pafa’s 研究所

仕事上での悩みや人間関係、モチベーションの保ち方、社員教育等、職場での見識を深めるブログ

セミナーや研修に参加した報告書の書き方と活かし方。書くのが目的ではない

こんにちは、パファです。

 

 

 

今ではパートさんも出張や研修、セミナー等へ行く機会が少なくてもあるでしょう。

今日は出張から戻ってからの報告書の書き方と、自分の働き方へも取り入れる活かし方をお伝えします。

今日読んで頂けたら、実践的な報告書の完成はもちろん、職場への導入方法や自分の働き方の改善ができます。

 

 

 

 

 

 

このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記事を作成しています。

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

 

出張をサボりの場にしない。会社のお金で自分を成長させる

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研修があるとサボれるから参加が嬉しく思う人もいるでしょう。

私がそうでした‥

 

今考えると、勿体ない時間を過ごしたと後悔しています。

このような場でも得られることや、自分を成長させられることは多々あるのに。

セミナーや勉強会等の向き合い方と、どう成長に結びつけるか方法をお伝えします。

 

 

報告書の書き方

・なぜセミナーや研修、講習に行かせるのか。

考えたことあります?

 

ただやみくもに行かせている訳ではありません。当たり前ですが。

いくつか理由はありますが、大きの目的はあなたの成長のためです。

成長してほしいからそのためには知識が必要。

それでセミナーや研修で習ってきてもらうんです。

 

あなたが成長すると売上を伸ばしたり、新サービス(商品)のアイディアが浮かんだり、新しい人脈を作って来たり、職場の改善につながったりする。

だから研修参加後はあなた発信で、何かの行動を起こすのが理想です。

 

もう一度言います。

報告書を書いてもらいたいから行かせるわけではなく、あなたが成長して職場に新しい風をもたらせてくれるのを期待して行ってもらうんです。

 

それを勘違いして、報告書を作成して提出するのが面倒という人が多いです。

 報告書は極端な話し、行った事だけでも分かればそれでいい。それが目的ではないから。

 

と言いたい所ですが、やはり報告書も大切です。

後から誰が見ても、すぐに社内で役に立つ内容で無ければならない。

 

つまり、報告書を作成する理由は、後日(何週間後か何年後か)振り返って見た時に、何を学んでそれをどう社内に取り入れたか分かるように作らなきゃならない。

だから作成の仕方も考えなきゃならないんです。

 

もう一度言います。

研修後は、新しく学んだことを職場に取り入れます。

そのために行きます。

そして報告書へはレジュメで習った事実を書いて、そこから職場にどう取り入れるかを書き記して下さい。

様式は会社にあると思いますし、無ければ検索したらいくらでも出てくるでしょう。

 

書く内容は、大きく分けて2つ。「事実」と「何を社内で取り入れるか」です。

 

それと同時に1~3ヶ月後に再度振り返って、社内でどう取り組んでどう変わったのか。良くなったか、以前のほうが良かったのか検証する時間も必要です。

もしかしたら全部ダメかもしれないし、一部取り入れて改善につながるかもしれない。

 

その小さな積み上げが、良い職場環境にする過程なんです。

 

残念ながら、研修後の振り返りの検証を行っている会社は少ないと思います。

少なくとも私がこれまでお世話になった会社では1社しか検証していませんでした。

今の会社では私が取り入れさせました。

 

新しい事を次々取り入れても、振り返りが無いと何が悪いか分からない。良かったのかも分からない。

同じことの繰り返しです。どこが悪かったのか正確に突き止めましょう。

 

 

 

職場での活かし方

報告書で「研修で習った事実」と「主観的にそれから社内へどう取り入れるか」をまとめたら、次は実際に導入です。

 

上述しましたが、研修に行って報告書を書いて終わりではありません。

それをどうやって職場で活かすかが、あなたに問われている。

なぜなら、研修に参加したのはあなただけだから、あなたしか知らない。

あなたが主導で行動しないと、進みません。

 

