pafa’s 研究所

仕事上での悩みや人間関係、モチベーションの保ち方、社員教育等、職場での見識を深めるブログ

物覚えが悪い年上の同僚や部下に対する指導方法。

こんにちは、パファです。

 

このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験や実体験を元に記載しています。

どの方にも合うというわけではないですが、少しでも参考になれば幸いです。

 

 

今日は私が年上の部下に対して行ってきた行動です。偏った考え方が抜けない年上は、下手すると事故や大きなミスを犯す可能性があります。

そんな事を感じた方へ向けてお話しします。

 

 

年上は人生の先輩だが、失敗や失態を犯す危険があるなら早く気付かせよう

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一部の年上の方っていくら指摘しても、直す気が無いと思うほど努力しませんよね。

どこがダメで、なぜダメなのか、そのまま続けると起こり得るミスを伝えても、響かない。

あなたが指導する立場にあるなら教育したらいいのですが、同僚だとそんな時間もない。イライラがつのっていくだけ。

 

私も何度もそんな経験をしてきました。そこから得た対応方法です。

 

結論です。

以下の順番に沿って行動してみましょう。

①教える。

②注意する。

③他の同僚から、問題がある年上の行動を聞く。

③上司に相手の状態を報告する。

④文章で改善を促す。指導書の作成。⑦に至るまで継続する。

⑤改善が見込めない場合、上司と今後の方向性を決める。

⑥人事、または社長に報告。

⑦部署移動か、クビを通達してもらう。

 

それぞれ見ていきます。

①の教える、②の注意するはどこでも行っているので、割愛します。

どのくらいの期間教えて注意するのか、業種によっても変わってくると思うので、常識的に考えて限度だと思うまで伝えます。

何度教えても覚えないのは腹が立ちます。理解できます。しかし、そこで腹を立てても問題解決になりません。あくまで解決するのを目的としましょう。

 

注意したいのが、教える側がパワハラだと言われないようにします。現代はすぐにパワハラと言われる傾向にあるので、注意しましょう。感情的にならず、何がダメで、なぜダメで、どうしたらいいのかまで懇切丁寧に伝えます。

注意する場合も、受け取る側がハラスメントと受け取られない言い方を心がけます。

 

相手が笑って返答してくる際、あなたは一切笑ってはダメです。感情的にならず「正す」ことのみにします。

仕事以外の休憩中も話ししなくていいです。しっかり仕事するようにと態度で示すように、オーラを出しましょう。

 

③他の同僚から、問題がある年上の行動を聞く。

もしかしたらあなたの時だけ、相手が手を抜いているかもしれません。それを確かめるために、他の同僚にあなたがいない時の態度を聞きましょう。

注意するのは同僚と話しが合って相手を悪くいい、火が付いてグループで責めると「いじめ」です。いくら相手に原因があっても、いじめは絶対に取ってはならない行動です。

同僚と同調しても責めるのではなく、注意しましょう。

 

③上司に相手の状態を報告する。

同僚からも裏を取り、あなたがいてもいなくても変わらない行動を取っているのを報告します。

もし相手が重大なミスを犯し会社に被害が被った場合、事前に起こり得る事を報告していなかったと、あなたが責任を負う可能性があります。それを事前に会社へ報告していたら、あなたは咎められる事はありません。

それと上司に報告することで、もしかしたら相手に注意して改善するかもしれません。

淡い期待ですが、期待せず報告しましょう。

 

④文章で改善を促す。指導書の作成。⑦に至るまで継続する。

ここからは相手に文章で残す事になるので、ショックを受ける可能性が高いです。

ショックを受けるのは、それほど事態が悪いと認識していなかった相手が悪いのです。

だからあなたは改善するために指導書を作成してもらうよう、上司に相談してください。

指導書は日付、指導者、改善理由等と、相手のサイン押印があります。

検索するといくらでも出てくるので、参考にしてみてください。

 

もしかしたら相手があなたに怒ってくるかもしれません。上司にあなたが報告したのかと。もしそう詰め寄られた時のために、上司と事前に対応方法を決めておきましょう。

できる上司なら、責任をとると言ってくれると思いますが。

 

指導書の書かせるタイミングですが、ミスをしたなら毎日記載させてもいいと思います。そのミスが会社に被害を及ぼすのを防ぐために。

一方教えた事をやらない場合は、ある程度改善の日数が必要だと思います。毎日は書かせる事はできません。

 

そして指導書に相手のサイン押印をもらったら、コピーを相手に渡して原本を会社で保管しましょう。

 

⑤改善が見込めない場合、上司と今後の方向性を決める。

何枚指導書を書くことになっても改善が見込めない場合、2つ考えられます。

語弊を恐れず記載すると、何かしらの障害がある可能性があります。学習障害等。その可能性があるなら病院をすすめるのか、後はそういう人だと対応するのかは会社側の判断なので従いましょう。

 

他方、やる気がなく覚えようとしない場合です。こっちは明らかに処罰の対象にあると思うので、あなたが「異動させてほしい」とか「退職させてほしい」等とは言わないでください。あとから相手に詰め寄られて責任を負えますか?

あくまでその人がいると起こり得る損害について、上司に何度も伝えましょう。つまり言葉では言いませんが、何とか会社で責任をとってもらいます。

雇ったのが会社ですからね。

 

⑥人事、または社長に報告。

ここでもまだ改善が見込めない場合、これまでの全ての行動記録をまとめて人事か社長に報告します。

大概上司が事前に社長に報告していると思いますが、資料を持って公式に報告しましょう。

ここまでくると、社長が直接その相手と面談する等の時間が設けられます。社長と話しても改善が無いなら、あとできる手段はほとんど無いです。

 

⑦部署移動か、クビを通達してもらう。

社長との面談後も改善が無いなら、それも報告です。

ここまで来たらあとは上司か人事担当が、相手に通達するだけです。それを早く行動してもらうために、毎日の相手の行動を報告しましょう。

あなたの仕事が増えるかもしれませんが、相手がいなくなったら仕事がすっきりできるようになります。

それを目指しましょう。

 

 

注意してほしいことがあります。

一度気に入らない相手を移動か退職かにできたからといって、何度もあなたが気に入らない相手を追い込もうとしないでください。

会社全体から見て損益となる人の場合のみ、上記の行動を参考に実施してください。

でないと、あなたがわがままで嫌われます。2度目(人目)以降は、最悪あなたが追い込まれる恐れもあるのを理解してください。

客観的に見る目も養っていきましょう。

 

明日も頑張って仕事しましょう。

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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