pafa’s 研究所

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20代や30代の方々。無理は仕方ないが、無謀はダメ。メンタルを壊す。その違いを伝えます

こんにちは、パファです。

 

 

今日は若い方で無謀な仕事の仕方をしてしまう人に向けてお伝えします。

 

私も経験ありますが、20代や30代ほど体力があるので無謀な仕事をしがち。

無理は仕方ありませんが、無謀な仕事を続けていると必ず身体に悪い変化が表れます。

 

次の日本を背負う若い世代なんですから、自分を大切にして向き合ってください。

一度精神的な病になると、なかなか治りません。

無理と無謀の違いを後半で説明します。

 

 

 

 

 

 

このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。

少しでも参考になれば幸いです。

 

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上司ではなく自分に目を向けないとメンタルが不調になる

当たり前ですが、若い世代はまだ人との交流経験が少ないです。

だから自分と意見の違う人との交流や、自分が想定していない行動をするような人との免疫が少ない。

そしてそれらの行動が理解できず耐えられなくなり、メンタルを崩していく。

 

 

私は現在44歳です(2019年)。

これまで会社を倒産させて、メンタルも壊しました。

対人恐怖症とうつ病です。

だからそこから多くを学びました。

 

今日は若い世代の方にメンタルを大切にしてほしい理由をお伝えします。

10代、20代、30代の方々、外部ではなく内部にも目を向けて下さい。

 

 

 

メンタルが悪くなる流れ。自分のメンタルを把握する

僕の経験をお伝えし、メンタルの壊れる兆候をお伝えします。

あなたが今どの段階にいるか参考になれば幸いです。

 

 

僕は16歳になる前からバイクに乗りたくて16歳で免許を取りました。

そして16になってすぐ400ccのバイクを購入して、高校に行きながらバイトをしていました。

 

今考えると、学生はまだ社会の経験不足で自分本意な考えでした。

だから遊びたくて突然バイトを休んだり、会社の文房具を勝手に持って帰ったり等していました。

ここまでは多少の誤差はあるにしろ、バイトをしていた人ならばあるあるだと思います。

 

問題は社会人になってからですね。

 

社会人になったら突然上司が圧力をかけてくる。

バイトの時とはまったく雰囲気が違っていたのを覚えています。

 

上司に怒られたくないけど、何をしたら怒られるのかも分からない。

そして何が正解かも分からないから、とにかく上司の指示通りに怒られないように作業をしていました。

すると、会社に貢献するのではなく、上司に怒られないようにするのが仕事になっていました。

 

自分以外の他が分からないから、自分の境遇が当たり前だと思っていたと記憶しています。

働くのは怒られるのが当たり前だというように感じました。

 

 

実はあなたが「不快」や「常識から外れている」と思ったら、その通りです。

その思いを大切にしてください。

そしてあなたが抱いた気持ちがあっているのか、間違っているのか第三者に聞くのをお勧めします。

 

例えば、労働基準監督署というところです。

検索すれば出てきます。

 

そこで相談して、もし上司が間違っていたら具体的にどう間違っているかを教えてくれます。

あなたのされた事が不当ではなく一般的な事なら、それも教えてくれます。

 

まずは第三者に聞くという選択肢を持ちましょう。

 

 

話しを戻します。

上司に怒られる日が続くと、会社に出社するのが嫌になります。

「また怒られるのか」という不安が、遅刻や欠勤等行動に表れるようになります。

 

すると仕事でミスが多くなり、さらに怒られる。

悪循環です。

 

いつも上司の目が気になって作業効率が落ち、結果を出せなくなる。

すると自分を責めるような考えを持ち始めます。

自分はできない人間なんだと。

 

 

次に表れるのが睡眠です。

眠れなくなったり、寝てもすぐに起きてしまったりする。

常に上司や仕事の事ばかり考え始めて、気分が落ち込んだままになる。

 

食欲も低下し始め、頭痛や胃痛等、身体症状も表れます。

 