注意することは、人は習慣化された行動を変化させたくない生き物です。

新しい行動は未知なので、先が見えない行動には否定的になります。

それをあなたがどうやって社員を説得して、流れを変えるか考えます。

おそらく1人では難しいと思うので、上司に協力してもらって部署内の改善に取り組むのが望ましいです。

 

流れでお伝えしますね。

・研修へ参加。

・報告書を作成。

・社内の改善案を作り、上司へ相談する。

・上司の協力の下、部署内で導入する。

・導入すると必ず問題が発生するからそれに対応する。

・後日検証し、全員へ報告する。

 

はい。面倒です。

本来研修に行くとこれだけ面倒な事が待っている。

だから研修に行っても、「現状のほうが優れているから、改善点は無いと思う」と詳細な理由をつけて、終わらせても良いんです。

現状が望ましい状態というのが分かった研修ですから、それも正しい結果の1つです。

 

 

もし新しい事を導入する場合、全員への説明が必要となります。

相手に行動してもらうためには、理由付きの説明が必要。

 

例えば、「今から取引先に行って荷物を取ってきてほしい」と上司に言われます。

それだけでも行動はできますが、何の荷物で、なぜ自分なのかの理由が無いと不安だし行きたくないですよね。

人へ行動してもらうためには、必ず理由が必要なんです。

 

それと問題が発生した場合。

あなたも研修で習っただけなので、それほど詳しくはありません。

しかしあなた主導で始まった企画なので、トラブルを改善するのもあなたの仕事です。

これを面倒なことを引受けたと思うか、これらを自分の成長のステップと捉えるかはあなた次第です。

 

私はもちろん成長のステップと捉えて、全てに一生懸命向き合いました。

 

 

 

自分の働き方への活かし方

 研修を受けて報告書を書いて、車内へ取り入れる。

ここまで苦労した経験を社内だけで留めておくの勿体ないですから、自分の働き方へも参考になる部分は取り入れましょう。

 

 

例えば今回参加した研修には、多くの会社の人たちが参加したとします。

すると当然多くの人が来ますよね。十人十色という言葉があるように、パット見で清潔感のある人や、ダルそうに来ている人、管理職っぽい立ち居振る舞いで丁寧な人。

それらの人の中から、あなたが望ましいと思える人がいたら真似するんです。

 

私は以前、社会人になりたての頃に参加した研修で、服装が変わりました。

それまでは会社へ来ていく服をジャージや、ジーンズで出勤していました。

しかしその時に尊敬していた管理職と、研修に参加した際の清潔感ある服装の人を見て正しました。

スーツまでは堅苦しかったのでチノパンにワイシャツで出勤し、よれた服や汚れたズボンはなかない。

例え車から社内までの移動でも誰が見ているかわからない。

 

だから清潔感と、品のある行動を取れるように改めた。

すると人からは「どうした?」って言われますから、成功です。

 

私が目標としている尊敬されるに値する人へ近づけました。

 

 

こんな感じで、研修に参加して服装でも話し方でも、持ち物でも、考え方でも今の自分に足したい部分があったら、足せばいいんです。

もし無ければ、あなたは今回参加した中ではそれなりの人物です。

 

社外の人が集まる場では、多くのことが勉強となります。

それがあなたの成長になるんです。

そしてあなたの成長が会社の財産になるんです。

 

研修は、研修の内容ばかりではなく、人間模様や会の進め方、人間関係の作り方等多くの勉強できる種が転がっているのを知って感じて下さい。

 

昔の私のように、研修が始まるまで居眠りして起きたらスマホ(当時は携帯)をいじって、結局何を学んだか分からないうちに終わることのないように。

 

研修を計画した人の気持ちにもなってみて下さい。

どんな思い出、レジュメを作ったのかを。

 

 

関連ブログです。

 あなたが変えたと思った事を上司に協力してもらい、変えましょう。

pafa.hatenablog.com

 

説得では相手は行動しない。行動させるなら納得させる。 

pafa.hatenablog.com

 

 出来ない、分からない、知らない。それで終わる人は退場でいいです。

pafa.hatenablog.com

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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