せる管理職になれませんよ。

 

 

結果を出せる上司へ

 最初の章でお伝えしたとおり、部下の指揮を上げられる上司が結果を出せます。

そのためには自分を正さないとならない。

そのために2つ目の章です。

 

3つの方法を実践しながらチーム全体の指揮が上がる行動を取りましょう。

例えば、

・具体的にチームや個人を褒める

・チーム員の中でリーダーを決めて任せる

・結果が出たらご褒美を用意する

・部下の昇進を社長に談判する。

等。

 

現代では仕事をやらせるだけでは部下は付いてきません。

あなたが部下に対して何が出来るのかを示さないとならない。

それが明確に分かりやすい報酬なほど、部下はやる気を出すでしょう。

 

それとチームに対してと、個別でのマネージメントは違います。

つまり両方へのマネージメントも必要です。

 

 

仕事で細かい指示を出すより、目的を掲げて指揮を上げるだけで部下は自ずと成果を出すように成長します。

あなたのやるべき事は自分を正して、環境を整えて、部下に目標を伝えて指揮を上げる事です。

 

後はあなたが座っていても部下があなたの机まで来るでしょう。

あなたが望む以上の結果を持って。

 

結果を出した部下をあなたはまた褒めて労うと、部下はさらにやる気がでます。

いつの間にかチームで結果を出せる管理職となり、気付くとあなたはより高い地位へ座っています。

もちろん今までの部下は全員あなたを慕っていますから、あなたの意志が社内で生き続けるでしょう。

 

そのための一歩です。

自分を正して下さい。

応援しています。

 

 

関連ブログです。

 

 部下を大切にできない管理職は、降格します。して当然です。

pafa.hatenablog.com

 

 部下を育てるには期待してはダメです。その理由。

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 初めて管理職になったら出来ない事ばかりで嫌になるでしょう。それも通過点です。

pafa.hatenablog.com

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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