こんにちは、パファです。
パワハラは受ける側が判断基準になります。
上司は「そんなつもりではなかった」なんてつまらない言い方は今後通りません。
神戸市の女性の先生が良い例ですよね。
あなたも上司ならば自分基準ではなく、部下の受ける気持ちを基準にしましょう。
2020年春、大企業から始まります。今から接し方を見直さないと、いきなりなんてできません。
罰せられないためにも、上司は全員一度見直しましょう。
目次です。
①2020年以降、パワハラをするとどうなるか
②パワハラとは。勘違いで済まされない
③上司の叱り方や接し方を自分で見直す
説明していきます。
このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。
少しでも参考になれば幸いです。
パワハラで捕まらないために、今すぐ接し方を見直す
私も含む管理職は、すぐに自分の言動を見直しましょう。
義務化は来年からだけど、言動はすぐに変えられない。
自分基準ではなく、相手基準です。
若い世代の方もいずれ管理職になるかもしれない。だから他人事と思わずに、自分の言動に気をつけましょう。
せっかく一生懸命仕事して管理職になったのに、訴えられて降格する可能性ありますよ。
①2020年以降、パワハラをしたらどうなるか
パワハラを訴える人は多くなるでしょう。
今まではパワハラを耐えてきた人がかなり多いと思いますが、訴えやすくなる事で必ず増えます。
上司はすぐに自分の言動を見直しましょう。人はすぐに自分の行動を変えられない。
だから早い段階から意識して行動しないと、来年以降は罰せられます。
最悪降格を受けてから、それでも直らないとクビになり得ます。
来年以降、直さないとどう罰せられるか順を追います。
その後にこれまでとの違いを説明します。
・部下がパワハラを受けたと感じて、行政へ相談に行く。
・行政から会社(社長)を呼び出して真意を確認される。
・社長からパワハラをした管理職と、その部下全員に真意を確認される。
・社長から管理職に指導する。
・社長は行政に指導した内容を伝える。
・管理職が再度部下にパワハラをしてしまう。
・部下が行政へ報告する。
・行政が社長を呼び出し、勧告する。
・社長から降格を受ける。
これまでと違う部分は以下です。
部下が行政に相談へ行って社長が呼び出されます。正さないと会社名を外部に公表される恐れがあります。
だから行政に適切に対応している事を証明するために、部下にあたる全員からパワハラがあったか確認されます。
つまりパワハラの真意の前に、まず全員にパワハラをする人間だと明かされます。
影で噂され、今後はその立場での仕事はしずらくなるでしょう。
そしてもしパワハラが認められたら、降格もありえます。
会社は評判を悪くして、信用を落としたくないから。
②パワハラとは。勘違いで済まされない
国の制度ではパワハラについて
「優越的な関係を背景にした言動で、業務上必要な範囲を超えたもので、労働者の就業環境が害されること」
って言っているみたい。
分かりにくいですよね。なぜ公的な文章って分かりにくいのが多いのか。通訳が必要な文章は作るなって個人的には思います。
この話しは一旦置いておいて。
要は「上司が立場が上であることを利用して、仕事に関係ない言動で部下の仕事を阻害するな」って事ですね。私的な解釈では。
そして違反企業には、行政の指導や勧告の対象になり、悪質な場合は社名を公表するとしている。
ってあります。
しかし知っていましたか。私のいる市が特殊なのかもしれませんが、労働基準監督署にブラック企業や人を訴えても対応に時間がかかります。下手したら「穏便に」なんて事もありえます。
以前勤めた会社で同僚が社長を労働基準監督署に訴えたり、私が起こした会社で雇用をした人に私が訴えられたりした経験からです。
何が言いたいかと言うと、義務化して行政が指導や勧告するって言ってもできるのかって言いたい。
労働基準監督署がその役目を果たすなら、今でも時間がかかっているのにさらに仕事が増えて「労働基準監督署がブラック企業になりかねない」のではないかと思います。
話しがだいぶ脱線してしまった。
戻します。
問題は、これまで正しく接したきた上司は問題がないでしょう。
しかし自分は正しいと思って接している上司が、部下から見るとパワハラな人です。
だからパワハラが存在しています。
自分の言動を客観的に見れない上司ならば、部下からパワハラと言われると逆ギレするか、さらにパワハラ紛いの行為に移る可能性が高いです。
だから自分もパワハラをしているかもしれない前提で、言動をすべて見直そう。
私は見直します。
降格はどうでもいいですが、人にハラスメントをしていたのなら、正したいからです。
③上司の叱り方や接し方を自分で見直す
ではどうやって見直すのかを考えます。
先ずは、難しい「叱り方」から考えます。
叱るのは目的を考えます。
なぜ叱るのか。
それは部下の成長のため、誤っている行動を正すためです。
一方間違っているのは怒る場合です。
それは部下のためではなく、自分の感情をぶちまけるためです。
「部下の成長のため」と言って歪んだ怒り方で正当化する場合も同様です。
そうならないために2つの視点が必要です。
1つは、自分を客観的に見る。
客観的とは「赤の他人から見られて、正しいか正しくないかの基準」です。
例えば「いじめ」と「ふざける」の違いです。
自分基準だと「ふざける」でも、赤の他人や受けた側から見ると「いじめ」ならそれはいじめです。
もう1つは、相手の表情や仕草、声のトーンや早さで感じ取る方法です。
詐欺師いますよね。
言葉では何とでも言えます。
伝える方法に、言葉とそれ以外があります。
言葉で伝わるのは7%で、93%はそれ以外から伝わります。
それ以外とは、表情や仕草(視覚)、声のトーンや早さ(聴覚)です。
だから部下の言葉だけではなく、表情の僅かな動きや手や足の動き方、声が震えたり一気に早く言ったり等見逃さない事です。
普段と違う行動には、本人が気付かなくても全てに理由があります。
なぜ手を口の周辺に持っていったかとか、なぜ一瞬目を見開いたのかとか、なぜ言葉が詰まるのかとかです。
感じ取ったらその理由まで考えてください。
何度も見て聞いて、相手を感じ取れるようになりましょう。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。