pafa’s 研究所

仕事上での悩みや人間関係、モチベーションの保ち方、社員教育等、職場での見識を深めるブログ

環境に合わせた自分を演じる。又は成りたい立場を演じて自分を表現する

(最終更新日:令和2年10月30日)

 

こんにちは、パファです。

 

 

今日は昇進したかったり、成りたい職業があって努力している方向けです。

 

立場が人を育てるという言葉があります。

立場になったつもりで振舞うと、それがいずれ板に付きます。

 

なってからなるのではなく、なる前から演じる事をお勧めします。

理由は早く望む姿になれるからです。

 

解説します。

 

 

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過去の成功体験や失敗体験を基に今の自分は思考し行動する

 

冒頭もお伝えしたとおり、立場が自分を作るという現実があります。

人はその場、その環境に相応しい立ち居振る舞いをします。

 

例えば万年平社員ですと社員としての立場で物事を考えますし、社長になれば個人の事よりも会社の運営や全体について主に考えます。

 

育ち方も影響します。

過去に成功体験を持っていて、失敗しても構わずそこから立ち直せるという考え方の人。

一方過去に大きな失敗をして極度に叱られ、挑戦するのが怖い人。

すると前者は強い自信を持ち、後者はネガティブな思考が強くなる。

 

基本的には上記のような過去の体験に基づいて、今の自分の行動や思考は概ね決まります。

ではこのままであれば、失敗体験が多く成功体験が少ない場合、責任ある立場になれないのかと思われるかもしれません。

 

そうではないです。

現状でその立場になれないなら、仮想で演技で振舞えばいいんです。

 

分かりやすく言うと、俳優や女優が演技するように。

自分なりの望ましい人柄を創造して、それを忠実に実行する。

 

例えば両極端な話をします。

Aさんは医者に憧れたがなれず、その代わり人の為になれる人を目指し、職場でもプライベートでも困っている人を率先して助ける人を演じた。

Bさんは反社会的な人をカッコいいと思い、お金を騙し取ったりして演じた。

 

演じる前の本人としての元々の性格があります。

しかし周囲からはAさんは尊敬と感謝されるべき素晴らしい性格で、Bさんは逮捕されるべき性格の人だと判断します。

つまり元の性格は自分の振舞い方で被せられます。

 

自分がどんな性格の人間になりたいか、それを決めてその人間を演じる事に集中すると新しい自分が出来上がります。

もちろん良い人間にも悪い人間にも作れますから、モラルやルールは守りましょう。

 

 

主体的で本気になれる

 

別の人格を作って演じる事で例える素晴らしい有名人の方がいます。

矢沢永吉さんとローランドさんです。

 

・矢沢さん名言「俺はいいけどYAZAWAがなんて言うかな?」

俺 矢沢永吉

俺 矢沢永吉

  • 作者:矢沢永吉
  • 発売日: 2019/04/15
  • メディア: 単行本
 

 

・ローランドさんの著書「俺か、俺以外か。ローランドと言う生き方」

 

お二方とも素の自分ではなく、矢沢永吉とローランドを徹底して演じています。

 

僕の話をします。

 

素の僕だと過去に対人恐怖症やうつ病を患った事と元々の内気な性格で、人と関わるのは極力避けたいです。

孤独、孤立は僕にとって望ましい状態です。

 

しかし一方で僕は中小企業で管理職に就いています。

過去に社長も経験した事があります。

 

人と関わるのが苦手な人が、人の上に立つ仕事を素の状態では出来ません。

管理職としての性格を演じないと叱ったり意図的に無視したり、大勢の前でプレゼンしたり講演したり、大人の喧嘩をしたり。

管理職を演じないと仕事が成り立ちません。

 

理由① どんな役でも自分で作られる

 

突然ですが、あなたはどんな人になりたいですか?

一流経営者、芸能人、インフルエンサー、芸術家等。

そして性格は自分だけに厳しいのか、他人にも厳しいのか。

 

自分が理想とする人物像を最初に創り上げます。

もしイメージしても、うまくいかない場合は実存する人を真似ても良いと思います

例えば元プロ野球選手のイチローさんや、村上春樹さん、孫正義さん等。

 

自分がなりたいと思う人を徹底的に調べて、同じ様に振舞います。

つまり理想とする人の人生や生き方に寄せていくと、誰にでも近づく事が出来ます。

 

理由② 芯が出来るから心が安定する

 

もし理想とする人物を真似るなら、真似る事に集中すると頼れるモノサシが出来ます。すると判断や決断の精神的負担が楽になります。

 

例えば仕事で数千万円の仕事をするかしないか判断しないとならない。

素の自分であれば、失敗して責任を負う事を考えると決断に戸惑いが出ます。

 

しかし例えば自分が矢沢永吉さんを目指すなら、矢沢さんであればどう判断するか。

金額や挑戦に脅えるのか、それとも金額も挑戦等何にも一切恐れないのか。

僕がイメージする矢沢さんなら後者だと思います。

 

すると挑戦するにあたり、矢沢さんならそう決断すると思えるだけで勇気が沸きます。

尊敬する矢沢さんも同じ行動を取る、選択する。

そう思えるだけで、自信が沸きます。

あなたが成りたい人物で、尊敬しているからなお更です。

その人に近づけるなら、多少怖くても挑めるはずです。

 

理由③ 役を演じる事だけに集中出来る

 

さきほどの例えを続けます。

数千万円の仕事をするかしないかで迷い、矢沢さんになりきって仕事をすると決めた。

しかし人ですから、やはり失敗した時の恐怖はあるでしょう。

 

その時は矢沢さんになり切る事に集中しましょう。

どんな場面でも矢沢さんです。

例え失敗しても、怒られても、人に迷惑をかけても。

 

ただし偉そうにしたらダメです。

あなたの中では演じていますが、他人からみたらあなたです。

いきなり権威ある発言や上目線の発言をしたら、嫌われます。

あくまで自分の中で軸となる人という位置付けです。

 

 

自分を守れる

 

演じきる上でもう一つ望ましい事があります。

自分が失敗しても、それはその人格で失敗したと思える事です。

そこまで感情的にならずに済みます。

 

例えば僕の話しです。

僕は僕のイメージする管理職像があります。

おおまかにですが。

 

僕がイメージする望ましい管理者像は失敗しても落ち込み悩み続けません。

落ち込んだり悩むより、理想の管理職になるための過程だと思えます。

今回は試練で、失敗から学ぶためのものだった。

 

という考え方になれます。

 

もしこれが素の自分であれば失敗した事、人に迷惑をかけた事、怒られた事でとても落ち込むでしょう。

だから理想とする管理職像であれば、ここでどういう行動をするのが望ましいのかと軸を行動する基準に出来ます。

 

するとそこまで大きく精神的に落ち込む事はなくなります。

ぜひ成りたい自分を想像して望む未来を手に入れてください。

 

終わります。

 

今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

あなたの明日は今日よりも苦難が減り、より多くのチャンスと幸福に恵まれた1日になるように。

また明日。

 

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