pafa’s 研究所

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取引会社から裏切られた。だが復讐をすると、あなたから人が離れる

こんにちは、パファです。

 

 

今日は裏切られて復讐の仕方を間違えると、人が離れる話しをします。

裏切られて苛立っている人向けの話しです。

 

騙す人には2つの種類があります。

・自分たちの利益を求めるために騙す人。

・騙すつもりはなくても、結果的に裏切ってしまう場合。

後者は僕でした。

そんな話しです。

 

 

 

 

 

 

このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。

少しでも参考になれば幸いです。

 

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怒りに支配されると悪意が芽生える

今回は取引先から裏切られた話しで進めます。

そして僕が自分の会社を倒産させた話しからさせて頂きます。

 

会社を倒産させていくつかの会社の社長から「裏切り」と言われました。

僕を信用して取引をしていたのに、倒産するなんて相談もなく突然言われても困る、と。

 

もちろん僕は倒産させるつもりで起業したつもりなんてありません。

騙すつもりは微塵もありませんでしたが、相手に言わせると倒産したのは事実だからそれが「裏切り」です。

 

相手会社の社長はブチギレていました。

当然です。

 

 

僕がしてしまったようにいつあなたも故意か、非故意かは問わず裏切りに合うか分かりません。

僕は裏切られた時も、裏切ってしまった時も両方の経験があります。

自分でも気付かないうちに、そうなる事があります。

 

 

しかしここまで僕のように大規模でなくても、社内の同僚から裏切られる場合はあります。

 

 

そして裏切られて復讐をしようとすると、悪意が芽生えます。

 

目的が変わってしまい、感情に支配される人になってしまいます。

報復であれば、まだ分かります。

 

 

 

復讐心に支配されると憎悪に満たされ仲間も離れる

裏切られたら誰だって腹が立ちますよね。

特にお金が絡むと騙されたと感じ、怒って当たり前だと思います。

少額でも「あ”?」と思うのに、高額になると喧嘩や裁判沙汰になると思います。

 

 

例えば取引会社から裏切られ、高額な損失を被ったとします。

そして損失が出るまで裏切られた事を把握できなかったために、社長から責められる。

 

もしかしたらアホだの馬鹿だの言われ、それも見抜けなかったのかと責められ、自分で取り返せと圧力をかけれられるかもしれない。

さらに給料を下げられるかもしれない。

 

すると増々裏切った取引会社に対して、もしくは担当者に対して憎しみで支配されていきます。

 

人は怒りの感情に支配されると人に当たったり、物に当たったり、裏切った相手に仕返しをしようと行動します。

自分の鬱憤を晴らし、マウントするためです。

 

その満足感を得たくて、善悪の見境がつかなくなります。

つまりこっちがやられたんだから、やり返して良いだろうと正当化して法やルールを無視したやり方で行動する可能性が高まります。

 

復讐とは、自分がやられた被害以上の仕返しをする行為です。

だからこてんぱんに叩きのめそうと思うのが、復讐です。

 

 

さらに自分は騙されたと被害者を前面に出し、人に当たると最悪です。

周囲の人は「キレる人」という見方で捉えてしまう。

 

例え裏切られて同情の余地があっても、キレて正当化した言い訳で悪意を持って行動すると騙す側となんら変わりません。

そして「怖い」というイメージが付いてしまい、近寄りがたい人になる。

誰も助けてくれなくなります。

 

しかし戦略的に仕返しをする方法があります。

それが報復です。

 

 

 

復讐と報復の違い

復讐と報復の違いは、感情的か否か。

 

感情で行動する人は単純に怖いです。

何をするか分かりませんし、善悪の判断ができなくなります。

 

復讐に燃えて善悪の判断ができなくなる人というのは、徐々に感情に支配されやすくなる。

だから長い目で見ると、トラブルを起こす人にもなりえます。

そしてキレる度に人が離れていく。

 悪循環です。

 

 

報復は例え裏切られた事と同様の事を相手にやり返しても、そこには理由と冷静な行動がともないます。

つまり、自分に支配されていない時間がある事が大きな違いです。

 

大げさですが、仮に人を傷つけたとします。

復讐は自分の感情に流されて、抑えきれずに相手を襲います。

報復はやられた相手にどう仕返しをするか冷静に考える間があります。

 

その間で落ち着ける事はいくらでもありますし、相手を傷つける以外の手段も考えられます。

その間を持てるか持てないかが大きな違いなんです。

 

 

 

裏切られた時の対応

繰り返しますが、ビジネスで裏切られるのは多くはお金が絡みます。

損失が大きいほど、社長から取り返すように怒鳴られます。

 

裏切りが発覚したら、すぐに上司や社長に報告しましょう。

もしお金が絡んでいるなら、すぐに流出を止めるための行動です。

 

原因の追求はその後です。とにかく損失を止める。

被害を最小限に抑えるのが第一歩です。

 

やるべき事は、損失の被害を0にするか、0に近づける事です。

相手から損失分を補填してもらえるなら、その場ですぐに書面で約束を取りましょう。

それ以外の感情の爆発は、いりません。

そんな事をしているうちに、さらに被害が広がる可能性があります。

 

 

僕も経験しました。

数日前まで普通に連絡を取り合っていた取引会社が突然倒産になりました。

 

事前に報告があればまだ対策を打てられましたが、知り合い経由で倒産後に教えてもらいました。

いわゆる夜逃げです。

 

その倒産した会社は何社にも借金をしている状態で、各社が損失を抑えるために倒産した会社に乗り込んで資産という物を奪っていきました。

ハイエナのような状態です。

 

私が聞いたのは倒産してから数日後だったので、諦めていましたがとりあえず行って見ました。

行きましたが先着順で価値のある物は持っていかれ、価値の無い物しかありませんでした。

翌日か翌々日かには銀行がすべての残った資産を差し押さえしていました。

本当にハイエナのようで、残ったのは食えもしない骨だけだった感じです。

 

感情に流されていると、少しでも損失を抑える可能性を無駄にしてしまうことを学びました。

 

 

自分を責める必要はない

裏切ったのは相手です。

あなたは被害者です。

だから自分を責めるのは止めましょう。

むしろ受けたショックを癒すために自分を慰めるほうが健全です。

 

だから次の行動は、裏切られたあなたの感情やプライドを癒やす事です。

社長から必ず怒られますし、自分でも裏切られたとショックを受けるでしょう。

 

ですが、自分を責める必要は1ミリもありません。

裏切ったのは相手です。

把握できなかったのは今回勉強するため、学ぶ事ができたんです。

だから0.1秒も自分を責めないで下さい。

 

ただし学んで下さいね。

社内外関係なく、いつでも人から裏切られることがあるということを。

 

もし裏切った相手と話しをする機会があっても、演出で怒るのは良いと思いますが、感情的に怒鳴り散らすのは止めましょう。

下手をしたら録音されて訴えられたりして足をすくわれますよ。

  

 

 

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今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

あなたの明日は今日よりも苦難が減り、より多くのチャンスと幸福に恵まれた1日になるように。

また明日。

 

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