こんにちは、パファです。
まだ経験の浅い管理職やリーダーの方々。
チームにまとまりがなく、思い通りに結果が出せない場合があると思います。
今日のブログを読んで頂けたら、全員を同じ方向に向かせられます。
そして結果を出して、あなたの実績を作りましょう。
このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。
少しでも参考になれば幸いです。
管理職やリーダーにはチームをまとめる仕事も給料に含まれている
私が今の会社に入社した際、当時の部署内のチームは全員がバラバラでした。
会議は人も集まらず、その時まとめていた管理職は社長への不満で何の改善もしない。
日常で起こる問題は会議ではなく、その日その場にいる社員たちで改善案を言い合うため、意思統一はまったくない。
例え問題をその場で改善しても、結果良かったのか悪かったのかの評価すらない。
何が正しく、何が悪いのか全員が理解できない状態。
そんな中に私は入社して、第一に当時の管理職をすぐに追い抜いて降格させた。
そして半年から1年近くかかったが、バラバラな状態を意思統一が出来ている健全なチームへと戻した。
ここまではひどくなくてもリーダーの言うことを聞かないチームを戻したり、チーム員で問題を起こす1人の人を改善したり、いくつも立て直した経験からお伝えします。
チームの不満の理由
チームが崩壊するほど不満が溜まった理由の多くは、自分の声が届いていないと思っている状態にある。
良くしようとチーム員が提案しているのに、せっかくの気持ちが会社から蔑ろにされて不満。
ここが根本にあります。
だからチーム員1人一人の声が社長に届いている事を感じさせられたら、とりあえず全員納得します。
そしてチームをまとめるには時間がかかります。
それぞれの構成員が何かしらの不満を持っているので一つひとつ聞き取り、不満を和らげるのが第一です。
なぜなら不満を持って怒っている人に何を伝えても反発が生まれ伝わりません。
落ち着かせて、話しをできる状態にします。
怒っている理由は先程伝えてように、「せっかく良くしようとしているのに、提案(気持ち)が蔑ろにされているから」です。
例えばチーム員が10人いたら、全員から具体的に何に対して不満なのかを聞きます。
そこではからなず要望や要求が出てくる。
自分で解決できることなら、即答で答えてもいい。
しかし社長に確認を取らないとならない事へは、適当に返事をしないように。
「社長へ伝えるから何が不満?」と聞きましょう。
ポイントは「聴いたからと言って、必ず社長へ伝えなくても良い」です。
後述しますが、自分の判断で社長へ伝える案件か、自分で処理できるモノか判断します。
チーム員では2通りのタイプの人がいます。
不満はあるけど口に出さないタイプと、口に出すタイプ。
口に出すタイプの人が、チーム内を主にかき乱しています。
だからその人から何度も話しを聞いて、「聴いているよ」と感じてもらう聞き方をします。
不満があって口に出すタイプの人は上司や社長には直接言えないけど、同僚に対して影で会社のダメな所を自分視点でバカにします。
つまり自分の考えが正しく、会社や社長が間違っていると。
その不満を言う時にもしかしたら感情的になる人もいます。
しかし全て漏らさず聴きまくれば、相手は一時的に不満(怒り)が収まります。
またはあなただけに不満を言うようになれば、良い傾向です。
チームに足りないモノ
一時的に不満が出なくなるか、またはあなただけに不満を言うようになれば次の段階。
あなたが解決できる人だと思わせるんです。
もちろん解決できるのが望ましいですし、解決させるようにします。
しかし今の目的は「チームをまとめる」事です。
全員の不満を解決しようがしまいが、チームをまとめて一致団結させたら良いんです。
不満を解決しないでチームをまとめられるの?
