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自分の都合の良いように解釈し、場を混乱させる人の対処法【無意識の悪意は最悪】

こんにちは、パファです。

 

 

今日は周囲の人の事を考えられず、振り回す人の対応についてお伝えします。

毎日振り回されて、疲れている人向けです。

 

私も以前このような性格の人が部署内を引っ掻き回し、チームの険悪な空気を戻すのに苦労した経験があります。

 

本人はわざとじゃないんですよね。

むしろ一生懸命で真面目。

 

自分が正しいと思った事しか考えられないから、周囲を振り回しても理解できない。

悪意はないから頭ごなしに怒るわけにもいかない。

 

しかしだまっていると場を乱しまくる。

だから言わなければ伝わらない。

そんな経験をお伝えしていきます。

 

 

 

 

  

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自分の良いように解釈する人。真面目だけど混乱させる【無意識の悪意】

 

私が勤めている会社にも「自分の都合のいいように解釈する人」はいます。

ですが本人には乱している自覚はなく、一生懸命に仕事をしています。

 

例えば「飲み会やろう!」って誘いますが、幹事は他の人に任せる。

みたいな感じです。

 

自分で飲みたくて誘ったのに、他の人へ面倒事を押し付けるタイプです。
他人へかかる負担を考えられません。

 

その人なりに良くしようとして一生懸命な分、周囲への巻き込み力も凄まじく、本人も含めて周囲がかなり疲弊しています。

 

生きづらい性格なんだと、かわいそうに思える時もあります。

 

 

 

自分の良いように解釈する人の特徴【無意識の悪意】

 

繰り返しますが、このタイプの方はとても真面目です。

純粋な生真面目と言ってもいいと思います。

理由は、自分が良かれと思って無意識で突っ走るからです。

 

ちょっと話しが変わります。

悪意には2つの概念があります。

・意識的な悪意。

・無意識的な悪意。

 

です。

残念なことに、より酷いのは「無意識的の悪意」です。

 

なぜなら自分でも他人へ悪影響を及ぼしているのを理解していないからです。

 

理解出来ないと言っていいかと思います。

 

意識した悪意とは、例えば詐欺師です。

詐欺師は自分が悪いことをしている自覚があるので、罪を問われると反省できます。

 

しかし無意識の悪意は罪を問われても理解できません。

自分は間違ったことをしている自覚がないからです。

だから悪質なのは無意識の悪意なんです。

 

このタイプの人に反省を促すのは大変です。

本人は良かれと思って行動しているから、逆ギレします。

 

そして納得させるために必要なのは、その人との信頼関係です。

生真面目なので、基本的に信頼していない人の話しは聞きません。

 

信頼を得た上で説明をしたら、話しを聞いてくれます。

だから時間がかかりますし、とても厄介です。

 

 

 

無意識の悪意は自爆テロ

 

1番のおすすめは関わらないほうが良いです。

しかし同じ職場だとそういうわけにもいかないでしょう。

 

無意識の悪意は、1人で爆弾持って走って自爆しているような感じです。

 

だからこっちに来ようものなら、向かって来るだけで顔が引きつります。

なので、自爆テロに巻き込まれないようにしないとなりません。

 

毎日その同僚と一緒であれば、全く関わらないわけにもいかないでしょう。

まずはどんな特徴があるのかを説明します。

 

目的を持たない行動なので、その場その場の感情で無意識に行動が変わります。

味方だと思ったら、突然敵に変わったりします。

そしてその根底には自分の評価が落ちたり、責任を取らされるのをとても嫌います。

 

そのくせ自分のことを客観視できません。

 

自分が爆弾を持って走っている事はなんとなく気付いていますが、触れたくない所なので無意識に排除します。

 

だから自分の良い部分にしか目が行かず、自己評価は大甘です。

悪い事が起きれば自己弁護して、他人へ責任をなすりつけます。

もし自分に非がある事を言われるとキレます。

 

 

何かが起こっても自分には落ち度がないことを主張しまくり、周囲を疲弊させます。

つまり責任転嫁ですね。

 

さらに決断もしませんし、責任も取りません。

そのくせ他人へは強く判断を求めます。

自分が責任を取りたくないからです。

 

 

例えば、会議の発言でも話の内容がコロコロ変わって、進まないこともよく見られます。

なぜなら自分に責任が及ぶような話しになると、別の話題を持ち込んで自己弁護が始まるからです。

会議の内容よりも自己防衛が発動してしまいます。

 

だから現場は混乱していきます。

本人は混乱している原因が、自分にあるなんて当然自覚していません。

 

 

 

このタイプの対処法

 

 

前述もしましたが、先ずは信頼を得ることです。

こちらが嘘をついていたり、信頼されるべき行動を取っていなかったらダメです。

 

一度でも信頼を落とす行動をすると、相手は真面目であるがゆえに根に持ちます。

もし疑われるような行動をした場合、こちらからきちんと説明しないと打ち解けません。

 

そして曖昧な言い方や、責任逃れの言い方もダメです。

相手は責任を追求してどこまでも刺さってくるため、話が進まなくなります。

 

話し方にも注意が必要です。

口調が荒かったりこちらが興奮して話すと、相手はすぐに着火してエキサイトします。

だからこちらは穏やかに分かりやすく、話しを持っていかなければなりません。

 

 

望ましい言い方は次のとおりです。

・相手の人格を否定する言い方ではなく、行動の一部を正す言い方をします。

 

例えば「〇〇さん、それはダメだよ。そうじゃない」

だけだと、その人は自分の全てを否定されたと感じます。

 

相手の行動の良い部分を具体的に褒めつつ、改善点も一緒に伝えるという言い方が望ましいです。

 

・責任転嫁されにくい伝え方をします

その人を注意すると、「〇〇さんも関わって一緒にやった」と言って、他人を巻き込みます。

だから関わった人も含めて同時に注意したり、正確に具体的に伝えないと反論したり責任転嫁します。

 

しかし相手が理解できない部分を丁寧に説明したら納得します。

基本的には真面目なので、理解できると納得するんです。

 

納得させるのが困難なだけで、意識ある悪意とはまた別なのです。

 

・先にキレさせる。

このタイプは興奮すると一切話しを聞けなくなります。

だから先に注意する言葉を発して、いい訳なり反論なりさせ怒らせます。

 

興奮が収まったら指摘しましょう。

 

実はこのタイプの人から信頼を得ると、腹をわって話すことが出来ます。

だからこちらから丁寧に説明する人には割と信頼してきます。

 

さらに、このタイプの人とは誰も話しをしたがらないので、実は「信頼を得やすい」です。

こっちから話しかけると、ですが。

 

まとめます。

・こちらが信頼を欠く行動、例えば嘘を付くなどはしない。

・相手の人格を責める言い方はしない。

・相手の信頼を得るために、具体的で正確に伝える。

・注意する場合も、褒める部分と指摘する部分の2つを用意する。

・こちらから先に話しかける。

・できれば関わらないで、上司に任せる。

 

以上です。

 

 

 

 

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今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

あなたの明日は今日よりも苦難が減り、より多くのチャンスと幸福に恵まれた1日になるように。

また明日。

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