こんにちは、パファです。
このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業やその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験や実体験を元に記載しています。
どの方にも合うというわけではないですが、参考になれば幸いです。
今回紹介するのは、20代の女性スタッフに相談された怒りをコントロールできない。という内容です。
実際彼女はルールに従っていない他人の行動をキレて反論する場面が多く見られ、自身でもキレるのは良くないと思いつつも抑えることができていませんでした。
そんな直したいと思っている方の参考になればいいです。
怒りは必要。しかしキレて行動に出さないように訓練しよう。
若いうちはエネルギーがあるので怒りで暴走してもまだ許される場面もありますが、年齢を重ねてから怒っている人には人は近づかない。
幼稚で知性がなく、自身をコントロールできない人だと烙印を押す。当然暴言や暴力の危険性もあるから近づきたくもない。
私がお伝えするのは短気な性格は簡単には変えれませんが、変えるという考え方ではありません。分かりやすく伝えると、短気な性格の他にコントロールできる性格を作ってしまうイメージです。
2面性を持って切り替えれば、怒りを抑えるよりも割と楽にできますよ。
怒りは感情の一つです。人は感情が無ければ気力ややる気も無くなり、行動しなくなります。つまり怒りを含めた感情は人には必要なんです。決して無くそうと思わないでください。
やる気まで無くなっていまいますよ。そして簡単に怒りを無くす事もできません。
抑えると反発するように、中途半端な抑えは怒りを爆発する恐れがでますから。
先ず過去を振り返って、あなたが怒りやすい状況を把握してください。
なぜならどの時点で怒りやすいのかを分からなければ、対策の仕様がありません。だからどんな時に怒っていたかちょっと思い出してみてください。
そして同時になぜ怒ったのか、原因も考えてください。
もう一つのコントロールできる性格を作った際に、キレるスイッチが入りそうな時点で切り替えるためです。
ここまでは普段怒っていない時に考えてみてください。面倒かもしれませんが、何度も何度も考えると何となくこんな時に怒りやすいと感じると思います。
もし何度考えても分からなければ次に進み、後からまた戻って考えてみるのも一つの手です。
怒る役。冷静な役。2面性を持つ。
繰り返しますが、感情は必要です。感情をコントロールするというよりも、怒る役と冷静な役と2人いるイメージを持つことから始めます。
もし怒ったら、怒っている自分(短気)にあなた(冷静)が話しかけてみてください。
こんな理不尽な事があったから、自分は怒っているんだね、と。理解を示してあげます。
人は話しをして共感されると「気持ちを理解してもらえた」と気持ちが落ち着いてきます。だから気持ちを共感するために理解した声をかけてあげましょう。
割とすぐ落ち着きますよ。
しかし怒っている状態で冷静に話しかける、という行動をとれるようになるまでしばらく時間がかかります。なぜならキレていますから。
だから事前にキレやすい場面や原因を探っておく必要があります。
そしてキレ度合いを数字で表すと分かりやすいです。10がマックスブチギレ状態で、1が引きつっている状態だとします。
今の怒りはどの数字なのか怒りの原因と照らし合わせると、あなたが何にキレているか本質に近づけます。
そして怒り原因を仮でもわかったら、キレた時に「これが不満なんだね」と一言付け加えると沈む事もあります。
ここまでできるようになるのも、1年以上は軽くかかると思います。それでも変えたいと願うならば、私は応援します。質問してください。
最初にも伝えましたが、若者はエネルギーにあふれています。一旦怒りモードになれば発散されるまでいつまでもイライラすることでしょう。私にもそんな時期があったから理解できます。
しかしいつまで怒っていても、解決しないと何にも考えてないのと一緒なんですよね。
だから怒るのも早々に冷静モードに切り替え、さっさと解決するために時間を使った方が利口です。
早く解決できたら、遊んで発散してもいいですし。とにかくいつまでも怒っているのは、何も良いことがないのを理解しましょ。
そして冷静な自分を取り込めたとしましょう。でも人は継続するには意識が必要です。
やっとできるようになっても習慣化するためには、そうなるまでずっと意識し続けなきゃならない。
そして何度やっても失敗してしまうのは、よくあると思います。そんな時はこちらを読んでみてください。
継続できれば必ずできるようになります。
先に話した私の部下の20代女性ですが、昇進しましたよ。
今でもキレる時は見られますが、それでも何とかしようと今日も努力しています。
しかし私の直接の所属から離れたので、少し心配ではありますが彼女なら大丈夫と信じています。
もしどうやっても怒ってしまう場合は、思考を一旦すべて止めましょう。そして再度向き合ってみてください。
思考を強制的に止める方法。
怒りをスルーできるようになったら、あなたはどんな人間になりたいですか。
何を望んでキレないようになりたいと思いましたか。
ぜひあなたの望む人生に歩んでください。
もし必要なら私もサポートさせていただきます。
絶対に良くなるとは言えませんが、何かのアドバイスはできるかもしれません。ご連絡ください。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。