pafa’s 研究所

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40歳以降は失うモノが増え、60歳以降は失うモノの方が多い。心の準備をしないと病む

こんにちは、パファです。

 

 

 

突然ですが、私は現在44歳で失ったモノが増えている。

人間として当たり前の減少だと思うけど、事前に心を準備しておかないと心を病む話しです。

 

30歳以降の方、できればもっと若いうちから失うモノの準備が大切だと知ってほしい。

今日のブログを読んで頂けると大まかに人生の流れが知れて、失うモノの準備が必要な事が理解できます。

よりよい後半の人生にするためです。

 

 

 

 

 

このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記事を作成しています。

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

何も持たず生まれ、多くの事を得て、何も持たず死ぬ。その覚悟と行動

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私は40代も半ばになって、失うモノが増えてきました。

これからは今までよりも失うモノに執着してはダメだという思いで断捨離を増やしています。

高齢になってゴミ屋敷でゴミを増やしている人。違うかも知れなけど、失う物が増えている喪失感がその行動の1つの原因に思える。

それほど心の準備をしていないと喪失感を埋めるのは簡単ではない。

 

結論です。

人は0で生まれて100を経てから0で死ぬ。人生で考えると、失うモノなんて何もない。もし必要なモノがあるなら年齢関係なく得られるように努力しましょう。

 

 

0歳~30歳まで

当たり前ですが、この年代は一般的に得られるものしか無い。

生まれ育ち、飛び出して自立し、家庭を持って子供を育てる。

 

とにかく得られるモノが多いから、それらをどうやって自分に合わせていくかという年代。

もう少し細かく説明します。

 

 

生まれてからは両親に心を育ててもらう。

愛情を無条件に与えられ、その安心の中で育っていく。

人間は中途半端な状態で生まれるらしい。

 

理由は生まれてから約1年も自立歩行ができない。動物であればそれだけで生きていけない。

だから親に育てるのが前提で早産で生まれる。

その間に親の愛情をいっぱい受けた子供は、望ましい育ち方を経験していく。

 

そして幼稚園に入ってから先生に集団生活を学び、友達との接し方を経験していく。

小学校に入ると勉強で頭の使い方を学び、上下関係も経験していく。

趣味で心がワクワクする楽しさを知り、学ぶ先にある解決が心地いい感じを経験する。

 

社会人になってさらに厳しい集団生活で苦しみ、お金を稼ぐ難しさを知る。

パートナーと出会って恋をして結婚し、家庭を持つ。

そこに子供が出来て、育児と妻との人間関係の難しさを学ぶ。

 

 

大まかに人生の流れを書いても、やはり失うモノが無い。

突然親や友達が病気や事故で亡くなったりすることもあるが、一般的には失うモノはほとんどない。

だから得られるモノばかりで自分でその中から好きなことを選べるから、満足のできる生活になりやすい。

 

 

 

31歳~60歳まで

ここからは失うモノが年齢の加齢とともに増えていく。

1番顕著なのは体力と健康が少しずつ失われていく。

体力や健康が少し失う程度であれば笑って済ませられるが、祖父母は亡くなり友達も病気や事故で亡くなる可能性はとても増えていく。

私も何人かの友達や先輩を失っている。

 

 

一方得られるモノはまだまだ多い。

これまで培ってきた経験を元に会社では地位がある立場になれるし、部下がつく。

部下を育成するために多くを学び、我慢や思い通りにならない事も知る。

 

さらに時代に合わせたテクノロジーを学び、それを仕事やプライベートで活かす方法を考える。

テクノロジーの進歩で効率の良さ得られる事を知るが、いくらお金があっても次々に進化する技術に満足できないサイクルであることも知る。

 

自宅でも子供の育成がさらに難しい事を学び、子供ではあるとともに1人の人であり意思を尊重するべき対象であることも知る。

 

そして今の時代では定年となる。

つまり毎日通っていた会社が無くなり、子供が巣立つ2つの安心感を得られる。

 

 

 

61歳からの余生

多くの事を失います。

まず筆頭なのが言わずもがな仕事と健康です。

 

定年退職は定年を迎えるまでは、早く仕事を終えたいと願う。

しかしいざ仕事を失うと、日々の活力が無くなり一気に老けていく。

趣味があればいいけど、毎日家にいると妻からも煙たがられる。

 

そして両親も高齢になり介護が必要になったり、親の面倒をみる時間が増える。

すると思い通りに行動できない両親にイライラが増すが、すでに社会から離れているから行き場のない苛立ちになる。

 

 

それに加えて自分の衰えも顕著になる。

まず視力や聴力の衰え、体力や筋肉の減少で行動が思ったほどできなくなる。

思い通りにならない事は必ず苛立ちがともない、妻にあたってしまう。

すると家庭の雰囲気が壊れ、居心地が悪くなる。

 

さらに友達も亡くなる人が増え、自分の衰えを強く感じ始める。

この年齢になると出来る事が限られてくるから、行動に移すほどの意志も体力も諦めやすくなる。

 

 

 

失うモノを許容できる心を作る

この様に見ても60歳までは得られるモノが多いが、それ以降は一気に失うモノが増える。

だからその心の準備をしていないと、対応できずに引きこもる生活が待っている。

 

若い方に覚えてもらいたい。

40歳を越えたら、あえてモノを捨てていく行動も取り入れてほしい。

理由は定年退職後に引きこもらないようにすることと、喪失感に押しつぶされて病気にならないため。

 

私は良いのか悪いのか、もともと人とはあまり関わらない生き方をしている。

だから友達を失うのはほとんど経験しなくてもいい。

さらに30代で1度多くの事を失う経験をしているから、これから体力や筋力のほかに出来る事が減っても特に何とも無い。

 

だから断捨離を時々行っている。

日々何を失ってもいいように多くの準備をしている。

 

 

失う事はダメではないんです。

これまでの生活から新しい生活に変える転換期なだけです。

私はむしろ楽しみでもある。やらない事が増えるのは心の健康にいいから。

そして最終的には家族の元に帰って、最後を迎える。

 

 

0で生まれて、100になり、また0になるだけで実はマイナスは何もないんです。

100の時点を基準とするからマイナスと見えてしまうだけで、本来生まれた時を基準とするなら0です。

むしろ多くの事を経験できて、プラスで終われる。

 

だから基準を生まれた時にしたらマイナスなんて何も無い。

すべてがプラス何だと知りましょう。

 

 

あなたの人生の後半、100から少しずつ0に近づける準備をしましょう。

それもまた楽しいですよ。

 

 

関連ブログです。

 

目標を決めて今を全力で生きよう。失った過去を見ると不幸しか無い。

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 最悪を想定すると、多くのアクシデントに動揺せずに済む。何も考えないのが辛い感情を生む。

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 私の多くの事を喪失した経験の中で、妻の信頼を失った話し。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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