と思われるでしょう。
まとめられます。私はそういう手段でこれまで結果を出してきました。
解決できる人だと思わせて、その間に本当に解決できる人になればいいんです。
解決できる人と思わせるためには、あなたの上司や社長と掛け合う必要が出てきます。
何も臆することはありません。
むしろチャンスです。
あなたがチームを引っ張れる人だとアピールできるチャンスなんです。
もう一度言いますが、チーム員は上司や社長に不満を言えないから溜まっているんです。崩壊しかけているんです。
ならば伝えたフリでも伝えた事にしたら場は収まります。
例えば
「社長に皆の不満を集約して伝えた。今は即答できないが、検討してくれるようだ」
と、先延ばしします。
とりあえず、これだけでもあなたの評価はチーム内では上がります。
誰も出来なかった社長へ意見を申すことをしたんですから。
時間稼ぎしている間に本当に社長へ伝えるべきか、伝えた事にしてダメだったとチーム員に伝えるか考えます。
社長へ判断を求める事を自分の判断で決める場合は、責任の重さがポイントです。
もし失敗しても責任を取れるなら、自分判断で社長を通さずに全員へ伝える。
私は以前、社長を通さずに勝手に相手の会社との揉め事を相手の弁護士とやり合いました。
社長へは事後報告で、こんな事があったと報告しています。
私は解決できる自信があったし、もし失敗しても責任を取るつもりでした。
大変でしたが今思うと良い経験です。
責任を取れる案件なのか、取れない案件なのか。これも経験がなければ判断が難しいでしょう。
であれば社内だけで済む事は、あなたの判断を取り入れてみる。
社外等部外者が関わるなら、即社長へ報告から初めて見てもいいでしょう。
もし社長へ伝えた方がいい事ならば、できるだけ通すために個人名を挙げずに「全員の総意です」と不満に思っている事とその改善策を伝えましょう。
あなたが全員をまとめようと努力していることを社長は評価しますし、チーム員は社長に掛け合っている事を評価します。
引っ張っていく段階
次の段階です。
皆あなたを頼っています。
あなたの一言で良くも悪くも出来ます。
社長は時間がないからチーム員全員と話しをしている時間はなし、チーム員は社長へ相談しない。
だから実際社長がどう言っていたかは誰も知らない。
皆あなたの言葉を通して社長の言葉だと思っている。信じている。
だからあなたが可愛がっている部下に、「社長が◯◯(その部下)は、いつもがんばっていると評価していたよ」と伝えると、俄然やる気が出てきます。
逆に、嫌いな部下へは「社長が言葉にはしなかったけど、もっとがんばってほしいと思っている感じだったよ」とヘコむように柔らかく伝えられます。
言葉にしていないと伝えているから、確かめようがありません。
悪用しないように。
チーム員がまた会社やあなたに反発しそうな人が出たら早々に解決していきましょう。
そのまま解決しないで放置していると不満はすぐに広がります。
一度広がっている不満ですから、再燃は簡単です。
あっという間にあなたの評価も落ちる可能性があります。
芽をいかに見つけられるか学習しましょう。
さらにチームで何を達成するか、なぜ達成するか把握していますか。
チームをまとめるためには把握しないと、全員納得しません。
あなたが有能なリーダーであるためには、即答で目標と行動理由が求められます。
そしてあなたはそれをメンバーに明確に伝える必要もあります。
分かりやすい理由がないと動けません。
あなたがもっと評価される方法です。
会社の指示だからと仕事ばかり押し付けずに、部下へメリットも上げるべき。
私はこれまで社長に談判して何人もの部下を昇格か、昇給、ボーナス評価を上げました。
だから皆がまた私を頼って付いてきてくれる。指示を聞いてくれる。
アメとムチの使い分けをしているんです。
チーム員をまとめ上げられる能力があると実績が出てきます。
売上が上がったり、新しい提案をしたり。
するとあなたが社長から評価されます。さらなる昇格等。
あなたが評価されると、当然部下へも伝わる。
するといつの間にかあなたを慕う部下が増えていきます。
慕ってくれる部下を増やし続けて、そして会社を乗っ取りましょう。笑
冗談です。
対人は難しいですが、少し誘導できるようになるとあなたの思う通りに動かせます。
表現が正しくないかもしれません。
チームを作れる人は、チームを壊す事もできるようになります。
誰にも知られずに。
関連ブログです。
集団を導く方法。細かい指示はいりません。あなたが1つのことをするだけで勝手に行動します。
部下を信用できない管理職やリーダー。逆です。あなたが先に信用しないとダメなんです。
リーダーとして必要な事。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。