こんにちは、パファです。
車検を整備会社等を通さずに、個人で終わらせる方もいらっしゃると思います。
実は火葬までであれば、自分だけでできなくはないです。菩提寺が無い事が前提ですが。
必要なものを葬儀会社から買う事で、わずか数万円で収まると思います。
目次です。
①火葬までの流れの把握
②喪主がやるべき事
説明していきます。
このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。
少しでも参考になれば幸いです。
菩提寺が無ければ、葬儀会社を通さずに火葬まで個人でできます
私がいる会社の系列には葬儀会社があります。忙しい時には私も手伝せて頂く事があります。
そんな葬儀会社を運営してい会社の人間から、葬儀会社を通さずに火葬まで終わらせる方法をお伝えします。
はっきり言って可能ですが、とても面倒で大変です。
知識として知って頂くだけでも良いかと思います。
①火葬までの流れの把握
各県、各市町村、地域によって多少変わりますので、私がお伝えした内容を元に地元用にアレンジしてください。
繰り返しますが、菩提寺があれば個人ではできません。住職から読経、戒名、納骨を頂くために葬儀会社は必須となります。
人が亡くなれば市役所に死亡届と火葬の許可証を申請し、受理されて遺体を火葬します。
以上です。実はこれだけんなんですよね。
遺骨は自宅に保管する方も増えていますし。
あまりにざっくりでした。笑
丁寧にお伝えします。
◯病院や施設で亡くなります。
すると当然あなたに連絡がきますよね。
第一の難関です。ご遺体を自宅にお連れする場合の方法です。
「遺体搬送サービス」というのが検索すると出てきます。それを利用しましょう。
遺体搬送サービスは2回利用します。
1回目は病院や施設から自宅まで。2回目は自宅から火葬場までです。
遺体搬送サービスを利用して自宅につれて帰りました。
今まで使用していた布団に寝て頂きましょう。
次の段階です。
死亡後24時間は火葬できない事が、国によって定められています。だから病院からの死亡診断書に記載されている亡くなった時間を確認しましょう。
その死亡診断書には次の内容が記載されています。(必要な部分のみ抜粋)
・氏名、性、生年月日
・死亡した日時 ←ここ
・死亡した住所
・死亡の原因
・死因の種類
・診断日
・病院名
・医師名
等
死亡診断書の隣に死亡届が空白になっていると思います。
そこを指示通りに記載しましょう。市役所で聞きながら書いたほうが良いです。
さらに火葬場の予約と住民移動届けの申請を、併せてその場で記載します。
※死亡診断書は市役所に提出すると戻ってきません。だから必ずコピーを数枚とっておきましょう。今後手続きで必要になります。
無事受理されると市役所から「火葬・埋葬許可証」がその場で発行されます。
次の難関です。
棺桶と遺骨を入れる壺や箱を準備します。
葬儀会社に行って亡くなった方の身長や体格を伝えて、一番安い棺桶と遺骨を入れる壺や箱を購入します。
しかし棺桶は2メートル以上の長さです。棺桶を運ぶために葬儀会社へ運搬も含めた料金を支払いましょう。
無事に自宅へ棺桶を準備したら、生前好んできていた服を着せるなり、かけるなりして遺体を棺桶に入れます。
1人では大変かもしれません。たぶん大変です。間違いなく大変です。
下手に遺体を動かすと、内容物が口、鼻、目、耳から垂れてきます。点滴があったりするとかなりの悪臭なので、自分の衣類に付かないよう気をつけましょう。
無事遺体を棺桶に入れたら、火葬の時間まで待ちます。
火葬の時間、例えば午前11時だとします。するとその30分前の10時30分までには火葬場に入らなければなりません。
30分前には付くように遺体搬送サービスを使いましょう。
火葬場へ行くと係の人が全てやってくれます。遺骨を入れる壺や箱も係の人に渡しましょう。
時間になって拾骨して終了です。
お疲れさまでした。
②喪主がやるべき事
喪主がやることだけを繰り返しお伝えします。
1.遺体搬送サービスを調べて、直接連絡して料金や流れを確認する。
2.亡くなる直前は、いつ電話がくるか分かりません。だから仕事中や、深夜ももちろん関係ありません。
施設であれば遺体を数時間は置いてもらえるかもしれませんが、総合病院等は「すぐに」と言われる事もあります。
なので晩酌をする方は控えましょう。
3.葬儀会社へも事前に確認しましょう。
棺桶を売ってくれない事は無いと思いますが、料金は各葬儀社で違うと思います。
もし自宅にスペースがあるなら、事前に棺桶や壺、箱を購入しておいてもいいかと思います。
その時に焦らなくていいので。
4.もし余裕があるなら以下の物を用意しましょう。
・遺影写真
・花
・果物
・お菓子
・夏場なら火葬時間までのドライアイス
です。
自宅に遺骨で帰宅してからも、花やお菓子、果物は生前好んできていた物でいいと思います。
以上となります。
これを葬儀会社が間に入ると、数十万円から100万円以上になったりします。
もしこのブログを読んで、「できるかも」と思ったら、ぜひ行動してみてください。
全て手作りで大変ですが、思い出深い送り方になると思います。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。