こんにちは、パファです。
頼るのが悪い事ではないのに、頼り方の下手な人が多い。
正反対だけど何でも人に頼って自立出来ない人や、他人に迷惑をかけたくないから全てを自分でやってしまう人。
人は1人で生きていけないから、頼る時は遠慮せず頼りましょう。
今回はほとんど人に頼らず、1人で行動してしまう人に向けてお伝えします。
このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記事を作成しています。
少しでも参考になれば幸いです。
両親へ頼る時も頼ろう。その代わり歳を取ったら助けましょう
人に頼る時に理解してほしいことが1点。
相手も自分の時間を使ってあなたを助けるわけだから、相手の時間を奪っている事を理解しましょう。
その上で普段人に頼らない人ほど、困った時は頼ってほしい話しです。
理由は頼ったほうが信頼関係が生まれます。
そして人に頼られた時は、頼る側の気持ちも分かるからより望ましく助けられるようになる。
困った時はお互い様。
頼り方を学んで見極めよう
繰り返しますが、今回は頼らないで何でも自力でやろうとする人にお伝えします。
私も10代、20代の頃は特に人と話すのが苦手で、できるだけ教わるのも手伝われるのも嫌で何でも1人でやろうとしていた。
だから同僚からは「一言言ってくれたら手伝うのに」と何度も言われた経験がある。
つまり私も頼み下手でした。
その代わり良い事もあった。
今の私は浅く広く割と多くの事ができる。
料理、洗濯、掃除、バイク免許、車免許、船舶免許、簡単なDIY、自作パソコン作成、動画編集、画像編集、ホームページ作成、ウィンドウズ、MAC、起業、倒産、銀行融資、プレゼン等。
こう見ると、44年間で色々とやってきた。笑
時間が無いだけで、日常生活や会社でも多くの事をこなせる。
反対にできないのが、人に頼む事。
会社では部下に指示できるが、家では妻に頼むのが割と苦手なんですよねー。
だから自宅では妻に手伝ってもらうことはあっても、基本的に丸投げは出来ない。
申し訳ないと思ってしまう。
すると妻は私が任せられない(信じられない)と思っているように受け取り、距離感が出来てしまう。
これは会社でも同じで、明らかに1人でやるより複数人でやるべき仕事を1人でやっていたら周囲の人と距離感が出来てしまう。
そしてほう1つデメリットがある。
自責を負いやすい。
全て自分でやるから、ミスがあっても自分で負うことになる。
するとその行動自体に問題があったのではないかと思い始め、全てを自分のせいにしてしまう。
そして自信を無くし、やる気も失われる。
これらを脱するには人に相談しましょう。
あなた1人でやるには大きな仕事か、それとも1人でやったら良いか悩んだら先輩に相談したらいいんです。
例えばプレゼン資料を作るために、企画から始める。
それを上司なり、会議なりで発表して経験ある先輩に1人でやるのと出来る人に協力してもらい手分けした方が良いか聞いてみる。
経験者であれば、適切に答えてくれます。
その経験を軸に今後の起こる仕事の量で頼るべきか、1人でやるべきか判断材料にするべき。
そしてもし人に頼るのなら、代償を用意しましょう。
相手の時間を使わせてもらうのだから、後日相手にあなたの時間を使って手伝うとか昼食を奢るとか。
すると相手は悪い気はしません。むしろ相手との距離は近くなって親しみが生まれます。
注意するのは代償を払わないパターンです。
相手はあなたの手伝ってくれなくなるでしょう。なぜならお礼も満足に出来ない人かと思うからです。
頼れない人は頼る訓練を積む
この章の結論です。
「◯◯さんだから頼みたい」という頼み方で信頼関係を結びましょう。
頼られると人は嬉しく思います。だから適切に頼ったら、信頼関係は深くなるんです。
昔の私は頼ると人に迷惑をかけてしまうという先入観で何でも1人で行動していた。
しかしそうではない事を、先輩社長と人から頼られて学んだ。
あなたも人に頼られると協力してあげようと思いませんか。
誰にでも頼るのではなく、「あなたしか出来ないから、協力してほしい」と言われたら、嬉しくないですか。
信頼されていて、自分の仕事も評価されているように伝わる。
そして頼む際にも頼み方があります。
相手に気を遣わせたらダメで、自分から全て発言してこそ相手も協力してあげようと思える。
例えば「俺に言ってくれたらやってあげるのに」と思わせるという事は、相手を信頼していないという事を思わせてしまう。
だからそう思わせずに、先に「頼むー。やはり◯◯さんでないとこの仕事厳しい!」と気を遣わせず、相手の気持ちを上げながら頼むのが理想です。
そして繰り返しますが、必ず代償を忘れたらダメですからね。
相手の時間ばかり勝手に使っていたら、自己中心な奴だと決めつけられますから。
頼むのに代償を付けて、頼み方を「◯◯さんでないとできない」と言う言い方を忘れずに。
恩送り
恩送りという言葉があります。
知っている人いますかね。
私は30代で起業するまで知らない言葉でした。確か他の経営者から教えてもらった気がします。
人から助けてもらった恩をその人ではなく、次世代の後輩が困っている時に助けてあげる。
先輩は自分でどうにか出来る術をすでに持っている。だから遠慮せず言葉に甘えて、その代わり必ず困っている人がいたら助けるのが条件。
人を助けるのは、実は自分に返ってくるんですけどね。
私はこの言葉を教えてくれた先輩社長にはずっと頭が上がらない。
先輩が私の力を頼ることは無かったけど、外から見ていて困っている状態であれば私なりの方法で応援させて頂いた。
社長同士の恩の送り合いだから、目に見えるものばかりではないです。
先輩社長の会社の宣伝を自分ができる範囲で勝手にさせてもらったり、売上につながるよう必要としているお客さんへその先輩社長の会社を紹介したり。
健全な人間関係の1つには、困った時はお互い様の風潮がある。
だからその時は遠慮せず、思い切り頼り切れるかもあなたの器となる。
頼るのは悪くない。
頼り方が悪いのが悪いだけ。
私も先輩社長からの恩があります。
もし経験の浅い社長で困っている人がいたら、出来る範囲で協力しますよ。
恩を送らせて下さい。
関連ブログです。
感謝出来ない人には感謝できる人が離れていく。残るのは感謝できない人。
人からの恩を絶対忘れてはダメ。そして必ず返すのが人として当たり前の行動。
もしあなたの部下が1人で困っていたら、助けてほしいと言えないでいたら。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。