睡眠や身体症状の変化は人によって順番が変わることもありますが、順番の問題ではなく、症状が出るのが問題です。

 

繰り返しますが、一番始めの「あなたの境遇の異変に気付いていながら、それが当たり前だと思う所」から、異変は始まります。

 

 

 

まだ治せるうちに、対策を立てる

若くて経験が少ないのは悪い事ではありません。

むしろまだ染まっていないから、健全な染まり方をすると良い方向に成長します。

だから自分の内なる声をきちんと聞いて行動してあげてください。

 

無理と無謀の意味の違いをお伝えします。

 

・無理とは、「困難なのを承知で、それでも行動すること」です。

・無謀とは、「結果を考えず、乱暴に行動すること」です。

 

例えるなら、

無理とは「初心者が熟練した人と一緒にスカイダイビングをする事」

無謀とは「初心者が一人でスカイダイビングをする事」

 

もっと現実的に伝えると、

無理とは「就業時間内で、仕事を詰め込みすぎる行動」

無謀とは「深夜残業が当たり前なほど、仕事を引き受ける事」

 

 

その行動の先にある結果を考えてみましょう。

あなたの行動の先には、幸せがありますか?

 

困難の先に幸せがあるのなら、それは進むべき道です。

ですがあなたの本心が拒否していると感じるなら、それは進むべき道ではありません。

 

分かりにくい言い方で恐縮です。

 

有名な方の言葉を引用します。

ブルース・リーの「考えるな、感じろ」です。

 

若い世代だと知らない人もいるかもしれませんが、若くして亡くなった海外の俳優さんです。

 

44歳にもなってこの言葉の意味がとても大切だと言い切れます。

 

あなたがどう感じているのか。

それをとにかく聞いて大切にしてあげて下さい。

あなたの声はあなたしか聞いてくれる人はいないんです。

 

繰り返します。

あなたの行動は無理に行動していますか、それとも無謀に行動していますか。

 

もし無謀だと思うなら、次に考えるのは断り方です。

 

自分にはできないなら、その理由を説明できるようにします。

単純にブラック企業なら、考えるまでもありません。

辞める準備をしましょう。

 

なぜなら、僕みたいに精神を壊します。

さらにブラック企業は数年以内に淘汰されていきます。

いずれ社員が辞めていって新しい人が入らず、会社が倒産する可能性があるなら早く辞めた方があなたのためです。

次の会社で成長を目指したほうが健全です。

 

 

話しを戻します。

断るのは理由があれば、悪い事ではありません。

むしろ出来ない仕事を無謀に引き受けて挑戦し、失敗されるほうが迷惑です。

無理なことへの挑戦なら助けられますが、無謀に挑戦されたらほとんどは失敗します。

 

だから引き受けて仕事を失敗させるより、「現状ではできません。理由は‥」と伝えが方が、上司も理解できます。

 

断れるのも能力です。

なんでも受ければ良いという考え方ではありません。

 

できない事はできない。これが信頼を生みます。

 

 

 

自分を責めない

あなたは仕事を覚えるために一生懸命向き合っています。

 

仕事を覚える早さは個人差があります。

しかし努力しているのに責める必要は全くありません。

 

例え失敗して怒られようが、失敗した原因を追求して直せばいいだけです。

責めないで下さい。

そして責め続けないで下さい。

 

メンタルを壊す最初のきっかけが、自分を責め続ける所から始まります。

 

さらに眠れない、すぐに目が覚めてしまう等の症状が出たら病院に行きましょう。

 

そのまま放置していたら、どんどん悪化していくだけです。

 

私は会社を立ち上げたので社長でした。

だから逃げ道がありませんでした。

結果、対人恐怖症とうつ病を診断されました。

 

ある程度治ったら、今度は大腸に穴が開きました。

大腸憩室炎という病気で入院しました。

今でも対人恐怖症、うつ病、大腸憩室炎の発症の恐れがあります。

 

どうか参考にして自分を守ってください。

 

 

 

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 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 

 

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