pafa’s 研究所

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上司はチームの士気を上げろ!士気を上げたら部下は成長し結果を出す

こんにちは、パファです。

 

このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。

少しでも参考になれば幸いです。

 

私が20代で初めて役職が付いた時、店舗内の部下をまとめあげられなくて苦労しました。

その当時の自分へ伝えたい内容です。

 

 

細かい指示より、士気を上げるのを優先したら目標達成しますよ

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20代の私は、なぜ部下が言うことを聞かないのか不思議でした。売上目標があるので、一人ひとりに課すのは私が役職が付く前からあった話しです。ですが、私が上司になってから同僚だった人や、年上の部下が言う事を聞いてくれなかった。社長からは圧力をかけられ、下からは突き上げられ参った記憶があります。

そんな状態にある方へ今日は伝えます。

 

目次

①士気が下がっているチームとは

②士気が上がるとどうなるのか

③士気の上げ方

このブログも数日前から様々な方法を伝えるよりも、結果がどうなるかを伝える事に重点を置いています。

方法が分かってもやる気が起きないなら、伝える以前の問題。だからやる気を上げる方法が優先だと感じたからです。

 

①士気が下がっているチームとは

士気が高いか低いか、上司であればすぐに感じることができますよね。

チームに覇気がなく、やらされている感じで仕事をこなす。自分が割当られた仕事を終わらせればスマホを操作する。責任は逃れて人や環境のせいにして、定時刻になったら帰宅。

こんな状態が日常的になれば、上司への不平不満やチーム同士のいがみ合い、「辞めてやる」なんて言葉が出始める。

ここまでくるとその上司が全員を切り替えるのは、かなりの時間がかかります。上司を別の部署の人と移動させた方が早く結果が出るほどです。

 

ではなぜここまで落ちるのか。

 一言で言うと、上司の指揮が悪いです。部下のせいにした時点でアウトです。過去の私がそうでしたが、今ならわかります。

上司が部下が使えないとため息をしたり、いつも不機嫌な状態ではチームは機能しません。

もしあなたのチームが思ったよりも機能していなければ、自分の態度を客観視してみてください。不機嫌になったり、怒ったり、怒鳴って指示したり、一切部下の話しを聞かなかったりしていませんか。

それでは士気は上がらず、結果もでません。でなくて当たり前です。

細かく指示を出すよりも、士気を上げた方が間違いなくチームは動き出します。

 

②士気が上がるとどうなるのか

チーム全員が1つの目標に向かって、気持ちが一体となっています。多少の困難は簡単に乗り越えます。

一人ひとりのモチベーションも高いので、最高の気力の状態で困難に立ち向かっていけるからです。

誰かができない作業でも、すぐに指示なく仲間がカバーに入ります。1人では抜けや漏れがあっても一体化した集団では、それすらもカバーしあいます。

定時刻で終わらなければそれもカバーし合い、仲間外れは出ません。

つまり1人でも意欲が高く、集団としてもかばい合う体制になります。

 

③士気の上げ方

繰り返します。

チームでの仕事 の成果が上がらない場合、細かい作業内容よりも士気を上げる事を優先してください。

 

そして士気を上げられるのは、上司であるあなただけです。チーム員でも盛り上げれる人はいるかもしれませんが、あなたの一言でそれ以上に変わります。

それほどあなたの言葉と態度は、チームにとって重要なんだと認識して下さい。

 

あなたの言葉や態度と同じくらい大切なのが、そのチームで達成する目標です。これがあやふやだったら、おたまじゃくしの軍団のようにあっちこっちに全員が向かいます。

だから目標は明確に、できれば数値で伝えましょう。

 

そしてあなたから全てを発信するんです。言わなくてもわかるだろうや、説明ベタはなしです。

あなたが一番時間を使って苦労しましょう。それが上司の役目です。

 

挨拶はもちろんですが、できれば全員と毎日言葉をかわしてください。特に一番立場の弱いパートさんへは必ず声をかけましょう。なんでもいいんです。そのコミュニケーションから部下の人となりが分かります。もしかしたら悩みを抱えているかもしれません。そんな時は分かる範囲で、アドバイスをしてあげましょう。

 

 何か大きな決断を求められたら、責任はあなた。ですが全員から意見を必ず聞きます。一人ひとりの考え方も分かりますし、決断に左右する大きな材料を誰かが持っているかもしれません。だからパートさんも含めて必ず全員から意見を聞きましょう。

 

仮にその大きな決断で大きな結果を得られたとします。例えば作った新商品が話題となって、年間で1億円を売上られたとします。

その場合上司であるあなたがチーム員を褒めるのは当たり前です。それでは足りません。

あなたの上司や社長に、部下の全員を具体的に一人ひとり褒め伝えましょう。もちろんパートさんも全員です。

そしてあなたの上司や社長から労いの言葉があると思います。その言葉を思い切り拡大して、部下一人ひとりに伝えます。

あなた「社長がAさんの事をとても褒めていたよ。理由は誰も気付かない事を影で誰にも言わずに処理している。って。普段からAさんを良く見ているみたいだったよ」

Aさん「本当ですか。ありがとうございます!」

でモチベーション上がりますよね。

 

嘘はダメですが、偽りは有りだと私は思っています。

偽りとは、「人」の「為」と書いて「いつわり」です。

社長が労ったのは嘘ではありませんし、ありがたいと思っています。だから方向性も間違っていないし、誰も傷つきません。だから人の為の偽りなんです。

 

Aさんはとても喜びます。あなたからの褒め言葉も嬉しいでしょうが、社長から褒められたとなればハッピーです。それができるのは中間にいるあなただけなんです。

 

それを全員にやります。すると全員からあなたの見る目が変わります。人は直接褒めるよりも、(権威ある)人が褒めていたよって伝えたほうが嬉しいものです。

 

逆の場合もあります。

Bさんからあなたへ「Cさんがあなたの仕事が遅くて使えないって言っていたよ」と言われたら、Cさんをイラッとしますよね。下手したら喧嘩ですよね。

他人が言っていた事をあなたの口から伝えると、相手への影響は大きいです。それを良い話の場合は使いましょう。

なぜなら、良い話の場合は伝えたあなたも相手からの好感度が上がるからです。

社長は結果が出て嬉しく、Aさんは社長から褒められ嬉しく、あなたは伝え方を工夫しただけで社長からもチーム全員からの好感度も上がるんです。

これは若干印象操作しています。

 

ただし、最悪な結果が出た場合は、全責任はあなたが負います。

 

ぜひ結果を出してたなら、社長からと部下全員からの好感度を上げて、誰にとっても嬉しい正の循環を作り上げましょう。

 

関連ブログです。

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ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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