pafa’s 研究所

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大腸憩室炎(穿孔)で3回の再発のうち、2度の入院を経験。原因、症状、治療、入院生活をブログで語る。

 

こんにちは、パファです。

 

今日は私が2度の入院を余儀なくされた、大腸憩室炎(穿孔)について振り返ってみます。

2度入院しているので、いつまた3度目の入院になるかわからない不安を抱えながら。

 

 

上行結腸憩室炎。原因と治療方法、2度の入院後の経過。f:id:pafa:20190818175449j:plain

上行結腸憩室炎。詳しくは病院のサイト等で詳しく記載されているので、割愛します。

この病気を患って、私が何を感じてどんな行動をとってきたか。これからどう考えているのかを綴っていきます。

この病気を罹患する人は増加しているそうです。そんな方々へ一つの体験をお伝えします。

 

 2018年5月に経験したことのない1回目の腹痛が私を襲いました。

朝方4時頃です。痛みで目が覚めて、トイレへ行くも便は出ない。便意はないけど痛む場所はへその右下辺り。しかし痛いことは痛いけど、動けないほどではない。

そんな状態で昔から地元でお世話になっている、個人病院へ行きました。

問診、血液検査のみで終わり、薬もなし。病院受診後2日くらいしたら病院から電話がありました。

「今は痛くないですか」「できればすぐに病院を受診してください」と看護師に言われて、怖くなる。その時はもう痛みはだいぶ引き、普通に仕事中であった。

それでも怖さがあったので、会社に事情を説明して個人病院を受診する。

 

「血液検査の結果、CRP値が高くなっています。触診させてください」

「(近くの)総合病院に紹介状を書くので、できれば今日。遅くとも明日には受診してください」

えー。そんなに悪いの?

CRPってなに?

腹を押されると痛いけど、なぜ?

 

人って病気を告知されると、あれやこれや考えて悪い方にどんどん膨らんでしまうのね。

 

個人病院では病気の診断はされなかったから、腹痛であらゆるサイトをググりましたよ。

で、心配してもしょうがないから次の日に総合病院を受診しました。

同様に問診、血液検査、触診、CT検査、超音波検査、大腸内視鏡検査、食道内視鏡検査を実施。

結果、上行結腸憩室炎と診断された。痛みの山は越えているので、外来での治療か入院治療かは任せるとのこと。私は外来治療を迷わず選択しました。それと同時に、大腸内視鏡検査でポリープがいくつか発見され、2つ切除しました。

余談ですが、内視鏡検査前の同意書にポリープがあったら切除しますっていうのがあった。その内容に、副作用があるかもしれないって書かれていて、告知の義務なんだろうけど焦った。今までそんな言葉を見たこともなかったから。

 

それから半年は何もなく、普通に仕事をして生活を送っていました。

2018年12月に再び腹痛はやってきました。

 

上行結腸憩室炎2回目の再発。入院生活1回目。

やはり朝方に腹痛が襲ってきました。しかし、12月の月初でやらなきゃならない仕事が多く、休んでいられない。と思っていましたが、痛みがガンガン増して動けなくなってきました。少なくとも午前中だけは本当に重要な仕事だけを終わらせて、その時点で痛みが変わらなければ病院に行くことを決意しました。

 

そして午前中ある程度仕事を終わらせて、取引先へ5件ほど周る予定もあったので運転して行きました。

後から考えたら、よく運転してたと思います。正直気を失いそうなほどの痛みで、走行中に車が上下すると意識を朦朧とさせていました。

やっとの思いで5件の取引先を周り、総合病院へ自走して向かいました。

 

時刻は午後になっていたので、救急外来での診察となりました。そして12月という事もあり、すでに風邪やらインフルエンザやらの患者さんがワンサといて、「まじかー」がやっと出た言葉でした。

待つ事約2時間。やっと私の番になったころには、腹痛で座っているのも辛い状態。

問診し、触診した直後「強制入院です」「家族を呼んでください」車椅子登場。

そこから痛み止めの点滴と抗生剤をうってくれて、なんとなく動けるようになってきた。

そして入院はしたことがなかったので、なんかテンション上がった記憶がある。俺も人間なんだーって感じてたような…笑

 

検査は血液、CT、造影、超音波、内視鏡を行った。造影検査も事前に同意書があって、あれも内容がひどかった。

 稀に死亡する可能性があるとか書いてた気がする。検査の代償に死亡する可能性って…

だったら検査する意味ないんじゃないのかーって小心者なので内心で叫んでた。

外見はビビる素振りを見せずに一言「大丈夫です。お願いします」

(`・ω・´)

 

入院生活が始まって一番と二番に辛かった事。

一。入院日から7日間の絶食なのに、同室の方(3人いる)は食事を摂っている。その匂いなんとかならない!?ヽ(`Д´)ノ

二。食事も取らず話す相手もいないから、ずっと口が閉まったまま。食事をしていないのに歯磨きをしても口腔内がネバネバしてて気持ち悪い。

 

