pafa’s 研究所

仕事上での悩みや人間関係、モチベーションの保ち方、社員教育等、職場での見識を深めるブログ

面倒で行動しない人は結果を出せない。面倒だから1度で終わらせる人は結果を出せる人

こんにちは、パファです。

 

 

 

面倒にも2種類あります。

面倒だからやらない人。面倒だから1回で終わらせる人。

この考えの違いが、後に大きな差になる話しをします。

 

 

 

 

 

 

このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

 

面倒だから1回でなるべく完璧に終わらせる思考が結果を出せる

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私の職場でも面倒だからと仕事を後回しにして、その間に新しい仕事が増えて終わらせられない人がいる。

私は後回しにしない。もし優先される仕事があれば、最優先の仕事を集中して終わらせる。それまで他の仕事を入れなかったり、部下からの接触を一時的に遮断する。

私は同時に仕事を集中して終わらせられないタイプだから、1つ一つ完全に終わらせていく。そうでないと次々仕事が増える。

 

面倒で先送りにする人と、なるべく1回で終わらせる思考と行動する人の話しです。

 

 

面倒から逃げると結果も出せない、雑な仕事しかできない

皆さんの机周辺や、衣類、ロッカー、車内はキレイですか。余計なものが散乱したり整頓されていない状態ではありませんか。

 

私は以前、まったく片付けない人でした。服は脱ぎっぱなしで車内は荷物が散乱、自宅の机周辺は色々な資料等の紙が山のように置かれていました。

さらに職場で資料を作っても確認しないからミスや漏れが多い。突然入った仕事は、私的に受け入れられずに後回しにして忘れる。

そんな性格でした。

 

溜まった仕事を全て片付けるためには、改めて半日とか1日かかる。だからいつも時間がない。不満が溜まって、さらに仕事を後回しにして残業が増える。

もちろんそんな状態で仕事の細部まで手が回らない。出来上がった仕事は時間が無く精神的に追い詰められてでかした仕事だからミスもある。

つまり人よりも仕事が終わるのが遅く、細部まで手が回らず、ミスをある。遅い割に普通以下の出来ばえとなる。

そんな経験を何年も経てようやく学びました。

 

だから現在、面倒で仕事を後回しにする性格の部下には仕事を頼めない。ある程度未来が予測できるから。それが私が経験して得た考えです。

 

 

面倒だから少ない手順で終わらせる人は良い仕事を残せる

一方面倒だからこそ、やり直さないように仕事に向き合う人もいる。

ミスや抜け漏れで、やり直す時間が無い。だから全て1回で完璧を目指す。

 

もちろん仕事に完璧はない。だが完璧を目指していると、ミスや抜け、漏れは少なくなる。さらに確認までするから、安定した仕事の成果を上げられる。

 

また完璧を目指す仕事だから、例えば資料作りでもミスや抜け、漏れも少ない。だから1度作った資料は、他の仕事へも流用出来る場合がある。

例えば、企画書。1度完璧を目指した企画書をベースとして、2度3度使っていくとより完璧に近くなり、ベースがあるから作成する時間も短くなっていく。

 

これは企画書に拘らず、帰宅してからの靴みがきや、スーツの手入れ、机周辺の整理整頓等。何にでも当てはまる。

 

靴が使い古されていてもキレイに手入れされていれば信頼につながるし、スーツも同様。もし汚れがあればすぐに気付けるから、相手に気を遣わせることもない。

また机周辺の乱雑さは悪影響しか無い。資料の紛失や作業のやりにくさ、急遽休んだり出張が入った時に他の人が必要な資料を探せない等。

 

さらに普段から手入れをしていると、少し手をかけるだけでキレイになる。それが全く手入れをしていないと、汚れがなかなか落ちないから時間がかかる。

 

私は使ったら片付け、掃除、整頓までをワンセットとしている。

それでも汚れも時はあるが、手に負えないほど汚くはならない。パソコン周辺もメモ帳とスマホだけしか置かない。不要なものがあると集中できなくなるから。

 

 

面倒に向き合える人は気付きがあり成長できる

繰り返しますが、面倒を1回で終わらせようと行動出来る人は、その1回に力を入れる。すると出来ばえも成果も上がり、次回以降流用できるようになるから時間の短縮にもなる。

だから最初の1回目は普通以上に時間がかかるが、長い目で見ると効率は上がる。

 

効率が上がると、より完璧を目指せるから、さらに出来の良い仕事を目指せる。その繰り返しで、時間の短縮が良い仕事を編み出すサイクルに入る。

 

 

このサイクルがある程度上限まで行き着くと、次にその仕事のベースが出来上がるから自分以外の他人が出来ないかと考えるようになる。もしくは止められる部分が無いか考える。

つまり自身の行動の無駄を省く思考になっていく。自分以外でできる人はいないか、部下に頼めないか。

仕事1つ一つの断捨離が始まる。

そういう視点で見始めると、割と任せられる仕事や少し削れる仕事が見えてくる。

 

それを1度実行してみて、問題がなければそのまま任せるなり止めるなりしてみる。逆に問題があれば、再度あなたがその仕事をやればいいだけの話し。

止めてみないと分からない。

 

 

話しが少しそれるが、私が作る資料は分かりやすく数値だけを把握できるようにベースを事前に作っている。

例えば税理士や銀行の担当者へ見せる数字。必要な数字だけをピックアップしておき、いざ必要となったらそのベースの数字から抜き取って補足事項を付け加えて提出する。

 

部下に資料作りを任せると、あれもこれも詰め込みすぎて話しもそれていき、結局なんだか分からない資料に出来上がる事がある。

だから必要な数値を先に完成させ、それに補足説明文を入れるようにさせている。

 

 

このブログも書きながら思う事は、話しの流れを先に作っておかないと、書きながら進めていると曲がっていく。タイトルとは関係ない方向に進みかねなく、途中で「なんだこれ」という状態になりかねない。

 

 

普段から面倒な事を1度で終わらせられる人は、何が求められ、何が必要で不要かもすぐに把握できる。

なぜなら時間をかけられず、今やるべき事だけに専念するから。余計なことはしない。

 

1度で完璧を目指す思考が、毎回洗練され、よりミスの少なく本質を見抜いた仕事ができる人材へと育つ。

 

あなたももし後回しにする性格なら、時間がかかっても完璧を目指した仕事をしましょう。それが長い目で、時間の効率化になりますから。

 

応援しています。

 

 

関連ブログです。

 断捨離は能力を伸ばします。いつまでも不要な荷物を背負っていても成長できません。

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 人への頼み方を失敗すると信頼を落とし、正しく頼むと信頼を得られる。

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 行動しない言い訳。知らない、分からない、教えてもらっていない。その上でどう行動しますか。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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