pafa’s 研究所

仕事上での悩みや人間関係、モチベーションの保ち方、社員教育等、職場での見識を深めるブログ

ブラック企業で働いている人や、サービス残業が多い人。自分を大切にするために休み、会社を辞めましょう。

こんにちは、パファです。

 

 このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験や実体験を元に記載しています。

どの方にも合うというわけではないですが、少しでも参考になれば幸いです。

 

 

私も以前ブラック企業に勤めていた経験があり、その時の休みは月で1回か2回。でも自宅で仕事をしてたから、実質休みが無かった。もちろん毎日残業。それほどの量がありました。

必ず体調か精神か不調になるので、年齢は関係なく休む事、そして辞める事の方法をお伝えします。

 

 

休まず働くのは愚策、休んでいるからこそ仕事ははかどる。

f:id:pafa:20190805121954j:plain

毎日暑いですね。真夏日が続き、熱中症で亡くなっている方もいます。ご冥福をお祈りいたします。

ちゃんと休んでいても熱中症になります。休まず働くのは愚策です。心身を壊しに向かっているだけです。

 

要領が悪くて仕事が終えられない話しではなく、完全に物理的に時間内で終えれる量ではない方の話しになります。

 

ブラック企業にいる方。休まずに仕事をするとどうなるのか、多くの生活面に影響があります。私も同じような状況にあったので、本当によく分かります。

自分のキャパを越えると、まず気持ちが常に追われているような感覚になり落ち着かなくなります。

次から次に作業を終えても、次から次へ作業が待っているのでモチベーションが落ちます。

するとミスをします。それをカバーするために時間を使い、終わる時間がまた遅くなります。するとまたモチベーションが落ちて、さらにミスを誘発します。

食事の休憩も取れなくなり、パソコンに向かいながら食事も同時に済ませる。味なんてどうでもよくて腹が膨れればそれでいい。だから昨日の昼何を食べたかなんて覚えてない。同僚との会話もないけど、そんなものもどうでもくなる。

家に帰っても仕事の事が頭から離れず、明日また怒られるんじゃないかとびくびくする。

だから夕食も楽しくない。家族との会話も上の空。帰宅時間が遅いからテレビを見る時間はなく、次の日の仕事と怒られる事を考えるとすぐに布団に入るが寝れない。

休日も1日仕事のことしか考えなく、気分が優れない。家族からの問いかけは面倒だし、こっちの状況を理解してほしいとイライラする。

 

なんて事がありませんか。

私の実体験です。食事時間が遅いのと、寝る時間が少ないことと、ストレス発散がなかったので10キロは太りました。そして運動する時間もないし、する気持ちも起きなかった。

だから勉強して何か知識を得ようとか、学ぼうという考えにはならなかった。

そんな人は脱しないとダメです。私は辞めました。かなり引き止められましたが、半ば強引に辞めました。

居て良いことなんて何一つありません。

 

休むために乗り越える事

 

休めない理由にはいくつかあります。

・仕事量が多過ぎる。

・会社の雰囲気が帰宅できない。

・責任を大きく負わせ、部下の仕事も全て終わるまで帰宅できない。

・人が少なく、休んでいる暇が無い。

・仕事が終わらないと帰宅できない。

 

上記はあくまで一例ですがブラック企業によくある光景で、どの理由にしてもその会社は辞めた方がいいです。

辞めた方がいいですが、次の就職先が見つかるまでとか何ヶ月かは居ないとならない。

辞めるまでの間、その対応が必要となるわけです。

 

会社に仕事量を減らしてもらう交渉術、兼休日確保、兼退職、兼会社を追い詰める、まで持っていく方法。

一つずつ段階を踏みながら、会社がどこで手を打つか見ます。どこまでも譲歩しなければ、最終の退職まで話を持っていく覚悟を決めてください。

 

・同僚や先輩等仲の良い人と組む。

 一人で戦うよりも、複数人と協同する方が意見が通りやすいです。言いにくい事も言いやすくなります。ただし発案者が後々、会社から説明を求められやすいですが、そこは濁します。