入院生活が始まって一番と二番に嬉しかった事。

一。仕事しなくていい。電話はガンガン鳴るけど、一切無視。社長に丸投げ。笑

二。12月で外は寒いのに、病衣だけで1日中暖かく過ごせる。笑

 

入院期間は13日間。7日間絶食し8日目から重湯の食事が始まり、退院するまでお粥生活だった。体重は91キロから86キロまで減っていた。

 

入院した当初はとにかく腹痛がひどく、看護師さんが「痛かったら言ってくださいね」と優しく言ってくれたものの、言ったところで良くならんだろって思って我慢した。

そしたら少し仲良くなって会話できるようになった看護師さんから、痛かったら痛み止めを点滴に入れるよって教えてくれた。

看護師さーん。「痛かったら言ってください」だけじゃ、痛み止めを点滴に入れてくれるの伝わっていないよーって。小心者なので、内心泣きながら訴えてやった。聞こえてないけど。

そこからは痛み止めを1日に3回くらい投与してもらって、だいぶ楽になった。

 

医師から原因は言われず、「痩せてください」をほぼ毎日のように言われるだけ。

痩せるのはわかった。なぜ今回病気が再発したのかを聞いても、答えれない(わからない)ようだった。とにかく痩せろと。

 

そして12月13日退院。次の日から普通に仕事へ突入。年末もあって、年内休みなし…

 

 

上行結腸憩室炎3回目の再発。入院生活2回目。

 

2019年1月の中旬になってやっと満足に休めるようになってきた。

が、その後も月に2~3日の休みしかとれなかった。

そしたら起きますよね。

 

4月11日。朝方。「痛ってー」で起床。

その直後、痛み方と場所が過去2回と同じだったから、内心入院確定だと判断した。

しかし仕事があったので、痛みを我慢して出社。社長と打ち合わせしてても、痛くて顔が歪んでしまうほど。

 社長に、腹痛が再発したことを伝え、おそらく入院になることも話す。

現場に迷惑をかけたくなかったので、最低限度の仕事をこなす。そしていつもどおり外まわりもしながら、前回と同様に運転中に意識が飛びそうになる。

午後一で自走にて総合病院の救急外来を受診。今回は4ヶ月前に入院の歴があるから、わりかし早く診察してくれた。

そして「入院です」「家族を呼んでください」お決まりのセリフと痛み止めの点滴スタート。

造影検査の同意書に相変わらずビビりながら、ドヤ顔で「大丈夫です」と検査してもらう。

前回とは痛みの範囲が違い、明らかに広範囲になっていた。前回はへその右下だけだったのに、今回はへその辺りから右側全般に強い痛みを感じた。

 

また同じ医師が担当し、すぐに聞かれた「体重何キロ?」

入院してから仲良くなった看護師に聞いたら、60歳を越えていてこの総合病院の内科の中で一番怖い先生なんだと。

そうだよね。私にも痩せろと、ものすごいプレッシャーかけてくるんだもの。すぐに理解できた。

 

 そして痩せていない私は、また「痩せろ」のコールを退院まで何度も聞かされる羽目になったとさ。

 

今回は痛みの範囲が広い事から、前回と同じ場所だけど悪化しているようだ。

絶食期間が前回より長く11日くらい食べられなかった。入院期間は18日。

花見は病棟から見える、隣の小学校のグランドに咲いている桜たち。グランドでは小学生が走っている。グランドから病院の7階にある窓を見ると、44歳のおっさんが子どもたちを笑顔でニコニコ見ている。きもっ

 

今回同じ病室にいる方々は、高齢の方ばかり。その家族がお見舞いに来ると、44歳で179センチ86キロの私に驚く人が多くいた。振り返って私を見たり、二度見している人もいた。「どこが病気なの?」って声が聞こえた気がした。

 

前回の入院で学んだ、痛み止め。初日からガンガン看護師に投与をお願いした。本当に痛かったから。それでも痛みは引けず、そこで一番悪化しているのを実感した。痛み止め効かないじゃん!

 

結局上行結腸憩室炎の原因は、怖いおじいちゃん医師に聞いても何も教えてくれなかった。

2度目の入院を退院して約3ヶ月。再発に怯えながら、生活を大きく変えています。

私なりに現段階での原因を考察しました。

 

大きく3点です。

①太るほど、食事内容が油と糖質だけだった。

②今の会社で休日があまりに少なかった。毎日残業してたし。

③数年前の倒産した時の精神的な負担が今になって表れた。

今のところは、そんなところだと思っています。

だから食生活の見直しとダイエット、仕事をほどほどにしています。

 

また再発しないよう、気をつけます。

もし私と同じ診断をされた方、一緒に再発しない生活を頑張りましょう。

 

こちらも合わせて読んで頂くと、筆者がわかりやすいです。

 

pafa.hatenablog.com

 

 この時の精神的苦痛が、大腸憩室炎・穿孔の原因の一つだと思います。

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 上記企業していた際の後半で、対人恐怖症と診断されました。

pafa.hatenablog.com

 

 私はまた挑戦します。

pafa.hatenablog.com

 

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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