pafa’s 研究所

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人と意見が合わない、理解が出来ない。そんな時にイライラしないための方法

こんにちは、パファです。

 

 

今日は私が会社で女子社員から相談された話しです。女子の従業員同士で意見が合わず、なぜ相手が理解できなかと怒っている人から尋ねられました。 

 

 

目次です。

①普段からお互いの信頼が無いと、言い争いになりやすい

②人と価値観は違って当たり前。目的はなんなのか共有する

③全体を俯瞰して見る

④人に任せたり、謝れるのは器の大きい人しかできない

 

 

このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

人とぶつかった時ほど、人の器が表れます。成長するチャンスです

 

 

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人と意見が合わないのは日常茶飯事であります。

家族でも、職場でも、友達でもあります。そんな時にイライラしない思考法です。

 

結論です。

意見の相違があった場合は全体像を見て、どちらの主張が目的により合っているか確認しましょう。

あなたが正しいのなら、その根拠を示せばいいです。それでも相手が納得しないなら、全責任を負わせ任せればいいです。

相手が正しいのなら、それに従うまでです。

 

 

 

①普段からお互いの信頼が無いと、言い争いになりやすい

大前提な話しです。普段から折り合いの悪い人同士では、些細なことでもすぐに言い争いになるでしょう。それの根本的な問題は、性格が合わないですね。

そんな人とは意見の食い違いというよりも、根本的な不一致が問題なので同じ場にいないのが望ましいです。

しかし会社でどうしても同じ部署な場合があると思います。その時は最低限のやりとりで、意見を言い合う場を極力無くしましょう。

 

話を戻します。普段から信頼を置いている人同士であれば、意見の相違があっても相手を信頼しているので受け入れられます。

なので、普段から信頼される行動をすべきです。いつどんな相手と意見の言い合いになるかわかりません。その時に足元をすくわれる弱みがあれば、その時点でどんなにあなたが正しい良い意見であっても通りません。

普段から誰から見られても、信頼ある行動と発言を気をつけましょう。

 

②人と価値観は違って当たり前。目的はなんなのか共有する

人それぞれの価値観は違います。まずそれを受け入れましょう。

同僚や上司をバカ、アホ呼ばわりもしかたないですが、いつまでもその場で愚痴を言っているとあなたも無能になります。

 

価値観が違う人が相手の意見を受け入れられるのは、それ相応の言い方が必要です。気をつけないとならないのは、感情的に言い切ると「パワハラ」で訴えられます。

あなたもまともな説明がなく圧力で仕事を押し付ける上司と、納得できる言い方をできる上司であれば、仕事に向き合う気持ちが変わってくると思います。

 

意見の食い違いは時としてヒートアップします。感情的になるほど内容も始めとは変わり、普段からの不満に変わる事もあります。

その時は話を戻しましょう。

つまり相手の言い方や言い分にイラッとしながらも、常に流れを把握する技術が必要です。自分の感情をコントロールする技術です。

そのためには意見の言い合いの前に、目的を一度自身で確認してから発言するのが望ましいです。

 

そして話を戻されるのは、恥ずかしいですよ。「感情的になっています。話しがズレているから、冷静になってください」なんて年下に言われたら、恥ずかしくてさらに怒りやすくなります。私も何度も年上の人にズレていくのを指摘し、修正しました。

感情的にブレた方が恥ずかしい思いをします。

 

③全体を俯瞰して見る

 

例えば奥さんが育児を1人で行ったとします。旦那はほとんど育児に参加しない状態で、育児にあれこれ旦那が主張してくると怒りが湧いてくると思います。

つまり普段何もしていない人が、口を挟む事に苛立ちます。

 

もし意見を通すなら少なくとも全体を把握し、実際行動している人が何に対して問題と思っているか理解しないとダメです。その上で考え発言しないと、相手を怒らせるだけです。意見もあっさりひっくり返されますし。

相手を言い負かす事が目的ではない限り、全体を考えながら発言しましょう。感情的になると、話がそれやすいですからね。気をつけましょう。

 

全体を俯瞰して見るためには、全体を把握しなければなりません。

先の育児の例で言うと、奥さんの育児に対する1日の行動を聞かなきゃなりません。その上で、何に困っているのか。

そこまでしてから、始めて発言権ができます。

あなたも、あなたの辛さの一部しか知らないのに、知ったふりをしてあれこれ相手に発言されたらどうですか。

私ならイラッとして、意見を求めません。

なぜなら全体を把握せずに発言された事など、聞かなくても想定できる内容でしかないと思うからです。

 

発言には細心の注意を払いましょう。なぜなら言葉は言霊です。相手をたった一言で怒らせます。自分の言った言葉は取り返せません。だから訂正なんてできないと思いましょう。さらに二転三転する人は、生涯信頼されません。

 

④人に任せたり、謝るのは器の大きい人しかできない

相手と意見が対立したときほど、人としての器が表れます。

感情的になりやすい人は、器が小さいです。なぜなら、全体を俯瞰して見れないから自分の感情でしか物事を見れない。

怒るのは悪いことではありませんし、止めれません。ですが、怒りに支配されるとダメです。怒りやすい人へは誰も人は付いていきません。

 

自分の意見と相違があった場合、相手に責任を負わせて任せるのも一つの手段です。

私は部下を育てるのも一つの仕事です。だから仕事で最終的な出来上がりだけ指示し、やり方は一切任せる場合もあります。

明らかに私が指示した方が早くできますが、それでは学びません。だから失敗させます。そこから学ばせるために。

 

もしあなたと相手の意見が違っていた場合、感情的に言い合うのも一つかもしれません。ですが、あなたが一歩引いて任せるのも一つです。そしてその結果がもし失敗しても、それを責めない方が大人です。

責めなくても相手は気付きますから、何も言わずにしましょう。しかし言わないあなたを攻めたら、反撃です。その時は全力で反撃しましょう。中途半端な反撃はさらに言い返してくるので、徹底的に反撃です。そのためにも相手に責任を負わせて任せます。

 

まとめです。

・普段から信頼を作る。意見を通しやすくするためにでもある。

・価値観は違って当たり前。相手を罵る前に、目的を確認して最善を考えましょう。

・自分の知らない事がないか、全体を把握できているか確認しましょう。1回の発言を裏返すのは信頼を損ないます。二転三転する人は信頼されません。

・任せ失敗させるのも一つの手段。相手より器の大きさを見せつけましょう。

 

 

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ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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