こんにちは、パファです。
話しが噛み合わっていないと言われた事のある人。
今日はなぜ話しが噛み合っていないのか、またどうしたら聞かれたことに答えられるのかお伝えします。
私も以前は同じ様に言われた事があります。
正しく会話ができれば、会話の量の半分は無くなるかもしれません。
それほど余計な時間を使っていると実感しました。
このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記事を作成しています。
少しでも参考になれば幸いです。
自分目線か相手目線の違い。自分目線だと話が噛み合わなくなる
私がこれまで出会ってきた人で話しが噛み合わない人には、3つのタイプがあります。
私もその中の一つに含まれていました。
今は相手の言っている事が理解できる限り、噛み合わない事はありません。
ほぼ克服した私から見た、噛み合わない人へ伝えられる事です。
返答がずれている理由
・話しがズレる3タイプの1つ目。
私も含まれていました。
分かりやすく言うと「天然」タイプです。
私も10代、20代で「そういう事じゃない」「そこじゃない」と言われた時があります。
私は内向的な性格で、人と会話をするのを幼少期から好まない。
だから学生の頃から自分の気持ちを人へ伝えるのがとても苦手でした。
会話をしないために人との交流を拒んでいるくらいです。
拒むから話せなくなり、また逃げる。悪循環でした。
両親は共働きで帰宅時間も遅かった。兄弟はいないから、毎日家で1人で過ごすのがとても楽しかった。
すると会話する相手がいないから、テレビは付けっぱなしになる。
余談だけど、私は地方にずっと住んでいるがあまり地元の訛りが出来ない。
理由はこの幼少期に訛っている相手と話しをする機会が少なく、テレビやラジオばかり見て聴いていたからだと思う。
話しを戻します。
1人の時間が毎日夜遅くまでなっていると、脳内で独り言を喋るようになる。
学校で人と話しもほとんどしないし、家でも1人。
頭の中で独り言を言うのが定着した学生期。
すると、人と会話をしていても言い訳とか反論は頭の中だけで言ってしまう。
相手には何も言えずに。
できるだけ人との会話を終わらせたいから何でもかんでも「うん」と「はい」で終わらせ、後から困る。
例えば遊ぶ予定も入れてしまう。
後から困っていもいいから、とにかくその場を逃げたかった。
それほど本当に人と話すのが嫌だった。
中学以上になると人との会話の最中、意味不明な事を言う場面が多々あった。
理由は、相手に聞かれた事を脳内で処理し、処理した結果を突然相手に返答するから。
相手に言われた事の意見や反論はあるが脳内で終わらせてしまう。
すると相手から「どう思う」と聞かれると、脳内で処理した結果を他人へ伝えてしまう。
相手は途中の流れが理解できないから、なぜ私が相応しくない言葉を突然放ったのか理解が出来ない。
例えば私が中学生の頃の会話の一例。
友達:「今日は◯◯のテレビがあるね」
脳内の私:「うん。でも俺はそのテレビ番組好きじゃないから音楽を聞こうかな。この前買ったエックスジャパンのCDを聞こう!」
友達からみた私:無言‥
友達:「聞こえなかった?」
私:「エックスジャパンを聞く」
友達:「は?」
すると私は天然とか、不思議君みたいに思われる。
実は20代まで言われていました。
さらに今でも脳内で独り言を言うのは、普通にあります。
今はさすがに相手の理解度を把握するようにしているので、突然意味不明な事は言いません。
このタイプの人を理解は出来ますが。
このタイプの人は相手と自分と、脳内の自分と3人で話し合っています。
もし脈略のない会話が入ってくる相手なら、私のように脳内でも話し合っている場合があります。
あなたは「天然」とか「何言っているの?」と言われませんか。
言われるなら、このタイプかも。
・2つ目の理由です。
相手の話しを最後まで聞かない人です。
途中で切ってしまい、途中までの言葉で返事をしてしまう。
途中で切られるし、話はズレているしものすごく相手をイラつかせる答え方です。
嫌われるタイプです。
もしあながた相手を怒らせて話しを途中で止められたら、このタイプかもしれません。
・3つ目の理由です。
相手の話しの意図を理解していない。
これが1番の致命的なタイプです。
会話の中の表の部分と本質の部分が分からない。
例えば上司に日々パワハラをされていたとして、年月が経って不満が溜まっていきます。
それがある事件をきっかけに部下がキレてしまう。
部下は事件よりも日々のパワハラが不満でキレているのに、上司はその事件を解決できれば終わりと思っている。
