pafa’s 研究所

仕事上での悩みや人間関係、モチベーションの保ち方、社員教育等、職場での見識を深めるブログ

不満や愚痴を言い続ける人は成長しない理由。自己育成法

こんにちは、パファです。

 

 

昇進できずに不平不満を言っている部下がいました。

自分は他の人よりも努力しているのに昇進できない理由が分からない。っていうのが、その人の言い分です。

残念ながら「自分の昇進のために」仕事を努力しても、自身の昇進に関わらないことは関与しない。だから悪い事ではありませんが、チーム全体を意識して結果を出す人に比べたらどうしても劣ります。

そんな昇進を目指す人にお伝えします。

 

 

目次です。

①部下を育てるには自分を育ててから

②自分を育成する方が難しい

③自己育成法

説明します。

 

 

このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

昇進したいなら結果を出して、人を育てるだけの器になるのが先

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最近は昇進せずに社員で良いと望む人が多いと思います。

その中で昇進したいと思って毎日仕事をしている方、貴重になってきているのでとても応援しています。

日々仕事を頑張っていると思います。少しでも後押しさせて頂く事ができれば嬉しいです。

 

 

①部下を育てるには自分を育ててから

昇進を目指しているとしたら、すでに社会人になって数年は経っているかと思います。

もちろん新人の方でも昇進を望む人も多くいるかとは思います。

 

そんな昇進を望むあなたを育てる上司が、パワハラや横領、不倫等をする人だとしたら、教わりたいと思いますか。

 

私なら仕事ができる人だとしても育ててほしいと思えません。

これが一般論だと思います。つまり影のある人へは部下はついていかない。

 

人を育てるには、「育てられる程の人間」だと、部下や上司から信用を得なければならない。

社内で自分の信用を上げる行動が必要なんです。

 

入社して2年くらいまでは、自分の事だけを考えていればいいです。しかし昇進して人の上に立つならそうはいかない。

部下も含めてチームで売上を上げて結果を残せる人でなければ、部長級以上にはなれません。

 

だから他人の前に、自分を鍛える事が出来る人だけが部長以上の席に座ることが出来ます。

 

 

 

②自分を育成する方が難しい

①では人を育てるには、育てる人の信用が必要だとお伝えしました。

自分を律する事が出来る人です。

いつでも自分に厳しい人は輝かしい結果を残せる人で、プロスポーツ選手に多いかと思います。

 

 

他人の行動は目に見えますが、自分の行動や言葉は見えているようで良い部分しか見えていません。

逆に内面は、自分に対して言い訳はできますが、他人の言い訳や言い分は分かりません。

 

だから人には厳しく、自分に甘くなりやすい。

残念ですが自分に甘い人は自己育成に向いていません。考え方を改めましょう。

 

 

自分の行動や思考をコントロール出来る人が、会社で必要とされる要因の1つです。

昇進して横領したり、部下と不倫して破滅したり、パワハラで鬱憤を晴らしたり。こんな恐れのある人は間違いなく昇進できません。

 

そして何より会社の売上を上げるために提案したり、社内の課題を見つけて改善できる人が必要です。

 

 

自己育成の流れは以下の通りです。

・不正や規則、モラル違反をしない人間になる。

・社内の課題を見つけ、提案改善に挑戦できるようになる。

・業績を上げるための提案と、挑戦できるようになる。

簡単にまとめるとこのようになります。

 

しかし残念なことに、自己育成のために使える時間はありません。

日々の業務が優先で、自分の成長は自分で時間を確保しましょう。それも求められる能力の一つです。

そのためには目標を持って日々行動し、振り返りながら反省し、改善して行動するのがセットです。

仕事をしながらこのサイクルを実施します。

 

そして休日も仕事のためにコントロールできる人が、なお望ましいです。

休日出勤を推奨しているわけではありません。

 

むしろ真逆です。

体調を整えるためにきちんと休むことができたり、体力をつけるために運動したり、健康のために食事内容を考えたり、知識を得るために読書したり映画を見たり等。総合的に自分を高める事が出来る人です。

 

休日だからと朝から酒を飲んだり、1日中パチンコに行ったり。これでは部下となる人から信用も尊敬も得られませんし、教育する人がレベルアップできません。

 

仕事中も休みもすべて客観視してコントロール出来る人が、昇進できます。

 

 

 

③自己育成法

考え方は2つです。

1.いらない脂肪を削ぎ落として、自身を尖らせる。

2.潜在している能力を見つけて、開花させる。

 

①と②でお伝えした、自分自身を管理して休日も含めて行動をコントロールするのが前提です。

 

その上で1と2を目指してみて下さい。

 

1のいらない脂肪を削ぎ落として尖らせる考え方は次のようなイメージです。

人は生活していると余分な物が増えていきます。例えばチラシだったり、レシート、ゴミ等。それらの不要物を捨てるようなイメージです。

 

あなたのやらなくていい行動と思考を止めるんです。

基準は1回すべて止めてみましょう。止めてあなたが困る行動や思考だけは、継続します。

困らない行動と思考は止めましょう。

 

繰り返しますが、1回すべて止めてみることで、本当に必要な行動や思考が分かります。

そして余った時間はすべて次の2の方へ費やして下さい。

 

 

2の潜在しているあなたの能力を見つけて開花させる方法。

例えばダイエットを目指したとします。

生活習慣や食生活を見直して減量したとします。標準体重まで落ちたら、筋肉がなさ過ぎて筋トレを始めるような感じです。

まず1でいらない物を削ぎ落とし、落としてから必要だと思う分野にお金と時間を費やしましょう。

 

当たり前ですが、新しい行動をするので時間を作らなくてはなりません。

だから仕事が終わって帰宅してからの行動もすべて見直しです。

 

テレビやゲーム、YouTube等も含めてすべて一旦止める。

その上で優先してあなたのやりたい事に時間を使いましょう。

そこまでしないと人の上に立つのは簡単ではありません。

 

その代わり昇進したら給料は上がるので、それがこれまで努力してきた対価です。

毎日同じ行動を繰り返していたら、あなたはレベルアップしません。だから給料も変わりません。

 

 

歳を取るのは、自分をコントロールできるように学んでいくべきです。

コントロールして自分の幸せを獲得し、死に向かって満足な人生だったと笑顔で去るべきです。

私はそう思います。

 

このように目標を持てば、昇進しないからと愚痴や不満を言う暇がないのが分かります。

不平不満は時間に余裕がある人がする思考です。

私はイラッとするときはありますが、それに費やされる時間がもったいないのですぐに切り替えます。

 

昇進したいという気持ちがあればすでに1歩同僚より前進しています。

頑張ってみて下さい。

 

 

関連ブログです。

 昇進した人こそもっと勉強しないとダメ。昇進が目標なら、いずれ追い越されて降格しますよ。

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 受け身ではいつまで経っても成長しません。自分から行動する癖をつけましょう。

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 上司になったら細かく指示するよりも、チームの士気を上げたら自ずと部下は成長する。

pafa.hatenablog.com

 

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

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