 

・社長(もしくは責任者)に意見を言える上司に近づいて、相談する。

 先に責任者へ直接相談に行くのが前提です。その際、できれば録音していれば望ましいです。おそらく仕事量を減らす相談は受け付けてくれません。

その上でその責任者へ意見の言える人に、できれば複数人で相談に行きます。

 

・辞める事を前提に、仕事を適当に片付ける。

 これはある種伏線です。仕事ができなかった場合、どんな仕打ちをされるのかデータで残すためにあえてやります。過去にも多くの叱責があったと思いますが、それをデータで残していないと思います。だからあえて仕事ができなかった場合はどうなるのかを残しましょう。

 

サービス残業分も全て記載して残す。

 過去2年前までの残業分は支払う義務が会社はあります。だから過去2年前まで遡って、会社のタイムカードではなくて正確な時間の出退勤時刻を残してください。手書きでもいいです。自宅で仕事をした際も全て残して置いてください。

労働基準監督署(以下、労基)に相談にいってください。はっきり言いますが、労基に相談に行っても簡単に動きません。とても時間がかかりますし、やっと動いても大して仕事してくれません。だから期待するだけ無駄ですが、労基に相談に行くというプレッシャーは会社に大きく与える事はできます。だから相談に行ってしまいます。労基に行く前に会社に脅しをかけると、あなたが嫌がらせを受ける可能性が高くなります。

 

・精神科に行って、体調が優れない事や寝れない事等伝える。

 精神科にも色々な先生がいます。こちらの状態を伝えると、気持ちや環境も理解してくれます。そんな先生に出会う事が前提ですが、環境を良くしようと協力してくれる先生もいます。協力というのは、傷病手当をすすめてくれます。傷病手当は会社を休み、治療に専念でき、かつ保険で給料の3分の2が支払われます。この手当てを使うのも一つの手段です。傷病手当をもらいつつ追い込まれた精神を治療し、ある程度回復したら求職し、決まったら退職する。そのために親身になって相談に乗ってくれる精神科の先生を探しましょう。

 

・辞める段階になったら、これまで自分がやってきた事を伝える。

最初の段階から自分が対策してきたことを全て会社側に伝えます。

複数人で責任者へ仕事を減らす相談をしたが、断られた。

別の上司からも相談したが、改善ならなかった。

仕事ができない場合はこんな叱責があった。(証拠提出)

未払いの残業代がある。(証拠提出)

労基に報告している。

現在精神化を受診するほど追い詰められた。

 

会社から想定される反論

・あなたが仕事の効率が悪いから終わらないと、仕事量には正当性を言ってくる。

・相談だとは思わなかった。はっきり伝えてくれたら良かったのに。とはぐらかす。

・あなたを育てたいからきつい口調にはなったが、プレッシャーまでかけたつもりはない。

・(サービス残業の)それが全て適正な残業かの証拠が必要。それに正当性があるなら支払います。

・精神的な病はすべて会社の負担からなのかは不明。

 

ここで伝えたいのは必ず反論があるので、それを想定して対策しておくことです。

先に会社を退社した人がどのように退社をしたのか下調べすると、対策を立てやすいです。

 

ここまで来るのも大変ですが、自分がやる気、気力を無くし、睡眠不足、家族との不仲、ストレスによる過食(拒食)から脱するためです。

乗り越えるためには大きな負担がありますが、その先には清々しい人生が待っています。そしていつかは良い経験だったと振り返る事ができるまで回復します(私がそうです)。

 

これも自身の成長するための経験だと思って、一つずつ進めていってください。

自分を磨耗するのは止めましょう。

そしてブラック企業は従業員から声を上げないと、いつまでも会社は存続します。

そんな会社には居られないと、「NO」を突きつけましょう。

 

私にできる事があれば相談にのります。

連絡をください。

 

 

おすすめ記事です。

 

pafa.hatenablog.com

 

 

関連ブログです。

 

pafa.hatenablog.com

 

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 人気ブログランキングへ