そうではなく日々のパワハラが溜まりに溜まって、事件は噴出したきっかけにすぎない。
上辺の問題ではなく物事の本質を見抜けなければ、いくら上辺の問題を解決しても問題はなくならない。
相手の怒りが収まらない場合はこのタイプかもしれません。
質問への答え方
3つの理由を伝えました。
どのパターンの人でも質問へシンプルに返答するのが先です。
相手が知りたがっている質問をよく聞きましょう。
例えば、道に迷って近所の人に聞いたとします。しかし返答が道順ではなく、場所を教えられても分かりません。
「聞いたことに答えてよ」と思いませんか。
年配の方に特に多いです。
これまでの自分の経験や、話す量が減ったから会話をしたい気持ち、寂しさ。
何度聴いてもまったく関係ない話しをされる方が意外に多いです。
とにかく最初はシンプルに質問への返答だけ。
会社へ入社して3年も経つと会社への不満は多くなります。
私の部下でも、トラブルが起きて原因を聞いているのに保身や不満のために会社の悪い部分を言ってくる。
会社に不満があるのは理解したが今はトラブルを解決するのが優先。それを理解できない。
このタイプの人は管理職からは見放される。
質問とは、相手が知らない情報を、あなたが知っている情報で差を埋めるすり合わせ。
怒るとか責めるではない。
それなのに差を埋めるのを拒み、保身や感情的等、自分の事が優先されている。
そうではなく相手がどこまで知っていて、自分はどこまで知っているのか。
どの部分を相手は求めているのかを把握して説明するのがあなたのやるべき事。
あなたが知っている全ての事を10とします。
相手は今0~9までのどこまで知っているのか。残りいくつ分を説明したら良いのか。
これも把握出来ない人がいます。
私が全く話しをしらない0の状態なのに、いきなり自分の問題としている7とか8の部分を言い始める。
こっちは全く何一つ理解が出来ない。
「何言っているの?」の状態。
そこから理解するのにも時間がかかる。
7→6→5→4→3→2→1→0と、私が話しを誘導しないと理解できない。
逆もある。
私が6まで知っているのに、0から話し始める。
0から6までの間で情報に変化があればまだいいが、変わらない。
つまりその間の時間が無駄。
テレビのワイドショーで、コマーシャル前に次のニュースの映像を一瞬流して、コマーシャル開けに同じ映像をまた何度も流すようなもの。
時間の無駄でしか無い。
このタイプの人の話は私はあまり聞かない。
なぜなら時間の無駄だから。
会話の仕方で自分優先なのか相手優先なのか概ね把握できる。
人の気持ちを理解出来ない、しようとしない人はお客さんが求めている商品やサービスを開発したり、売上を伸ばすのは難しい。
今までそういう人が多かった。
話が逸れました。
質問とは会話です。会話は相手と話しをする作業です。
あなた一人の言いっぱなしの一方通行ではない。
相手に興味を持ちましょう。
今相手は0~9までのどこまで知っているのか確認しましょう。
修復方法
ポイントは3つ。
1)質問に答える。主観も言い訳も無し。
2)事実を伝える。主観も言い訳も無し。
3)原因と思われる主観を話す。
4)それぞれの話し方は、相手の理解度を把握しながら進める。
あなたは答えられないから、今このブログを見て頂いていると思う。
出来ない事をやるには意識が必要。
簡単ではありません。
質問された時に、これまでと同じ様に主観が混じった返答や感情によって不満を言ってしまうでしょう。
つまり意識するスペースがないから、同じことを繰り返してしまう。
しかし最初は仕方ない。
言った後に思い出して、次は直そうと反省するしかない。
何度も繰り返していると、言っている最中に「あ」と思う時が来る。
その時に返答、事実、主観を順番に伝えましょう。
そして不満や愚痴は最後まで言わないのが理想です。
相手はあなたの不満を聞きたいから質問しているんじゃない。
話しを聞きながら内心では「また愚痴かよ」と思われいらない時間を使わされて、あなたと関わりたくないという気持ちが強くなっています。
あくまで相手が知りたい事をイメージして、あなたが知っている情報との差を埋める行動に努めましょう。
それが相手があなたにしてほしい行動です。
関連ブログです。
私のように内向的で自己主張が苦手な方。私でもできましたからできます。
伝わらないのは相手のせい?それだといつまで立っても伝えられる人になれない。
伝えたのと伝わったのは違います。言ったから伝わったは無いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。